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トーンホールを塞いで音が変わる仕組みは大体わかるのですが、頭部管のみで吹いた時に音が変わる仕組みがいまいち分かりません。(手の平で塞いだり開けたりしたら音が変わりますよね)
同じ仕組みで音が変わっているのでしょうか?

わかりにくい質問ですみません。
もし分かる方がいらっしゃったら回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

不思議ですよね。

わかります。
リコーダーを分解して吹いてピーピー言っているところを手で覆うように開いている面積を縮めていってみてください。これがヒントです。

要するに楽器全体が響いた結果の音が出ているというわけです。
エレキギターをそのまま弾くとうるさくないのに大して、フォークギターは夜中に鳴らすと間違いなく苦情が出るほどの音になるというのも同じ理屈です。
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この回答へのお礼

わかりやすい例えを出していただきありがとうございます。
フォークギターは中が空洞でよく響きますものね!なるほどです!

お礼日時:2009/06/27 00:21

リコーダーの頭部管の下側を手で塞ぐと音程が変化する理由は、トーンホールの開閉の場合とは根本的に異なります。



リコーダ等の管楽器が一定の音程を出しているとき、管内では空気の粗密による定常波が発生しています。この定常波の粗密の変化が最も激しいところを腹、変化が殆どないところを節といいます。
リコーダの場合、通常は発音部(カンナの様な部分)と始めに開いているトーンホールが腹となり定常波が発生します。この2つの腹の間隔(間に1つ節が発生します)が、音の波長、ひいては音程を決定します。

詳しくは省きますが、トーンホールを開閉する場合、この「始めに開いているトーンホール」を変化させることによって音程を変化させています。

頭部管のみで下側を塞いだ場合、塞いだところが節となり、理論上は約倍の波長を持つ別の定常波が発生しています。これは通常のリコーダの振動が開管(振動)よばれるのに対し、閉管(振動)とよばれるものです。
音程としては、大体オクターブ下となり、音色も大分異なります。
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この回答へのお礼

とても詳しい回答をしていただきありがとうございました。
おかげ様でモヤモヤが晴れました!

今まで、音が鳴る仕組みなんて考えていなかったのですが、いろいろ調べてみると興味深くて面白いものですね!他の楽器もどのようになっているか是非調べてみようと思いました。

お礼日時:2009/06/27 00:30

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