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先日、かねてより欲しかったカルティエのミニパンテールのベゼルダイヤを大手質屋で購入しました。購入時には保証書は付属していませんでした。質屋の方のお話では保証書がなくても本物であればアフターサービスは問題なく受けられるということでしたので特に保証書の有無は気にならなかったのです。
しかし(知らなかったのですが)、「アフターダイヤ」という商品があるそうで、アフターダイヤの時計の場合カルティエではアフターサービスを受けることができないそうです。
そこでカルティエに詳しい方に教えて頂きたいのですが、シリアルナンバーから、アフターダイヤか純正なのかの区別はできないのでしょうか。カルティエにオーバーホール等に出してみて確認するしかないのでしょうか。無知で申し訳ありませんが、ご教示頂けますと助かります。どうぞよろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

こんばんは。


少しでもお力になれれば幸いです。
母から手巻きのヴィンテージ時計を譲られて以降、一定の間隔でカスタマーサービスにメンテナンスを依頼しております。
また、自身でロンドンに赴きヴィンテージ品を購入した経験もあります。
質問者様の時計は比較的最近のモデルなのでしょうか。

>保証書がなくても本物であればアフターサービスは問題なく受けられるということでしたので特に保証書の有無は気にならなかったのです。

はい、カルティエ製である以上は、例えルクルトのムーブメントを搭載していようが、18金のパーツが使用されていようが、確実にメンテナンスをしてくれるサービスを有償で享受できます。
保証書の類はあったほうがより迅速に受付してもらえるという程度問題かと思われます。
もちろんあるにこしたことはないのでしょうけれども。

>シリアルナンバーから、アフターダイヤか純正なのかの区別はできないのでしょうか。カルティエにオーバーホール等に出してみて確認するしかないのでしょうか。

おっしゃる通り、製造シリアルナンバーからオリジナルの型を断定することは可能かと思われます。
ただし、製造年月日に関しては、必ずしもロレックスほどに厳密に判別しにくいようではあるのですが。

またカルティエの最新モデルではないヴィンテージ物ですと、今のような精密機器を用いたダイヤ・セッティングのような乱れのない緻密な美しさとは趣を異にしていたり、幾分荒めの手作業によるセッティングのように感じられる物もなくはないのです(私物、笑)。
まあ、それがその時計の「あたたかみ」「味」といってしまえばそれまでかもしれませんが、とにかく肝心なのはオリジナルの純正ダイヤつきデザインであるかどうかということです。
この場合は例えダイヤの一粒が欠けたとしても、時間をかけて一番適切な物を探して有償修理してもらうのに何の障害もありませんが、仮にカルティエ製品をカルティエ社以外で加工してしまった場合においては、その後のメンテナンス・サービスをいかほど受けることができるかどうかは定かではありませんし、直談判の世界かもしれません。
これはエルメスのメンテナンス・サービスなどと同様の論理ではないでしょうか。

特にカルティエの製品は、素人では真贋をなかなかにつけ難いものであると聞いております。
クリアーなフェイスの素材でさえも微妙に時代やモデルによって異なっているくらいです。
傷の付き方も当然違ってきますしね。

今回のケースは新品でない、保証書が付帯しない、という以上、やはり一度カルティエに持ち込んでみたほうが質問者様がよりご納得いただけるのではないでしょうか。
(購入店の信用度も考慮なさったうえで)

持ち込んでオーバーホールを依頼すると2~4万前後かと思いますが、これも時計の種類によって異なってくるようです。
一度お買い求めになったお店にてムーブメントがどの程度の状態なのかをあらためて確認なさった上で、ピカピカにメンテがいきとどいていない状態であるのなら、「安心料のつもり」でお出しになってもよろしいかもしれませんね。
ラウンドよりスクエアに近い形の方が若干防水性に劣るのはご存じでしたか。
もしくは女性の小ぶりなジュエリー・ウオッチなら手巻きかクオーツでしょうから、クオーツの「電池交換」ですと数千円で済む話でしょう。

そして持ち込んだ際にあらためてカルティエにて顧客管理登録をなさったら、より愛着がわくのではないでしょうか♪
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この回答へのお礼

とてもご丁寧なご回答を頂きありがとうございました。
手巻きのヴィンテージ時計をお持ちなのですね!素敵!
私が所有しているパンテールはクォーツですので、手巻きという本格的な機械時計をお持ちでいらっしゃることはとても羨ましいです。
製造番号やダイヤのセッティング等、とても勉強になりました。ありがとうございます。
中古ですが、こつこつ貯金して購入した時計ですのでこれから私もきちんとメンテナンスをして一生大切にしていきたいと考えていたところ今回のような質問をさせて頂きました。
本日、オーバーホールを受け付けて頂けて、シリアルナンバーで顧客登録もして頂けました。とても安心しました。ありがとうございました。
時計は1つしか持っていませんがまた色々と教えて頂けると嬉しいです。手巻きのお時計素敵ですね!しかもお母様からのプレゼントとあっては本当に一生ものですね!大切になさって下さい。

お礼日時:2009/06/18 12:51

mimippe様、お礼を拝見致しました。



多少の一時的な出費とはいえ、結局はmimippe様の一抹のご不安、そして愛しのミニ・パンテールのムーブメントの双方にとりまして、綺麗こざっぱりな結果となったわけですから、これがやはりベスト・チョイスだったのでしょう。
それにしても本当に良かったですね!

>中古ですが、こつこつ貯金して購入した時計ですのでこれから私もきちんとメンテナンスをして一生大切にしていきたいと考えていた
>時計は1つしか持っていませんが

中古とはいえ、さぞかし高価だったことでしょう。 
とても素晴らしいし素敵なことだとわたくしは思います。
高額なブランド品との付き合い方って十人十色だと思うのですが、このたびのミニ・パンテールはやはり「mimippe様とのご縁」があって、だからこそそちらのシリアルナンバーを手中になさったのでしょうね。
華奢なデザインながらしっかりとした重みが感じられる愛くるしい逸品ではないかとmimippe様を羨ましく思います。

それにいまどき時計一本を丁寧に慈しんで愛用するなんて、超格好良いですよね。
ついつい18金ソリッド・ブレスの次はWG、そしてボーイズの自動巻き…なんて目映りしてしまうのが女心というものではないでしょうか。
まあ、それも今後のステップ・アップとモチベーションの双方を高める相乗効果を生み出すのであるならば、種類を増やしていく立派な口実になりますよね。

カルティエのジュエリー・タイプのアンティーク物はなかなか希少かつ桁違いに高価ですし、メンテナンスや着用にもかなり気を使います。
100年ほど前のものなど本当に華奢でエレガントな芸術品が多いですし、ミル打ちの手仕上げも非常に細やかです。
上を見たらそれこそキリがない世界なのかもしれません。

またヴィンテージ物に関して言えば、カルティエお得意の「騙し文字」が無いものや、swiss製でなくparis製のもの、復刻版のもの、コラボものなどマイナーな差異が結構あります。

革ベルトについては時計の種類によってオーダー出来る素材と色が限られており、クロコなどはエルメスやモラビトと色味を合わせてみると、ボルドーや濃紺などどれも酷似した色味ばかりです。
やはりフランスで彼等がシックと感じる色にはある程度共通した研ぎ澄まされた感覚があるのでしょう。

元々「時計=ラウンド型」といった常識を覆してレクタンギュラー型やトノー型(樽のような形の曲線のデザイン)のモデルを独自のブランド哲学により進んで発表してきた経緯からして、なかなか面白いブランドだと思いますけどね。

mimippe様のミニ・パンテールも本当に一生ものなのですから、どうか大切になさって下さいね。
こちらこそあたたかいお言葉をどうもありがとうございました♪
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こんばんは



カルティエなどの場合、国や地域で販売されているものが違いますので
もしかするとカルティエショップの方でも
判断はつきかねると思います
なので一番間違いがないのはメンテナンスのほうで見てもらうことですね

ご参考までに
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この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございました。とても勉強になりました。
本日カルティエにて、お磨きも含めてコンプリートサービスに出しましたところ受け付けてもらえ、顧客のデータ登録もして頂けました。
ありがとうございました!

お礼日時:2009/06/18 12:54

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