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現在ベース始めて練習一回目を終えた者です。
ベースアンプを持っていないので今のところスタジオで練習しています。
持っているギターアンプでも音は出せるはずですが、やはり本当の音を最初に知っておきたいというのがあります。

ここで質問させていただきたいのが、ベースの音作りについてです。
最初に断らせていただきたいのが、ベーシスト的な音作りとエンジニア的なベースの音作りは違う(はず)ということです。
今回お尋ねしたいのはベーシスト的な音作りなのですが、一応エンジニア的な、あるいはPA的な音作りも知っている方のみご回答お願いします。

スタジオで使用したヘッドはhttp://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …です。

これにはグライコがついていますが、これについてちとお尋ねしたいと思います。
まず…

■60Hz以下
基本的に楽曲中ではパートやピッチ感の曖昧な「もわっ」とした帯域をつかさどる音になると思います。
これはバンド演奏・ベーシスト的音作りではカットするべきところなのでしょうか?

■4kHz以上
基本的にアタックを司る帯域になると思います。
シンセ等のベース音源では結構このあたりを上げることもありましたが、実際のベースではそのままでも結構アタックが出ている印象を受けました。
しかし実際にバンド演奏するとまた変わってくるのかもしれません…
このあたりに関する感覚論を教えていただけたらなと思います。

■ハイパス・ローパス
が搭載されていますが、これに関しても使うタイミングが個人的には読めませんでした。

私から挙げさせていただいたのは上記3つですが、それ以外にもEQとベースの音作りをエンジニアの音とベーシストの音の違いなどについても振れながらアドバイスいただければ幸いです。
また、「ギターでいい音といえば…」というのはだれでもなんとなく想像できると思いますが、やはりベースというとベーシスト以外にはイマイチピンと来ないものじゃないかと思います。
このあたりについても何かよい勉強方法等ありましたらお願いします。

A 回答 (2件)

ううぅぅん…(^^ゞ


これは、飛びついてきてくれるベーシストの方も結構居られるかもしれんですが、ベース弾きの私的には、正直言って
・使用ベースの種類(というかベース本体の音の傾向)
・アンサンブルする曲の曲調と楽器編成
・実を言うと、その前にこのアンプに繋ぐキャビネットの音
・これは言い過ぎだとは思うけど(^^ゞ、そのアンプ鳴らす場所
によって、その場で音聞きながら決める話なので、一概には言えないですねぇ(^^ゞ

まぁ先に言えば、ベース弾きと技術屋の違いの最たる所は、上の3番目の「キャビネットの音」と4番目の「場所の音」の概念だと思います。

リアルベース弾きにとっては、この2つはもう永遠の命題で、全く同じ楽器とアンプで、他のありとあらゆる設定も条件も皆同じでも、部屋なりステージなりの「どの場所にアンプを置くか」で、相当に音が変わる事はしょっちゅうです。もちろんそういう事があったら、その度にEQなりを調整し直す事もしょっちゅうです。
でも、音響技術屋的には、ラインで録るかマイク据えてもキャビにオンマイクですから、実のところアンプの置き場所なんざぁどうでもよいです。

で、キャビネットの音も、種類が違えばもちろん、同じ種類でも結構個体差があるので、リアルベース弾きは結構その都度の音作りをしなきゃならんのですが、特にライン録りなら音響技術屋はそんなもん知った事ではないです(^^ゞ

音響屋にとっては、ライン録りなら客席向けなりレコーダーに入る音なりは「もうこっちに任せとけっ!」だし、それでいいんですけど、リアルベース弾きにとっては、アンプ音って周りのメンバーが(特に上手いメンバーであればあるほど)結構ちゃんと聞いてるし意外と頼りにしてるので、ベースが今何やってるか…というのが周りのプレイヤーにちゃんと伝わる音にする…という点では、かなり気を使うもんなんです。

たいていの、ある程度現場経験のあるベース弾きなら、客席の音や録音の音は、最初ッから「技術屋に任せるしかないもの」だということは百も承知です。D.I.からPA卓や録音機器に送るラインまではともかくも、マイク録りしないアンプに対しては、自分がどれだけアンプの音を「自分好み」にしようが、物理的に客席音や録音にはほとんど何も影響が無いのは知っています。
(たいていのバンドでは、ベース屋が最も音響機器に詳しいです(^^ゞ)
でも、それでも現場でアンプ音に悩むベース弾きは、結局はバンドメンバーに対しての悩みですね。

その点では、アンプのマイク録りが主体のギター屋とは、完全に考え方も感覚も違います。

それを踏まえてですが…
>■60Hz以下
まず、この帯域が出すぎて、特にドラムセットなどを共振させてビビらせてるような時には押さえます(ライブ現場の場合)。
また、さきの「置き位置問題」そのものですが、ステージやスタジオの側背面壁で妙に共振して変な部屋なりの原因になる事もあり、そういう時も押さえます。
それ以外では、もうその場の音色次第です。
低域が勝ちすぎてモワモワ感が出る原因になっていれば押さえる事もありますが、こーれはちょいとベースの癖もあるし、何より奏法によっても随分と変わってくるので、一概には言えないですねぇ。

逆に、PAの立場では、この重低音が勝ちすぎて他の低音楽器の輪郭をぶちこわしたり、屋内会場だと「部屋鳴り」を起こしたり、この低音のせいでスピーカの出音が飽和して音色に悪影響が出たりすることも多いので、そういう時はガッツリ切り捨てます(^^ゞ

>■4kHz以上
この帯域こそ、キャビネットの癖と奏法次第で、逆にベース本体側だけでも「自由に出したり引っ込めたり」ができませんと、リアルベース弾きは務まりません(^^ゞ
アタック感も、奏法によってこの帯域で出る場合も、もっと低い所で出る場合もありますから、ほんともう「それぞれ」です。

PAでは、全体の中でベースが沈み気味で「ちょっとマズイかな」という判断が有れば、2~6KHzをいじって「エッジ感」を演出する事はあります。

>■ハイパス・ローパス
これは、この機種のある種「独特の」コントロールなので、これを使うか使わないかは、ほとんどの場合は「奏法次第」です。
スラップ奏法を多用する人だったら、ハイパス・ローバスをかなり強調気味にして、独特のサウンドをメイクする人も多いです。
逆に、指弾きでオーソドックスなウッディな音を狙う人なら、基本はフラットでしょう(というか、そういう人は他に選択肢が有れば、このアンプは使わないと思う)。

私のようなピック屋だと、場所があまりにも低音を吸う環境だった場合に、他のメンバーに低域を聞かせたい必然があったらローパスをちょいと上げるかもしけません。
また、高域の通りが悪くて、さりとてEQの8KHzの調整では音色に影響が出すぎてあまり上げられない時には、ハイパス(この機種では10KHz以上のコントロールです)でカバーするかもしれません。
でも、たいていはハイ/ローよりはEQで概ねの音は作って、あくまでも補完的に使う感じでしょうね。

勉強法…っても、なまじリアルベース弾きだと、ベース弾かない人の勉強法ってよくわかんないのが本音ですが…やっぱ、いろいろな「リアルベースの入った曲」を腹一杯聞いて貰う事に尽きるんじゃないかな…としか言えないですねぇ(^^ゞ
打ち込み作品のベースでは、いくら聞いても本質に迫れない…と思うのは、私がベース弾き故の偏見かもしれませんが(^^ゞ、でも個人的な本音でもあります。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
やはりというか、一概に言い切れない部分が大きいんですね。

そして独自のサウンドメイク…

私のイメージしていたベースの音というのがいかに指弾きよりだったんだなってのを実感しています。
ギターの経験からか指がある程度動く状態に鍛えられているので、ギターを始めたときよりは楽なので、どんどん練習していきたいと思います。
ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2009/07/03 21:53

学生自体にサークル内PA担当だったギタリストです。



>エンジニアの音とベーシストの音の違い
もっとレベルの低い話として、これはギタリストにも言えるのですが
「単体でいい音」と「バンドの中でいい音」というのは違うわけで、
PAからすると、「単体でいい音」は知ったことか!という部分はあると思います。

あと、
>■60Hz以下
PAしてても、バンドによっては(デス系など)輪郭を捨ててもその音域をほしがるというところもあるので、一概に削るといいとは言えないかなと。
(とはいえ、そういうバンドはもとから低音出してくるのでブーストするということはあまりないですが)

>シンセ等のベース音源では
ベース音源は、「イコライジングされた音」をサンプリングしてるんじゃないかと思います。(イコライジングしないと使えない音だと音源としては面倒なわけで)
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