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最近ループセレクターを探しているのですが、

皆さん合言葉のように”音痩せ”という言葉を使っているのが気になるのは私だけでしょうか?

BOSS の LS-2 (というかBOSSのエフェクター全般など)のレビューなどを見ても、
なんかほとんど音痩せ音痩せって書いてあって、何のためのエフェクターなのか疑問符が浮かびます。

確かに音痩せはあるのだろうけど、音痩せ自体一言で完結するものではないですよね?
私には自称中級者レベルがようやく音質について「直結とエフェクター噛ませて音が違うなっていうのがわかる」
というアピールに見えるんです、、、

皆さんどう思いますか???

A 回答 (4件)

ギター歴約30年です。

PAからレコーディング(プロレベル)、楽器屋、スタジオなど音楽に関するいろいろなことをやってきたものです。

ご回答の皆さんがおっしゃっていることに私も同意見です。ですので、ちょっと違う切り口をします。

・エフェクターを使うと音痩せする。

これは事実です。しかし、質問者さんのご覧になったレビューはどのレベルの方が書いたものでしょうか?それを自称中級者が~というところで説明しているとおりですね?
僕も正直、これらのレビューには参考にならない意見が非常多いと思います。実際本当のレビューになっているのは極ひと握りの意見だけで本質を見極められていない一般的意見が多いのが事実です。

LS-2に関して言うならば、僕は発売当時から使用しており、未だ手放せません(10年以上になりますかね...)。確かに音やせは感じます。しかし、質問者の方が必要とされているのは(たぶん)エフェクターの切り替えの手間を省く、という意味でループセレクターをお探しなのではないでしょうか?

だからこそ言いますが、その機材を十分に扱えずに自分の音を安易に作れない場合に人は何かにつけ言い訳をするものです。「音痩せ」というのは事実に基づいたただの言い訳に過ぎません。「知っていることが正義」みたいな風潮がことウェブなどではまかり通ってしまうのです。

よくアマチュアが犯しやすいことは、自宅でのセッティングをそのままライブに持ち込むことです。「家でヘッドホンではいい音してたのに」といってスタジオではハウりまくっていたり、CDと合わせて練習するのはいいのですが、バンドにとけ込まない音を作ってスタジオのアンプに向かって「このアンプへたっている」とか文句言ってみたり...という場面はどこでも見るものです。

ちなみにアマチュアのライブやセミプロレベルの対バンなどでも僕の足下見てよく聞かれます。それは、どんな人より僕が自分の音(通る音)を持っているからです。だいたいの人はLS-2が入っていることで驚きます。「音痩せありませんか?」と聞かれても、「僕の音聞いたでしょ?」でみんな納得します。そのあと「どうやって音作るんですか?」という質問攻めにあいます。

また、Liveの場合はPAの音を考慮して音を作ります。僕はどんなアンプでも自分の音を出せる自信ありますし、実際にへたっていると対バンの友人が文句を言っていた同じアンプで同じライブをこなしたとき相当ショックを受けていました。

要は、プロギタリストがよく言うところの「自分の音」を持っているかどうかが鍵なんです。

さて話をルーパーに戻します。一応、ブラッドショーからPatch mate、コンパクトなラインセレクターや自作セレクターなどをいろいろと使ってきましたが、アンプ直に比べると音痩せはします。しかしそれを含めた上での音作りができればなんてことはありません。音痩せしてもその補正はできます。僕はどちらかというとエフェクターで音を作るタイプです。このときにはLS-2の出番でもあります。実際にはルーパーとして使用していません。ボリュームセレクターとして使用しています。しかし繋ぎっぱなしですので、音やせはありますが、ボリュームセレクター(ソロとバッキングの音量切り替え)としての使用が、それを聴者には感じさません。
これはBOSSのエフェクターである電子スイッチの方が切り替えが滑らかなため好んで使用しています。他にもトゥルーバイパス式や機械式も試しましたが、トゥルーバイパス式は「ボツッ」と踏んだときのスイッチングノイズがだめ、機械式にはボリュームの設定ができるものは当時ありません(切り替えだけならありました)。

と、言うようにその機材をどう自分流に使うかで、その価値が決まってしまうわけです。だからご自身の用途に合わせて必要なものを選ぶ場合にそのリスクを背負って、それを上回る自分の音を見つけた方がいいと思います。
特にルーパーは、ディストーションやEQなどと違って直接音質をいじるエフェクターではないので、音質劣化が少ないとか、踏みやすいなどを考慮して、各ループにボリュームバランスが必要ならLS-2、ループの切り替えだけならスイッチャーという手もあります。

機材を選ぶ場合、「一般評価がいいか、悪いか」ではなく、「自分がやりたいことに応えてくれるものかどうか」が一番の視点だと思います。

長くなりましたが、ご参考ください。
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電子回路屋の意見です。


エフェクタをつないだら音がやせるというのは当たり前です。エフェクタとはそういうものです。
もちろんさまざまなギターとエフェクタ、アンプ、これら多数の製品から一つぐらいは良いコンビネーションがあるかもしれませんが、、、
なんにせよどちらかの犠牲は必要と言うことです。どうしても両方手に入れたい場合は自作エフェクタという方法があります。音が太い&エフェクトもかかります。良いことだらけです。電子工作に手を出したいという人にはおすすめです。

参考URL:http://rm.weblogs.jp/jisaku/
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この回答へのお礼

そうですね。前々から興味はあったので挑戦してみようと思います!

お礼日時:2009/08/26 13:10

素人バンド相手の素人PA屋をよくやってる、自分自身はベース屋な者(中年)です。



少なくとも、中年アマバンのギタリストでは、その手の「エフェクターの音痩せ」とか「ケーブルの種類による音痩せ」で、うんたらうんたらとウンチク語る奴は多いので(なお、そういうタイプの多くは、自称「上級者の下~中級者の上」って感じになりますが…(^^ゞ)、ウザイこともありますけども(^^ゞ

私に言わせれば(かなり辛口(^^ゞ)、そういうことでごちゃごちゃ(ただし、ライブ目線で…レコーディングならこの限りにあらず)言う人は、所詮はギタリストとしては中級者です。
確かに、自分のギターと相性の良い「良いアンプ」に、アンプ直で繋いだ時の『音の鮮度』が最高で、エフェクトは使いたいけどアンプ直の鮮度にも拘りたい…という感覚は、これはベースでも有ることなので、私としてもよくわかるんですが、PA屋の立場では、いくらトゥルーバイパスでもギター~アンプ間に何か噛ませりゃ絶対に音は変わるので、単体のエフェクタでの音痩せ云々より、自分として必要なサウンドを出すには「何を取って何を犠牲にするか」という優先度で悩んで欲しいんだけどな…と、拘りギタリストのダラダラしたサウンドチェックに付き合わされて、あきれて思う事はよくありますね(^^ゞ

その点では、上級者は「その日のその現場の機材構成で、ある音を出そうとしたら、何を犠牲にせざるを得ないか」ということは、非常によくわきまえたサウンドメイクをされます。
極論ですが、その日はアンプ直の音を絶対に出したいなら、他のエフェクトはもう使うのをやめる…くらいの決断を、現場で素早くあっさりやってしまって、あとは「練習ではエフェクト使う所のフレーズは、今日はどんな音で我慢するか…」と、心はもう次の段階に行ってます。
そういう人は、実際に腕ももの凄く上手いですね。

もちろん、「今回は、どうしてもこのエフェクトを通した音は必要なんだよな…」という決断があった場合は、逆にどれほど音が痩せようが、必要なエフェクトはセットして、確かに「音痩せ最小のセッティングを探す」ということも念頭に置かれますが、「痩せたなりにどう弾くか」と、やはり心は次の段階にすぐ切り替わるのが上級者ですね。

ただ、上級者の場合でも、もちろんアンプ直に近い鮮度の高い音が欲しい…という素朴な欲求は、これはあってもしかるべしなわけで、そのためループセレクタに拘る人自体は多いです。その点では、確かに私の身の回りの上級者でも、LS-2はあんまり使いたがらない人は居てますね。確かに私も、LS-2は音が丸まって鮮度がかなり落ちるセレクターだなとは、聞いてて思うので。
しかし、上級者でも…というか、上級者だからこそ、LS-2を使いこなしている人も多いです。妙な言い方ですが、LS-2は内部バッファ回路が確かに音が丸まりがちだけど、出力は「電気的な余裕が大きい」という特徴があり、ある種のエフェクターの前に使うと、そのエフェクターの「音乗り」がすごく良くなる…という組み合わせもあったりします。
なので、そういう知識が豊富な上級者では、「単純なスイッチボックス構造」、「音痩せの少ない目のループセレクタ」等々と、LS-2を適材適所で使い分けられている例も多いですね。

でもね、少なくともアマチュアレベルのライブ会場でしたらね、いくらギタリストが音に凝っても、結局はそれを拾うマイクとPA屋の腕(と機材)で、客席向けの音はほとんど決まってしまうんです。
上級者は、そういうことを非常に良く知っており、なので「ステージではこれ以上凝っても無駄。後はPAさんに頼むしかない」という決断が早いですし、そういう人は逆にアンプでは『PA屋が調整しやすい(余地の残った)音』として、PA屋に「ここではこんな感じのギター狙ってんでヨロシク」と、それもわかりやすく簡潔な打ち合わせの方に力点を置かれます。

ステージ上で、ダラダラ時間掛けて、マイク通したら簡単に覆ってしまうような些細な音色に拘るのは中級者で、そういう人は『自分のエフェクトセットは練りに練ったこれなのだから、これで自分の出したい音が出ないのおかしい』と硬直した考え方の場合が多い。そういう人にとっては、自分の思い通りの音が出ないエフェクタは、すべて「悪いエフェクタ」なわけです。
ま、気持ちはわからんでも無いですが、そういう人の中には「PA通したらどうしようもなくなる様なグダグダな音」作って、自己陶酔しながら演奏する人が結構多いので、PA屋としてはめちゃくちゃ緊張しますけどね(^^ゞ また、そういう人に限って、PA屋に偉そうにするしね(^^ゞ

そういう意味で、(相手は赤の他人ですが)レビューを見ていると、その人の実力の程が手に取る様にわかって面白い事もありますねぇ(^^ゞ

全然回答になってませんが(^^ゞ まぁ御参考までに。
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この回答へのお礼

このような独り言にお付き合いいただいてありがとうございます。

自分自身は決してギター暦が長いわけでも、プレイヤーとしてもスキルが高いわけではないのですが、どうしても”音痩せ”という言葉に引っかかることがありまして…

仮に、他人の音を聞いてもトータルで「ギターの音ショボイな」と思うことはあっても、「~のエフェクターの音痩せで音が…」とピンポイントに言い当てるのは難しいと思ったんです。

やはり上級者は広い視野でトータルで音を作るんですね。
ありがとうございます。参考になります!

お礼日時:2009/08/26 13:09

>私には自称中級者レベルがようやく音質について「直結とエフェクター噛ませて音が違うなっていうのがわかる」



 いや~・・・どぅでしょう・・・エレキを弾き始めて4ヶ月後、初めて買ったディストーションを繋いだ途端、あまりにショボい音になって愕然としましたが。
 当時おカネの無い高校生だったし、そもそも30年も前の話なのでショボいエフェクタしか入手出来なかったという事はあるでしょうが、しかし一応現代でもプロSPEC.とされているマクソンだったんですけどね。
 あれから歪み系は10台はトライしたと思いますが、ドイツもコイツもゼンゼンダメで、一時期はグライコのフルバンド・フルブーストで歪ませたりもしていました。今ではアンプのセッティングとピッキングだけで歪ませる方法を覚えたので、もうエフェクタはコリゴリって感じです。

>何のためのエフェクターなのか疑問符が浮かびます。

 要するにどんな音を作りたいか?ってことでしょう。多少音ヤセしても、狙いのトーンが出るならそれでヨイのでは。
 そもそも可能な限りファットでラウドでなければならない、なんて事は無いですよ。エフェクタを繋いだ方が良い音に聞こえるなら、エフェクタは必要な装置でしょう。

 ただ・・・

>確かに音痩せはあるのだろうけど、音痩せ自体一言で完結するものではないですよね?

・・・御意。自分もそう思います。
 音ヤセと言っても、どういう周波数帯がどの程度失われてヤセて聞えるのか、エフェクタによってマチマチです。
 自分は倍音がバリバリ出てラウドな事を最優先としており、そういう基準でギターを選択しているのでエフェクタはスキになれませんが、エフェクタを繋ぐ事によって周波数帯が落ち着き、細工がし易くなるギターを否定するモノではありません。(そういうギターを『エフェクタと相性が良い』とも言いますね。)
 音ヤセはナンでもカンでも全部ダメ、と言うのも何か違うと思いますがねぇ。実際自分も、ライブに行ったら貸しアンプが“ジャズコー”しか無く途方に暮れる事がありますが、そんな時は歪み系とイコライザを繋ぐ以外によい手を思いつきませんし。
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この回答へのお礼

もちろんエフェクトON時の音がショボイならそれはそのエフェクターの
ポテンシャルが低い、ただ単に”使えない”エフェクターなんでしょうけど…

エフェクトOFF時の音痩せとか、ラインセレクターなど音自体には直接効果を与えないものについての音痩せについて言っている方が非常に多くて迷っているんですよ。しかも全く使えないみたいに書いている方もいるので。

今だとトゥルーバイパスが主流になっているせいか、トゥルーバイパスになっていないBOSSなどのエフェクターに対する風当たりが強いような気がするんですよね。

音自体わずかにしか変わらないもの(中には激変するものもあるらしいですが)を聞き分けて、「音痩せが気になる」って合言葉みたいにとりあえず言ってみるのが気になったので、、、

本来なら独り言なのですが丁寧に回答していただいて有難うございました。

お礼日時:2009/08/21 13:17

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