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いつもお世話になります。

交響曲を演奏しアルバムを作り販売するまでのコストは、
宣伝費なども含めて如何ほどなのでしょうか。

例えば、メシアンの彼方の閃光は演奏者に130人近く人員を要するそうで、
大変お金がかかってそうに思うのですが・・・。

ポピュラーな交響曲、例えばベートヴェンの第5番、第9番、
ブルックナーの4番や7番の規模ですと如何ほどなのでしょう。
オーケストラの水準やレーベルにもよるのでしょうが。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

 ご質問をされた方が、何の目的で質問されたのか不明ですが、追加


情報として、あまり役に立たない情報を。

 プロの演奏家がそれなりのCDを作る場合は、No.1の方のような
原価になりますが、さらに指揮者の出演料、独奏者がいる場合は
独奏者の出演料も必要で、超有名人であればさらに費用の追加が
必要でしょう。

 仮に録音に1,000万の経費がかかる場合、CD1枚が\2,500とする
と、最低でも4,000枚以上売れないと費用が回収できないことになり
ます。さらに工場でのCD製作、ライナーノーツ(解説)の執筆料・
印刷費、販売経費、製作・販売スタッフの人件費などを考えると、
利益を出すには6,000~7,000枚以上、実際には1万枚以上売れないと
難しいと思います。これは結構なハードルですよね。

 最近、オーケストラの自主制作盤が増えたのは、そんなところにも
原因があるのではないかと思います。
 たとえば、オーケストラが演奏会そのものをライブ録音すれば、
「オーケストラ出演料」「指揮者、独奏者の出演料」「会場費」など
を節約することができます。リハーサルも含めて録音し、リハーサル
での録音や、必要に応じて本番後に録り直すことで、追加費用をかけ
ずに編集用のテイクを何種類か録音できます。(通常、録音では複数
テイクを録音し、これを組み合わせてキズを編集する。最近のライブ
録音は、客席のノイズが皆無なので、本番ではなくリハーサルをメイ
ンのテイクとして使用する方が多いのかもしれません)

 さらに言えば、アマチュア・オーケストラは、自分たちの記録のた
めに演奏会を録音することが多いのですが、この場合、録音はそこそ
このプロに依頼して、団員が購入する程度の数(100枚程度)のCDを
自主制作するならば、100万以内で作れると思います。
 録音マニアのアマチュアがいれば、もっと安く済むかもしれません。
現在は、アマチュアでもディジタル録音が可能ですし、素人でもパソコ
ンでCD作成が可能ですので。ただし、キズを編集して直すというのは
無理ですが。
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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただきありがとうございます。参考になります。

オーケストラのCDですと、普通の日本のポップスよりはコストがかかっているはずだと思い、
(もちろん広告費用など除いた製作にかかる実質的なコストです)
興味本位で質問させていただきました。

特に、演奏活動しているような人間ではありません。
クラシック音楽というものを流通という観点からもう少し多角的に知りたかったのです。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/01 08:39

これは、非常に幅広い答えが出るので、参考までということでw


まず、オーケストラを雇うだけで、リハーサル~本番までを考えると、ルートにもよると思いますが、日本の中堅より上で、数百万円。
当然、ホールで録音になるので、リハ含めて、3日として、やはり最低でも200万円くらいは必要でしょう。
レコーディング経費は、機材で大きく変わり、それに伴うエンジニアもピンキリです。
普通の16Bitで、それなりのエンジニアでも、機材レンタル等込みで、やっぱり100万円は下らないでしょう。
このくらいで、なんとか、今の最低水準くらいのパッケージができると思われますw
CDプレスは、聞くところによると、1枚当たり100円くらいだとか。
1万枚で、100万円w
宣伝費は、メーカーなら、経費の中でやるので、ある程度効率的にできますが、個人だと、クラシック関係のいくつかの雑誌に載せるだけでも、2~300万ですねーw
だから、なんのつてもない個人が出すのなら、1000万円は覚悟、でしょうw
実際、日本のマイナー・レーベルの販売数、価格から、類推すると、最低でも300~500万円はかかってると思います^^
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
詳しく教えていただいて参考になります。
どんなCDでも1000万円以上はかかっているのですね。

お礼日時:2009/10/19 01:33

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