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何年も地味に音楽理論をかじってきましたが…
初級理論はわかるものの、モード関係の理論が全くわかりません

どの理論書もひとつのkeyを例に出し、ルートごとにスケールを展開し、それぞれのモードスケール名を紹介し
G7の時にはGのHP5を弾くんだ!というようなことが書いてありますが…

これではどうも…単純に呼び方が変わっているだけで、結局音の並び的にはCのハーモニックマイナー弾いてるだけじゃないかって思ってしまいます。
確かに鳴っているコードのルートに合わせ、スケールの捕らえ方(見方)を変えれば…言っていることは納得できるのですが、使っている音が全く同じである以上、捕らえ方だけでは聴感上さほど変わらないのではないかと思います。
ソロの考え方等は変わるかもしれませんが。

例えば…
Cm7,A♭△7,Dm7(♭5),G7
という進行の時、Dm7(♭5)まではCナチュラルマイナースケールを弾き、G7でGのHP5を弾く,という説明がされると思うのですが…
これはDm7(♭5)まではCナチュラルマイナーを弾き、G7でCのハーモニックマイナーを弾く、ということと何が違うのか?という考えです。


このことから、ノンダイアトニックコードが出現した時に使うものなのかな?という結論がなんとなくあやふやな状態で出ているのですが、いまいち納得できません。

また、モードとモードスケール?は違うというような話も聞き、上記の自分が考えているものはモードスケールの方で、自分が知りたがっているのはモードの方だ、等という様な指摘をされたこともあります(かなりあやふやですが…)

もう完全に理解できず、パニック…。不可解な状態で何年も経ってしまいました…
いい加減気持ち悪くて発狂しそうですし、これが理解できなければ何にも進めない感覚に陥っています。

どなたかわかりやすく、噛み砕いて教えてもらえませんでしょうか…?
乱文ですみません。

A 回答 (1件)

まず、Miles DavisのSo WhatだとかMilestonesなどで使われるモード奏法のことはご存知でしょうか。

これらの曲ではコードは使用されず、最初の8小節はDドリアンとか指定されるだけです。しかがって、質問の内容はアドリブをする際にコードとスケールの関係などが記されていて、そこにドリアンとかミクソリディアンとか書いてあることで混乱しているのではないかと推測し、回答します。

> G7の時にはGのHP5を弾くんだ!というようなことが書いてありますが…
> これではどうも…単純に呼び方が変わっているだけで、結局音の並び的にはCのハーモニックマイナー弾いてるだけじゃないかって思ってしまいます。

その通りです。本質的には何も変わりません。Cのハーモニックマイナー弾いてるだけです。

ただし、G7のコードではCのアボイドノートになるので、Cのハーモニックマイナーというとアボイド・ノートから始まるスケールになってしまうという不都合があるので、HP5という表記を使うということであれば若干の意味はあると思います。

>Cm7,A♭△7,Dm7(♭5),G7
>という進行の時、Dm7(♭5)まではCナチュラルマイナースケールを弾き、G7でGのHP5を弾く,という説明がされると思うのですが…
>これはDm7(♭5)まではCナチュラルマイナーを弾き、G7でCのハーモニックマイナーを弾く、ということと何が違うのか?

前述のように何も変わりません。大切なのは、コードとスケールの各組み合わせにおけるアボイド・ノートはどれかとしっかり把握することです。

よく、キーがCの場合のDm7ではドリアンスケールとか書いてありますが、これも全く意味がないことでCメジャースケールで十分です。これをドリアンスケールとしているのは混乱を招くだけだと思います。むしろ、ある意味では間違いではないかと思います。それはモード奏法でドリアンスケールと言った場合にはアボイドノートは存在しないからです。

コードの曲をモーダル(モード的に、あるいはモードを取り入れて)に演奏する技もありますが、ちょっと私の理解の範囲を越えてますので割愛します。

とりあえず、スタンダード曲を演奏するのでしたら、モードのことが考えずにスケールとアボイドノートをしっかり把握しておけば十番だと思います。

音楽理論そのものが実在するものの解釈であり、その方法は一通りではありません。私は一介のアマチュアミュージシャンに過ぎませんので、モードスケールについては、もっと違った解釈もあるかもしれません。
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この回答へのお礼

なんだか絡まった糸が解けそうな感覚です!
引き続き精進します♪

お礼日時:2009/12/15 15:00

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