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中学生の頃、吹奏楽部でトランペットをやっていて、今、数十年ぶりに再開したオッサンです。ご指導お願いします。
再開して約9カ月、まぁ惨憺たる状況の連続でしたが(◎-◎;)、何とか一応音は出るようになりました。曲で使えるのはF(整調音=チューニングB♭の上のF)くらいまででしょうか。その上のハイB♭などは、「エイヤッ!」と力めば「音が出る」程度で、楽曲で出てきたらもう無理です。
こんな状態の私ですが、今の悩みは、出だしのアタックがしょちゅうはずれることです。いろいろ研究してみた結果、自分の中に「音程感覚」がまるでないことに気づきました。
たとえば、整調音(チューニングのB♭)を出そうと思っても、その音程が頭に浮かばないのです。実際、音を出してチューナーで調べてみると、4分の1音くらい低かったり高かったりします。
このように、本来の音程から極端にかけ離れた音を出そうとするので、アタックが決まらないことがわかりました。一度音程を確かめた上で、再度音出しをすると、きちんとアタックも決まります。
長いこと音楽から離れていたおかげで、音程感覚が全くなくなってしまったようです。
この音程感覚を取り戻そうと、iPodでいろいろな音楽(トランペットソロを中心とした)を聞いたり、電子楽器を使った音階を録音しておいて聞いたりしているのですが、今ひとつ感覚が戻ってきません。
ちなみに、最初の音が取れれば、その後の音階などはきちんと音程をとることができます。しょっぱなの1音が、どうしてもイメージできないのです。
どなたか、問題を解決するよい訓練方法をご教示願えませんでしょうか? よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

こんにちは。

私はホルン吹きですが、同じような質問をレッスンしていただいたプロ奏者におうかがいしたことがあります。

まず、自分の声で音程をとれるようにする→口笛が苦手でなかったら口笛でとってみる→楽器でやってみる。その際、タンギングしないでフーと吹くかんじで音程がとれればあとはタンギングをつけてやってみると大概できる…んだそうです。

普通、声→口笛→楽器の順で人間が音程をひろう難易度が高くなっていくんだそうで、身体を使って音をだすという点に関して大きな違いがないので、まずは単純化して取り組むのが一番早道なんだそうです。

あと、タンギングを「音を出すきっかけ」として考えていると、どうしてもアタックの瞬間に過大に息のプレッシャーをかけ過ぎて音程がヨレてしまうことが多く、あくまで補助的に「息の端を整える」という感じの認識が正解だそうで、音をロングトーンで伸ばしているときに「トゥー、トゥー」と軽く「区切る」ととても自然なアタックになりますよね?
その感じに出来るだけ「しょっぱなアタック」を近づけるように頑張ることがよいアタックを得るための練習なんだとおっしゃられました。

楽器で音を出すんではなくて、身体で出すんだから、まずは声からやってみる。と、そういうことなので、ソルフェージュなんかはとても有効だから出来ればやってみた方がいいということです。

そうは言っても私もそんなに上手くできないので(笑)。
プロの方のご意見ということでご参考までに。

お互い頑張りましょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。とても勉強になりました。
「先に声に出してみる」というのは、やはり有効なのですね。実は私も一部試みています。
多くの初心者同様、私はリップスラーが苦手で、特に3度上(ド→ミ)に上がる時に音がはずれるんです(跳び越えて5度上のソになっちゃう泣)。
これを克服するために、一度「ドーミー」と歌ってみて、その意識を保ったまま(声は出さずに)吹いてみると、結構できたりするのです。意識の問題なのか、あるいは歌うときのその意識がシラブルを的確に変化させることに直接役立つのか、とにかく不思議なものです。
いずれにせよ、「まず自分の声で音程をとるようにする」とのご教示ですから、常に正しい音程が聞けるようiPodを手もとに置いて、確認しながら練習するほかないようですね。
若い頃は、自分が出したい音程を常に頭の中で鳴らすことができたのですが、これも「寄る年波には勝てない」ということでしょうか(>_<)
重ね重ねありがとうございました。また質問をすると思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

お礼日時:2010/01/22 11:45

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