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海外航空会社のマイルがたまるクレジットカードについて


海外航空会社のマイルがたまるクレジットカードをつくり、いつか国内もしくは、海外旅行に行くときに使えるようにマイルを貯めたいと思います。

ANAやJALは、有効期限が3年ですが、3年間は短すぎて、マイルを十分に貯めることもできないし、3年以内に旅行に行く予定もありません。ICクーポンやワオン・エディなどの航空券以外には交換するつもりはなく、あくまでもいつかの家族旅行の為にマイルをためたいです。

そこで、海外の航空会社のマイルがたまるクレジットカードを作ろうと思いますが、日本から出発する場合、ためやすさ、換算率や、有効期限等の条件を含め、何処の航空会社のマイルをためるのがよいのでしょうか?

やはり、ユナイテッド航空、デルタ航空、アメリカン航空などのアメリカ系が良いのでしょうか?
ご存知の方、教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

 マイレージプログラム選択の最重要条件はおっしゃるように「貯めたマイルの有効期限」でしょう。

期限を気にせずに貯めたい場合、北米系マイレージプログラムに行き着くのは自然な流れです。ただし「期限がない」とは言っても、クレジットカード利用中心で貯めるなら年会費とのバランスを考慮する必要があります。
 日本在住で、クレジットカードを利用中心に、無期限(実質無期限含む)のマイレージプログラムで貯めたいということならば、私は以下のいずれかをお勧めします。
(A) ユナイテッド航空 "Mileage Plus"に入会し、「マイレージ・プラス《セゾン》カード」で貯める
(B) コンチネンタル航空 "OnePass"に入会し、「ワンパスUFJカード」または「ワンパスJCBカード」で貯める

1. 獲得したマイルが無期限有効、または実質無期限有効のマイレージプログラム
 北米系航空会社のマイレージプログラムは大半がその有効期限を「最終の加算または減算から○か月」といった形で規定しています。その間隔以内で加算し続ければ実質無期限です。また北米以外にも実質無期限のプログラムはいくつか存在します。主なものを以下に挙げます(*1)。
(1) デルタ航空 "SkyMiles"
(2) アメリカン航空 "AAdvantage"
(3) ユナイテッド航空 "Mileage Plus"
(4) USエアウェイズ "Dividend Miles"
(5) コンチネンタル航空 "OnePass"
(6) ブリティッシュエアウェイズ "Executive Club"
(7) ヴァージンアトランティック航空 "Flying Club"
(8) エールフランス&KLM "Flying Blue"
(9) カンタス・オーストラリア航空 "Qantas Frequent Flyer"
(10) アエロフロート・ロシア航空 "Aeroflot Bonus"
(11) ラン航空 "Lanpass"
 (1)は「最終の加算または減算から24か月」有効、(2)~(4)は「最終の加算または減算から18か月」有効でいずれも貯め続ければ実質無期限有効です。(5)は完全な無期限有効です(*2)。(6)(7)(9)は「最終の加算または減算から36か月」です。(8)は「スカイチーム加盟航空会社便搭乗による最終の加算から20か月」としています。乗り続ければ無期限ですがクレジットカード利用では期限延長できません。(11)は「ラン航空グループ便による最終の加算から36か月」ですが、ラン航空は日本に就航していないため延長は容易ではありません。

2. 日本で提携クレジットカードを発行しているプログラム
 1. で述べたマイレージプログラムのうち、日本で提携クレジットカードを発行しているのは(1) SkyMiles, (2) AAdvantage, (3) Mileage Plus, (5) OnePass, (8) Flying Blueのみです。
 以下具体的なクレジットカードの検討に入りますが、その前に「年会費とのバランス」について述べておきます。マイレージプログラム提携クレジットカードはほとんどが年会費有料で、特に北米系では高めのカードが少なくありません。いくら実質無期限有効と言っても5年も10年もかけてマイルを貯めると「特典航空券は手に入ったけど、それまでに年会費を総額10万円も払った」という笑えない結果になってしまいます。プログラム/カードの選択にもよりますが、年会費の元を取るだけのマイルを貯めるには少なくとも年間30~50万円、できれば100万円以上の利用額は欲しいところです(*3)。これに満たない場合はマイルにはさっさと見切りをつけ、年会費無料の他のクレジットカードを使ってキャッシュバックや商品券で還元した方が有利です。

(1) SkyMiles
 搭乗中心に貯めるならば提携航空会社が多い、キャンペーン類が豊富と魅力的なプログラムなので日本にも多数の会員がいます。一方でクレジットカード利用で貯めるのには向いていません。「年会費10,500円(もしくはそれ以上)で、クレジットカード利用額100円あたり1マイル」または「年会費1,575円と安いが、クレジットカード利用額200円で1マイル」のカードからの選択になってしまうからです[1,2]。
 航空提携グループは「スカイチーム」に加盟しています。スカイチームは日本に加盟会社がないので特典航空券の旅程の自由度が多少劣ります。デルタ利用での北米(含ハワイ)、エールフランス/KLM/アリタリア利用での欧州、ソウル乗継ぎの大韓航空などで考えることになります。

(2) AAdvantage
 搭乗で貯める場合も有利と言えず(アメリカン以外の他社便の加算条件が悪い)、クレジットカードも魅力薄のプログラムです。No. 1の回答で呈示されているサイトには「日本在住でAAdvantageのマイルが貯められるのはダイナースのみ」とありますが、現在は「りそなAAdvantage VISA」[3-5]が発行されています。
 ただし「りそなAAdvantage VISA」も好条件とは言えません。利用額100円あたり1マイル貯まるが年会費が8,400円と高い「クラシックワイドカード」と、年会費5,250円と少し安いが利用額200円で1マイルにしかならない「クラシックカード」からの選択になってしまうからです。
 航空提携グループは「ワンワールド」に加盟しています。JALがワンワールドに残留しましたので特典航空券はそこそこ利用し易い方と言えますが、東/東南アジアではJALとキャセイパシフィック(傘下の香港ドラゴン含む)しか加盟会社がないのが弱みと言えば弱みです。

(3) Mileage Plus
 搭乗中心で貯める場合にも使い易いプログラムですが、クレジットカード利用でも「マイレージ・プラス《セゾン》カード」[6]の存在が大きく、有利にマイルを貯められます。
 マイレージ・プラス《セゾン》は「年会費1,575円、利用額200円で1マイル」と一見平凡ですが、年に5,250円の参加費を払って「マイルアップメンバーズ」になると、マイル付与率が「利用額1,000円で15マイル」(100円あたり1.5マイル)と一気に3倍になります。100円あたり1.5マイル付与というカードは他になかなかないので、これだけでもMileage Plusを選択する理由になります。年間の利用額が100万円、200万円と大きいなら一押しです。
 ユナイテッドは航空提携グループ「スターアライアンス」の筆頭格ですが、スターアライアンスはもともと加盟会社が多い上に、日本を含めた東/東南アジアでは特にネットワークが密なので特典航空券の路線選択も柔軟に行えます。ANA便国内線の特典航空券にも交換できます。ただし貯め易くて会員も多いのでその分、特典航空券の予約が入りにくいというデメリットもあります。

(5) OnePass
 Mileage Plusに比べると地味ですが、このところ日本市場には力を入れている印象があります。クレジットカードは以前から条件のよいものを出していました。候補は「ワンパスUFJカード」「ワンパスJCBカード」です。
 ワンパスUFJカード[7]は年会費5,250円、利用額100円で1マイルです。年会費が高めに思えますが実はゴールドカードの扱いで、ゴールドとしてならむしろ安いくらいです。さらに利用額100円で1マイルのほかUFJカードのポイント(スマイルポイント)も加算されます。またワンパスJCBカード[8]は年会費3,150円、利用額100円で1マイル付与です。北米航空会社提携で100円あたり1マイル付与されるクレジットカードでは年会費最安です。
 所属航空提携グループですが、昨年10月にスカイチームからスターアライアンスに移籍しました。特典航空券の路線選択肢が豊富であることは(3) Mileage Plusと同様です。

(8) Flying Blue
 三井住友カードと組んでクレジットカードを発行しています[9]。年会費が安い1,312円と安い割に利用額100円当たり1マイル加算と好条件ですが、マイルの有効期限延長の規程が厳しいのが難点です。その規程は「スカイチーム加盟会社便での最終の搭乗から20か月」でクレジットカード利用では延長不可です。日本にスカイチーム加盟会社はないので20か月以内の間隔での搭乗は容易と言えず、候補から外してよいでしょう。

(12) ルフトハンザ・ドイツ航空 "Miles & More"
 Miles & More自体はマイルに有効期限(36か月)があるプログラムですが、例外的にMiles & More UFJカード[10]を利用し続けると失効しないと案内されています[11] 。ただし「プログラム本体でマイルに有効期限があるのにカード利用すれば無期限」という規則が分かりにくい上、将来もしMiles & More UFJカードが廃止されると実質無期限でなくなってしまいます。「実質無期限」重視なら候補に含めなくてよいでしょう。参考までに年会費は5,250円で利用額100円あたり1マイルの加算です。

3. そのほか細かい事項
(1) 複数人で旅行する場合のリスク
 既にご承知かと思いますが、特典航空券は配分座席数が制限されているため「希望の便で簡単に取れる」というものではありません。有償航空券では空席がある便でも特典航空券では全く予約が入らないことはしばしば経験します。
 ご家族での旅行のように複数人で利用される場合は難しさが増します。一般に特典航空券の予約は人数が多くなるほど入りにくくなるためです(*4)。一人だけ特典航空券にして他の人を有償航空券にする手もありますが、その時はまた別のリスクが出てきます。一例は以下の通りです。
・特典航空券の予約が入った段階で他のメンバーの有償航空券を買うつもりでいたら、特典航空券の予約がなかなか入らず、待っているうちに有償航空券で安いものは次々と売り切れになってしまい、結局全員が割高の航空券で旅行する羽目になってしまった。
・他のメンバーの有償航空券を先に購入し、その日程で特典航空券に空きが出るかを待ったが、他の日程なら空きが出たのにその日程では結局特典航空券には配分は回ってこなかった。

(2) 利用額200円で1マイルでよい場合
 上で述べたように「利用額200円で1マイルに留まるが、年会費が1,575円と安いカード」も存在しますが、ならば「楽天カードを使って楽天スーパーポイントを貯め、ANAマイレージクラブのマイルに移行」という方法もあります。
 利用額100円で1楽天スーパーポイント、2楽天スーパーポイント→1マイルの換算なので、結局利用額200円で1マイル付与に相当します。そして楽天カードは年会費無料、楽天スーパーポイントは最終の加算から1年間有効なので実質無期限です。必要なマイルに交換できるまで楽天スーパーポイントとして貯め、最後にまとめてANAのマイルに移行し特典航空券に交換すればよいわけです。ANAマイレージクラブでの特典航空券の必要マイル数は、一般に北米系プログラムより少なめに設定されているのでその分も多少有利です。

4. まとめ
(1) 獲得マイルが無期限または実質無期限有効のマイレージプログラムで、クレジットカード利用中心にマイルを貯めるなら、ユナイテッド航空 "Mileage Plus"+マイレージ・プラス《セゾン》カード、コンチネンタル航空 "OnePass"+ワンパスUFJカード(またはワンパスJCBカード)の組合せをお勧めします。
(2) 航空会社提携のクレジットカードは年会費がかかるので、実質無期限有効とはいっても毎年ある程度のマイルを貯めていかないと元が取れません。利用額として少なくとも年に30~50万円、できれば100万円は欲しいところです。
(3) 特典航空券への座席配分数は一般に少なく、希望通りの便が予約できるとは限りません。特に家族旅行など大人数の予約は難易度が上がります。有償航空券と組み合わせてもよいのですが、本文で述べているように「どのタイミングで有償航空券を買うか」の見極めが必要です。

参考ページ
[1] http://www.jcb.co.jp/ordercard/teikei/delta_card …
[2] http://www.citibank.co.jp/ccsi/mail/201001/hp_de …
[3] http://www.resonacard.co.jp/aa/
[4] http://www.aa.com/intl/jp/AAdvantage/partnerCred …
[5] http://www.resonacard.co.jp/aa/service.html
[6] http://www.saisoncard.co.jp/lineup/ca041.html
[7] http://www.cr.mufg.jp/apply/card/onepass/
[8] http://www.jcb.co.jp/ordercard/teikei/continenta …
[9] http://www.smbc-card.com/nyukai/affiliate/airfra …
[10] http://www.cr.mufg.jp/apply/card/miles_more/
[11] http://www.lufthansa.com/online/portal/lh/jp/non …

*1 日本で提携クレジットカードを出しているプログラムで、大韓航空"Skypass"、アシアナ航空"Asiana Club"は以前は完全無期限だったのですが、現在は有効期限(5年)を設定しています。アリタリアの"Club MilleMiglia"も同様に有期限に変更されています。エアカナダ"Aeroplan"も以前は「最終の加算または減算から36か月」だったのですが、現在は「最終のマイル数変動(加算または減算)から1年、かつ最長でも加算時点から7年」と有り難くない変更がされています。また日本では提携クレジットカードを発行していません。
*2 OnePassの規約には「18か月間利用のない口座は失効することがある」とありますが、これはコンチネンタル側が万一の予防線として記している一文のようで、実際に18か月で片っ端から失効させているわけではありません。「失効させられた」という話は知る限りで聞きませんし、私自身過去に利用の間隔が18か月以上空いたことがありますが現在に至るもマイルはそのまま残っています。
*3 特典航空券を同等の航空券の値段と比較すると1マイルの利用価値は2~3円程度と見積もられます。もちろん、交換する航空券によってはこれ以上の価値にもなり得ます(長距離線のビジネスクラスなど)。
*4 最初の段階で特典航空券への配分が2人分しかない、その後の追加配分も1人、2人の単位でしか出てこないといったことはしばしばあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとございます。
お礼が遅くなりましてどうもすみません。
ご丁寧に色々教えていただいたてありがとうございました。
本当に勉強になります。

ユナイテッドがコンチネンタルと合併するニュースを最近聞いて、びっくりしてます。
合併してもユナイテッドのセゾンとワンパスのUFJやJCBカードどっちがお得になるのですか?
ご存知でしたら教えてください。

お礼日時:2010/05/07 20:22

「マイルを貯めて無料航空券で海外旅行」、なかなか難しくなってきています。


外国の航空会社で今から始めるのは遅いと言ってよいかもしれません。JALやANAのような、航空券以外に交換できる選択肢がある航空会社の方が、今後はメリットはあると思います。
マイルがふんだんにあっても、繁忙期の日程のチケットは、本当に運がよいかテクニックを知っている人でないと、全くと言っていいほど取れない現実はご存知でしょうか?航空会社の経営状態も厳しいので、無料特典用座席が減っているのも原因にあるようです。
また、長い時間かけてマイルを貯めようとすると、その間に規約が変わる恐れも否めません。
例えば、「パラオ」行きのコンチネンタル航空便の無料特典航空券を目標に、旧ノースウエスト航空で25,000マイル貯めようとしていた私のような者は、昨年のノースウエスト航空とデルタ航空の合併、コンチネンタル航空のスカイチームの脱退により、先を閉ざされてしまいました。
現在は、コンチネンタル航空で25,000マイル貯めるか、ユナイテッド航空をはじめとする「スターアライアンス」で40,000マイル貯めないと、パラオ行きは取れません。
現在有効期限がない航空会社も、ある日から急に規約が変わって貯めづらくなる恐れは大いにあります。
先の方々が詳しく書かれているように、この世界はたいへん奥が深いですよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとございます。
お礼が遅くなりましてどうもすみません。
そうなんですか。無料特典用座席が減っていて、なかなかとれないんですね。
そうですね。急に規約が変わりますよね。ノースウエストは無期限が魅力だったのに残念ですよね。
航空券以外に交換できる方がメリットがあるとしりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/07 20:14

我が家(4人家族、香港在)では夫婦でマイレージのたまるクレカを使っています。


大体1年間で母子3人が夏休みに日本に長期に帰るときに母と子一人分に使うことが出来ます。下の子は正規に買う形です。
長期で帰ることが出来、日程も替えることが出来るのでとても便利です。

マイレージで予約できる席は限られているし、ピーク時はほとんど席がないので、一般的な旅行には使い勝手が悪いきがします。自由に休みが取れるのであればこの限りではないかと思いますが…。

出張等は当然マイレージが取れるようにし、友人たちと外で食事をするときなどはクレカ払いさせてもらって良いか確認して会計係りを行ったりします。レストランの予約などからやっていれば違和感がなく出来ます。仕事上での購入もクレカが使える方法を取ったりします。

他の航空会社は知らないので比較になりませんが、JALのマイレージ担当窓口は結構親切で日本でも香港でも電話でいろんな対応をしてくれます。子供ミールのコンファームや親戚と一緒にパックツアーに参加した時も主催旅行社よりいろんなリクエストに対応してくれました。

3年以上貯めて使用するのは、実際は何らかのリスクが発生しそうな気がしますし、クレカを使わないで節約した方がもっとお金がたまるような気もします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとございます。
お礼が遅くなりましてどうもすみません。
3年間の間に何が起こるかわかりませんもんね。
考え直してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/07 20:09

 こんにちは。


 いつもお世話になっているサイトをご紹介します。
 
http://www.mile-tokutoku.com/index.html
(ユナイテッド航空)
http://www.mile-tokutoku.com/card/card_UA_000.htm
(デルタ航空)
http://www.mile-tokutoku.com/card/card_DL_000.htm
(アメリカン航空)
http://www.mile-tokutoku.com/card/card_AA_000.htm
(コンチネンタル航空)
http://www.mile-tokutoku.com/card/card_CO_000.htm

 有効期限を容易に延長できるのは、アメリカの航空会社のマイルのようですね。参考まで。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとございます。
お礼が遅くなりましてどうもすみません。
教えていただいたサイトを見て勉強したいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/07 20:06

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