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こんにちは。現在大学3年で、就職活動を考え始めた者です。私は出版社(雑誌ではなく、参考書などの書籍を扱う会社)で働きたいと考えており、編集のほかにも営業などの仕事があると聞きましたが、出版社の営業はどのようなものなのでしょうか。
具体的には、
1)取次への営業は、「この本を扱ってくれないか」というように頼み込む営業なのでしょうか。
2)読者や取扱店店員の意見を聞いて、商品に活かすというスタイルの営業はあるのですか。
3)各地の店舗を回る営業はあるのですか。あるとしたら、やはり車の免許は要りますか。
以上3点について、教えて頂けないでしょうか。宜しくお願いいたします。

A 回答 (3件)

私の場合は小さな出版社での経験です。



1)実績のない出版社の場合、そういう事もあるかも知れないですね!でも一度ルートが出来上がってしまうと、扱ってくれるか、くれないかよりも、配本の量やルートについて交渉(小さければ小さい程お願いに近くなります)することが多いと思います。参考書だとだいたいルートは決まっていると思います。
また取引条件などの交渉もします。返品率が高い出版社(=売れない出版社)は大変です。

2)当然ありました。書店回りは大事な営業です。書店の棚卸し時や改装などは、編集部員も引き連れて、手伝いに行ったりもしました。それで、書店の担当者と少しでも仲良くなって、率直な意見も聞きたいし、また、いい棚もらいたい(出来れば平積みしてほしい)ですもんね!
ただ、商品に活かすとなると、編集の立場の人間が聞く耳持ってるかどうかが、結構重要です。「いいもの」出せば、必ず売れる、みたいに思ってる編集者が、独断と偏見で「いいもの」とは何かを考えてる場合も多々あります。

3)私の場合回りました。都心と違って、営業がなかなか足を運ばないような地方を回るとすごく喜ばれました。どんな種類の参考書を扱う出版社か知りませんが、地方に行くと書店の店員と学生の仲が、都会よりも親密で、直接、学生の話しを聞けたりもしました。特定のお得意さま書店には、配本日に直接届けたりすることもあったので、免許は必需品でした。

そんなとこです。

大手の場合は分業されていたりするかも知れないですし、取次ぎとの関係も違って来ると思うので、あくまで参考までに、、、
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この回答へのお礼

こんなに早く回答を頂けるとは!有難うございます。
詳しく教えて頂いて、とても参考になりました。確かに、その出版社の規模によるところも大きいのでしょうけれど、回答を拝読していて、とても面白そうだと思いました。ついつい編集にばかり目が行っていましたが、営業もよく研究して、就職活動をしたいと思います。
どうも有り難うございました。

お礼日時:2003/06/17 17:26

こんにちは。



出版社での勤務経験はありませんが、知っている範囲でお答えします。

1)取次への営業は、基本的に交渉だと思います。
「新刊部数をこれだけ仕入れてくれないか。」
「いや、この前出した○○は返品があんまり売れてないみたいだから、
こんなにはいらない。」とか・・・。
後は、お金に関する話でしょう。出版社は基本的に取次から支払いを受けているので・・・。
返品がある世界なので、取次も出版社に100%の支払いはしないと思います。
いずれにせよ、取次との力関係がモノをいう世界のような?

2)一番大事なのは書店への営業活動でしょう。
・新刊案内、・既刊の売行き状況把握、・補充注文の受付、競合他社の売行き状況の情報収集等々。
これに加えて、売場作りの提案をしたり・・・。
やることは、いっぱいあると思いますよ。
読者の意見を聞くということでいくと、「読者カード」が
結構重要なのでは?

3)車の免許は必須でしょう。
書店への営業もさることながら、教科書・辞典の出版社などは、学校への営業もありますからね。

出版業界も、他の業界以上に厳しいと思います。
就職活動がうまく進むといいですね。

では。
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この回答へのお礼

取次のこと、書店の営業のこと、具体的でとても分かりやすい回答、有難うございます。
他の方の回答などを照らし合わせてみても、書店への営業は重要なのだということがよく分かります。免許は必須と言うことですので、出来ればこの夏に取りたいなと思います。
やはり、出版への就職は厳しいですか…でも頑張るしかないですよね。応援有難うございます、頑張ります!

お礼日時:2003/06/17 20:35

昔々、学習参考書を扱う出版社の編集部で働いていた者です。


営業の仕事自体はしたことがないので、多少あいまいですが、
わかる範囲でお答えしますね。

教材の販売形態というのは、
一般の書店に並ぶものの他に、学校や塾などに直接販売するものや、
特殊な例としては、訪問販売のような形態もあります。

書店販売をするものについては、
取次ではなくて、書店の方に直接営業するようです。
取次はあくまで取次ですので、「ご注文の際は取次の○○まで」ということになるので。
私の勤めていたところは、歴史が長く、ルートの開発が必要なかったのかも知れませんが。
直接販売するものは、販売店というのを通すことが多いです。
これは書店のようなものなのですが、塾や学校だけを対象にしていて、一般の人は基本的には買えません。
そして、一般の書店のように本をただ並べているだけではなく、お客さんに対して「お勧めはこれです」というような営業をします。
ですので、この場合は、この販売店に対して、「自社の本を真っ先に薦めてくれ」というような営業をします。
この場合は取次は通さず、この販売店に直接卸していました。ですので値引き交渉などもありました。
訪問販売はかなり特殊なのでわかりませんので割愛します。

営業から出版物に対する注文はいろいろ来ます。
値段、表紙などの見栄え、内容(難易度など)、その他色々です。
これはどういった情報収集をしているのか詳しいことは知りませんが、
書店販売でしたら店側の意見、直接販売でしたら学校や塾の先生方の意見を聞いているのだと思います。
また「売れ筋」などというのもあると思います。

車の免許は必須だと思います。
営業に必要だというのはもちろんですが、
出版社というのは、意外に小規模なところが多いですので、
色んな場面で人手が必要になってあちこち駆り出されたりするかも知れませんし。
結構体力も必要ですよ。

ちょっと前の話ですし、営業経験者ではないので、
参考程度に。
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この回答へのお礼

回答くださって、有難うございます!
販売店の営業もあるのですね。本と言うと、どうしても取次が頭に浮かんでしまって…勉強が足りませんでした。
直接販売、面白そうだと思いました。私は学校など教育機関の雰囲気が好きなので、そういうところも回れるのは魅力的です。体力は自信があるので、勉強して、希望する所に入れるように頑張ります!有難うございました。

お礼日時:2003/06/17 17:33

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