将棋ソフトの使い方について

将棋ソフトの使い方について
「棋譜を再生してソフトにかけて検証することもできる」などと
自分の指した将棋を後でソフトを使っていい手悪い手などを調べることができるようなことを言われますが、具体的にはどのような使い方をするのでしょうか？
将棋ソフトにはそんな使い方もあるのですか？
よろしくお願いします。

No.2 ベストアンサー 回答者： moritan2 回答日時： 2010/05/19 12:14

> コンピュータが考える相手の手とは４手目のことでしょうか？

はい、自分の指した3手目Ａに対する4手目を考えさせます。3手目でPCが最善手と考えるＢを指した場合の評価値は記録してあるので、自分が指したＡの評価値を考えさせ、評価値を比較することにより、自分の指したＡが良い手だったか悪い手だったかを推測します。

> だとすると、先の評価値は３手目で、今は４手目となっておかしくなりませんか？
特におかしくなるようなことは無いと思い居ますが、気になるのならＢについても3手目のところで手番を入れ替えて4手目をPCに考えさせてその評価値を使う方が、より正確な比較になると思います。

なお、自分の指した手の方が良い手であった場合は、数手進めてみないと判明しないことがあります。というのはPCは通常の深さの読みではＢの方が評価値の高い手であると判断したからＢを指したわけだからです。Ａが真の最善手ならば、指し手を先に進めればＡの方が高い評価値になるはずです。ただし、あなたの棋力がPCを上回らないとこのようなことはできません。現在のトップクラスのソフトはアマ五段はあると思いますから、これができる人は少ないと思います。

この回答へのお礼

ご丁寧な説明、ありがとうございました。
実際に試して見ますね。

お礼日時：2010/05/20 22:41

No.1 回答者： moritan2 回答日時： 2010/05/16 00:24

コンピュータにあなたが指した棋譜を読みこませて調べたい手の直前まで棋譜の再現で進めます。

ここで、コンピュータをあなたが指した側を持たせて一手考えさせます。

もし、あなたの指した手と同じ手を指したら、コンピュータはあなたが指した手が最善手と判断した事になります。この場合はこれでおしまいです。

もし、違う手を指したら、あなたの指した手は、コンピュータの考えた手より良い手か、コンピュータの考えた手より悪い手なのかを調べる必要があります。

やり方ですが、一旦コンピュータが指した所での評価値をメモしておきます。
次に、局面を一手戻し、コンピュータには相手の側を持たせてあなたの手番で実際にあなたが指した手をあなたが指し、コンピュータに相手の手を考えさせます。コンピュータが指した後の評価値を、先ほどメモした評価値と比較します。もし、メモした評価より悪くなっていれば、コンピュータはあなたの手は悪い手だと考えているということになります。もし、メモした評価値より良くなっていたら、あなたの指した手はコンピュータには気のつかなかった良い手だということになります。

この回答への補足

moritan2 さん、いつもお世話になっています。
んー、具体的に書いてみました。見てください。
仮に▲（先手）が自分で、△（後手）が相手とします。
極端ですが、初手＝自分、２手目＝相手、３手目＝自分、４手目＝相手、５手目で自分が投了とします。
３手目の自分の指し手を調べたいとして、
Ａ＝自分の指し手、Ｂ＝ＰＣの考えた手で、Ａ≠Ｂのときをチェックするのですよね。
「次に局面を一手戻し～ＰＣに相手の手を考えさせます」のくだりですが、
コンピュータが考える相手の手とは４手目のことでしょうか？
だとすると、先の評価値は３手目で、今は４手目となっておかしくなりませんか？
「次に・・・」のところの解釈が間違っているのでしょうか？

補足日時：2010/05/16 08:21