No.1ベストアンサー
- 回答日時:
ビザをとる(この場合は就労ビザ)をとるということは、その国が、外国人がその国で働くことを認めることです。
したがって、その国の人たちの雇用を奪ってしまうような仕事には、ビザはでないような政策をとるのが一般的ですね。アメリカだと(一般的に先進国では)
・専門職 (その国にない技能をもたらして、国に貢献してくれるから)
・グローバル企業、外資系企業、貿易関連の転勤や異動(その企業が、国に貢献してくれるから)
・一般職のうち、国内で労働人口が足りない職種(時期によって何かは変わるが、労働力不足解消)
というのがVISAが出やすい条件ですね。ただ何が専門職か、足りない労働人口を補完するのは何かは、景気、政治、その国のおかれている社会の状況、世論などにより刻々と変化しています。ヨーロッパでは、今のような厳しい経済状況だと、グローバル企業にいてさえ、職種によっては労働許可がおりないこともあるぐらいです。
したがって、この件がなぜ?とまでははっきり言えないのですが、一般の美容師は、上記の原則に該当せず、今の段階ではアメリカが求めていない人材なのでは?と推測されます。これは不当?と思うかもしれませんが、日本なんて、もっと厳しいです。外国人の就労を制限していますからね。アメリカはもともとは、来るものは拒まずのオープンな国だったのが、少しずつ普通の国になっているのかもしれません。
ただ、一度で諦めず、ひきつづきチャレンジして、VISA獲得に成功する人もいます。また、現地の人に、自分のスキルを証明してもらい、向こうから呼んでもらう形をとったり、いろいろと手はあると思いますので、頑張ってください。・
回答ありがとう御座いました。
みなさんのおかげでなんとなくビザ問題について理解出来てきました。
もう少し調べてまた不明な点が出てきたら再度質問させていただきます。
No.4
- 回答日時:
みなさんのご説明通りですが、別の観点から捕捉させてください。
実のところ、米国ビザを取得して働いている日本人美容師はいます。
米国人の配偶者といった理由がない場合、なぜビザが出るのか?
それは、大手の美容室チェーンに勤めているからです。
一部の大手では、「 NYで研修! 」といったフレーズで募集して
いるところもあります。そういった大手はNYに支店を持っており、
そこに派遣する形をとっています。もちろんビザも専門の移民弁護
士に依頼して手続してもらっています。
いっぽうで、美容師個人がビザを取得しようとしても、他の方も
説明されているような理由( 米国人の仕事を奪う )などから、許可が
おりることはめったにありません。この差なんですね。
寿司職人にビザが出やすいのは、ちゃんと寿司を握れるのは日本人
だという認識が、米国側にもあるからです。もしこれが、フレンチや
イタリアンのコックであれば、ビザはなかなか出ないでしょう。
なお、その美容師さんがどうしても米国で修業したいのであれば、
抜け道は留学ですね。ただし留学生は一定時間以上の労働はできません。
つまり、ちゃんと学校には通いつつ、無給で働かなければなりません。
不法就労は本人のみならず、他のビザ希望者にも迷惑が及びます。
あと、アジアだともっとビザは出やすいです。バンコクはいま物騒
なことになっていますが、日本人が3万人以上住んでいることもあり、
日本人美容師をウリにしている美容室が何軒もあります。こちらも
給与がタイ水準(月給2~3万円)になるので、蓄えが必要でしょう。
回答ありがとう御座いました。
みなさんのおかげでなんとなくビザ問題について理解出来てきました。
もう少し調べてまた不明な点が出てきたら再度質問させていただきます。
No.3
- 回答日時:
#1の方が回答されていることで大方説明は付いていますが、実体験をおはなしします。
まず、就労目的でVISAを取ることが現在非常に厳しい状況です。
非就業労働者の割合が9.9%と高止まりしているせいです。
自国の人間を雇用せず、他国の人間を雇うなど先進国では考えられないことです。
これが下がってこないと、余程強力なコネクションがないと簡単にはとれないでしょうね。
本気で取るのなら、VISA専門の弁護士を通さないといけません。自力でやったとなれば数か月先の書類審査を覚悟したほうがいいでしょう。弁護士にお願いしてPremiumで申請しないといけません。ただしここで$1,000余計にかかりますのでご注意を。
自分も弁護士を通して半年以上かかりました。
まず書類が1回では通らないので、何度か移民局と書類のやり取りを続けます。
これを自分自身でやるのは骨の折れる作業です。
適当な書類を送れば、その場で拒否されて終了です。
まずはどのステータスで取得できるかを弁護士や知識のある方、果ては自分のアメリカにいる友人に取り計らってもらうといいでしょう。
ただし友人が現在働いているのなら、そこで働くような推薦状なり社員証明書なりの書類一式そろえてもらわないといけませんよ?
ともかく現地で働くとなれば、観光VISAとは違うので簡単には取れないということです。
回答ありがとう御座いました。
みなさんのおかげでなんとなくビザ問題について理解出来てきました。
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No.2
- 回答日時:
アメリカの最も一般的な就労ビザH-1bには、「大卒以上の専門職、大学の専攻と職種が一致していて、アメリカ人の雇用を侵さない不足している業種であること」という条件があります。
よって、美容師や板前は学歴が足らないので、この条件を満たすのが難しいのです。
特に、美容師は専門学校を出たアメリカ人でもできる仕事なので、わざわざ海外から呼ぶ必要がないですしね。
「職歴3年を大学1年分として計算できる」という特別条項があるため、理論的には美容師として12年の経験がある人は申請できるんですが、最近は移民局にこの条項を認めて貰うのは困難なようです。
米国民の雇用を守るために、移民局は外国人労働者を入れたがりませんし、10人に1人が失業者という最近の不況で外国人労働者や違法労働者に対して世論が厳しくなってますから。
日本でマネージャーや店長として働いた経験があるなら、別のビザが申請できます。
もしくは、アメリカやEUより移民法の緩いカナダやオーストラリアで探してみることだと思います。
回答ありがとう御座いました。
みなさんのおかげでなんとなくビザ問題について理解出来てきました。
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