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高射砲で当たらなかった弾は落ちてきました?
なんかの推理小説で、上向きに撃った銃の弾が到達点から自由落下、人に当たって殺人発生というのがあったと記憶していますが・・。
なら戦時中の高射砲とか、当たらなかった弾が落下してきて被害とか生じなかったのでしょうか??

A 回答 (3件)

こんにちは



当時の高射砲の弾はほとんどが"時限信管"という、発射後ある一定時間
を経過すると(つまり 弾丸がある高度に達すると)起爆するような仕組
みになっています。

従って、目標に当たろうが当たるまいが、空中で爆発して粉々になって
しまいます。もちろんその破片は落下しますが。

ただ、中には"不発"のものもあり、それらが地表に落下し、落下地点の
家屋などに被害を与える例はいくつか報告されています。

太平洋戦争中、米軍の艦載機による空襲が東京に対してあった時、大隈
講堂(早稲田大学)や上目黒(目黒区)の民家が被弾したが、その後の
調査でこれは陸軍の防空部隊が発射した高射砲弾の不発弾が落下したもの
であることが判明した。

という記事が当時のアサヒグラフ(写真誌)に掲載されたこともあった
ようです。
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この回答へのお礼

なるほど!明確な回答、ありがとうございます。
よく戦時中の写真で、(敵機に当たってないのに)空中でポンポン火玉が浮いているのも、そのような信管なのかもですね。
よく理解できました。

お礼日時:2010/07/07 16:25

はい、その通り。

高射砲の落ちてきた弾が当たって壊れた家、なんてのは結構あったようですよ。日本ではそもそもロクな性能の高射砲が無かったことと、ほとんどが海から来る機体に当てに行ったのであまり「自軍の砲弾が」という話を聞かないのですが、ドイツやイギリスではそういう例がかなりあったようです。
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静止した船で風もなく真上に撃てば理論上は落ちてきますよね。


でも船は動いてますし、風もあります。
そして高射砲は上空で自動的に炸裂するように設計された信管が使われています。
なので当たらなくても炸裂してしまうのでせいぜい細かい破片が降ってくる程度ではないでしょうか。しかも真上に撃つことはまず無いですから。(近づかれたら終わりなので)
それに現場ではいろんな所から攻撃されていて、それどころじゃないですからわからないんじゃないですか?
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