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ボーカルのレコーディングの時に歌を上手に歌う方法を教えて下さい。

初めての質問になります。検索しても見当たらなかったので質問致します。既出でしたら申し訳ありません。


自慢のように聞こえたら大変申し訳ないのですが、当方の現状を説明致します。
私、歌はそんなに下手の方ではないと思っています。まず音感ですが、カラオケでは高得点を取れますし、音程は楽器(ヴァイオリン、ピアノ)を小さい時に、高校時代はギター・ベースをやっておりまして、ヴァイオリンの方は重奏部門で日本一をとりました。なので音感等は大丈夫だと思います。
次に歌い方ですが、下手と言われることはアカペラ、カラオケではあまりありません。

ですが、ボーカルがちゃんとレコーディングした音声ですと下手だといわれるようになります。
自分で聞いても、声の音量が上下する、強く歌った時のアクセントがきたない(音量がでかすぎたりする)、伸ばした声の微妙なぶれ(音程ではない部分)等が大変気になります。他にも細かい部分いろいろとあります。
これを対処するには、ミドルボイスで機械のように集中して歌うしかなく、歌っていて気持ちよくありませんし声量も下がります。
とても歌が上手い(オーディション等で最終選考までいっている)友人にも、ためしに歌ってもらいましたが同じ状況になりました。

ボイストレーニング以外で対処する方法はないでしょうか。
またちゃんとしたレコーディングの時に気をつける点などあれば教えて下さい。
リミックスは私は行いませんので、それ以前での話でお願い致します。

A 回答 (3件)

ご質問の文章を何度も読ませていただき、その情報の中で私なりに感じた範囲で記入させていただきました。



1、音程は、※1,※2、↓
>「まず音感ですが、カラオケでは高得点を取れますし、音程は楽器(ヴァイオリン、ピアノ)を小さい時に…」を読めば、↓

※1、4歳頃からヴァイオリンを習い、いつ頃かは不明ですが「重奏部門で日本一をとりました」を読めば、音程は確かだと思いました。

※2、それでも上手に聞こえない理由は、カラオケ採点機で高得点が取れる歌い方に原因が有ると思いました。

2、発声法は、※3、↓
>「ボイストレーニング以外で対処する方法…」を読み、質問者様は最近の若い歌手と同じように喉歌いだと判断しました。

※3、マイクの選び方とマイクの使い方で多少は解決すると思います。多少はと記入した理由は、喉で歌っている間は、マイクの使い方には限度があるからです。
(腹式発声で腹圧が掛かった声でマイクを鳴らせるなら、うるさく聞こえない程度の声で、声を張り上げて歌っている様に表現出来ますが)

3、歌声のレコーディングについては、↓
>「ちゃんとしたレコーディングの時に気をつける点などあれば教えて下さい」の、「ちゃんとした」が、どの程度の「ちゃんとした」かが想像できません。

本格的なレコーディング・スタジオで、リミックスが可能な多チャンネルのミキサーでボーカルだけ別チャンネルへ録音でき、マイクは録音用の特殊なコンデンサー・マイクから40cm~50cm離れて歌えば、後から声の質、声の大小はプロ歌手並に修正出来ます。録音は、ヘッドフォンで自分の声と伴奏を聞きながら歌います。

(カラオケBOXやライブで、手に持って歌うボーカル・マイクは、ダイナミック・マイクです)

但し、ライブで歌うように歌いながらでは、専門の音響屋さんでも声を修正する程度で、大き過ぎる声を絞ったりは出来ません。(歌っている人が、戸惑うから)

最後に【マイクの選び方、使い方】です。マイクには一般用(素人向き)とプロ用が有ります。
[マイクの選び方]
1、一般用(インピーダンス500Ω~600Ω)のマイクは、高級クラブの体が沈み込んでお腹を圧迫して声が出ない状態でも、口に近づければ声(音)を拾うように感度が良く作ってあります。カラオケBOXや飲み屋さんで使用しているマイクです。

※欠点は、イ、声が薄っぺらになります。ロ、強く声を入れると、声が割れます。
ハ、感度が良すぎて、口の中の雑音まで拾ってしまいます。

2、プロ用のマイクの代表格は、アメリカ製のシュアー58(インピーダンス150Ω)です。テレビやライブで使用されているワイヤレス・マイクは、メーカーによって姿形は違っても、ほとんどのマイクに、心臓部はシューアー58のユニットが使われています。

カラオケBOX等で練習用に、シュアー(SHURE-58S、←のSはスイッチ付き)を購入されて、マイマイク持参しての練習をお勧めします。練習用には、スイッチ付が便利です。(スイッチのOFF、ONで「ガチャと」不快音は発生しません。何処へでも気軽に置けます)

[マイクの使い方]
マイクの正面(頭)へ声を入れると、声がこもります。前後左右のどちらかに、口からずらしてマイクの振動板へ45度の角度から声が当たるように歌えば、声が綺麗に抜けます。大きな声を出す時は、もう少しマイクを離してください。シュアーなら、離しても声を拾います。

カラオケBOXでは、声が跳ね返ります。ヘッドフィンが使えれば、直接耳から聞きながら練習すれば練習効果が期待できます。

ライブで歌う時は、専門の音響業者(通称PA)を使えば、モニター・スピーカー(通称跳ね返り)から直接聞きながら歌えます。スピーカーから出る声が、他人が聞いている声です。

私は16年間、素人のカラオケ・イベントで、カラオケ・ステージ音響の出張業(PA)を営んでいました。当時のキング・レコードの録音スタジオでの録音を見学した経験もあります。

カラオケ暦は約30年、ボイストレーニングを受けて、腹式発声で歌っています。
その経験で記入しました。長文失礼しました。
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アマチュアですが、20年以上宅録、スタジオ録音、自主CD作成、ライブPAに携わっている者です。



あくまでも「質問の文章を読んだ範囲」での私の感想なので、質問者から反論が出るのは当然としての雑感ですが、

>カラオケでは高得点を取れますし、

カラオケ機での高得点と、ライブボーカルとしての音感は、経験上全く相関関係はありません。というか、私に言わせたらカラオケ機が詐欺です。

ライブボーカルが上手い人で、カラオケで高得点取れるという人が希。
むしろ、バンドボーカルしてなおかつ高得点取る人は、カラオケでは「ライブと基全く違う、カラオケ高得点狙い専用の歌い方」をするめのが常。
もちろん、バンドボーカル時は、カラオケのような歌い方は絶対にしません。

>ヴァイオリンの方は重奏部門で日本一をとりました。なので音感等は大丈夫だと思います。

音感は大丈夫だと思いますが、楽器演奏の音感と歌唱の音感は、私に言わせれば全く別物なので、楽器演奏で世界的コンテストで上位取れるけど歌わせたら音痴…と言う人が居ても、私は全く驚きませんし、実際に知り合いでも、ちょっと海外でも名の知れたピアニストで、歌わせたらマジで音痴の人間も居てます。

なので、質問者の方がバイオリンで相当な腕だからといって、質問者の方が歌が下手でも全然不思議ではありません。バイオリンの腕と歌とは無関係でする

歌は、楽器演奏と違って「体内声との付き合い方」が大事なファクターです。
人間、自分が歌っている最中には絶対に体内声が鼓膜に伝わるので、完全に客観的に自分の声を把握は出来ません。これは声楽のプロでも同じです。人体構造の問題なので。
ですから、体内声と実声との修正が下手な人は、どうしても歌うのは下手です。
これは、歌専門の訓練するしかないです。楽器の演奏訓練は屁の突っ張りにもなりません。

>下手と言われることはアカペラ、カラオケではあまりありません。
>ですが、ボーカルがちゃんとレコーディングした音声ですと下手だといわれるようになります。

カラオケは前述の通り論外。そもそもマイクからして適当ですから。

アカペラならOKは、確かに音感がしっかりしてる証拠だと思います。
アカペラなら体内声だけで歌えますから、体内声のみの音感が良ければ上手く歌える。

ただ、バック音があったらダメなら、ここから聞こえるバック音と体内声の音程/音質差を修正できていないという証拠なので、ここは要修行です。

>自分で聞いても、声の音量が上下する、強く歌った時のアクセントがきたない

音感自体はしっかりしてるので、実は無意識で自分の声を修正しようとしているのでしょう。
ただ、どうしても完全にリアルタイムシンクロで修正できていないと、音感が仇になって無理に修正しに行ってしまい、結果的にそうなりがちです。

体内声と実声の音程差や音質感覚の差を客観的に修正できるようになれば、すぐに治まると思います。

>これを対処するには、ミドルボイスで機械のように集中して歌うしかなく、歌っていて気持ちよくありませんし声量も下がります。

私は、この部分で、私の考えは正しいと確信しています。
ミドルボイスで機械のように声を出すと、体内声の音程と実声の音程が一致するという人は非常に多いのです。これは体質の問題で、非常に個人差がありますが、質問者の方のような人は多い。実は、私もそうです。

やはり、本来的な音感はあるので、体内声と実声の音程差は身体が無意識のうちに気づいてるんでしょう。
で、無意識のうちに「身体が体内声の音程を実声に近づけようとする」と、ミドルボイスに行ってしまいがちです。

>ボイストレーニング以外で対処する方法はないでしょうか。

質問者のような方こそ、正しいボイトレで体内声と実声を一致させたら怖い者無しです。
強くお勧めしますね。

>またちゃんとしたレコーディングの時に気をつける点などあれば教えて下さい。

今の時点では、ボイトレが最優先だと思います。今のままではもったいなさ過ぎる。
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バンドで10年ほどヴォーカルやってます。

アマチュアですが、MTRでのヴォーカル録音はしょっちゅう。CDも毎年作成しております。

>アカペラ、カラオケではあまりありません
>ボーカルがちゃんとレコーディングした音声ですと下手

私にも言えることですが、バイオリオンなどの楽器類に比べて、ヴォーカルの熟練度が低いと言わざるを得ないかも・・。僕もクラシックピアノは5歳から20年習って一応上級者ですが、ヴォーカルは全然ダメ。ライブやアカペラで感動させられても、精密機械のマイクで録音するとクソです。でもプロのライブ盤は、それでも奇跡の歌を魅せる。単純に世界クラスのプロ級と、日本のアマオーディションレベルでは、次元が違いすぎる可能性は大。

また、録音の環境に慣れてないことがあげられると思います。声ってホントに精密機器ですから、些細な精神状況の変化にも影響が出ます。スタジオ録音より、気合十分のライブの一発ライン録りの方がよかったりしますしね。(PAのミックスが秀逸な可能性もありますが)
また、ポップガードと自分の距離を適切に保って、歌いやすい体勢を覚えることが重要かもしれません。やりずらければ、マイクを持ってやるのも手。マイク持ったほうが、ライブ慣れした人は歌いやすいと思います。


>声の音量が上下する、強く歌った時のアクセントがきたない

声が割れてしまうのはヤバイですが、あとでコンプレッサーかけるからそこまで気にしなくいいような・・。ただロック系だと音量デカイから、音量を揃えるために離れて歌います。全開で歌う場合は50センチほど離れます。
逆に、バラードなどの繊細な曲は吐息を入れるために、割れるギリギリまでゲインレベルを上げて、口をマイクに近づけます。
あとは、マイクはどういうの使ってますでしょうか?ボーカルはそれなりにイイコンデンサマイク使うべきです。元も子もないですが「生音録音」は、正直機材にも左右されます。

>伸ばした声の微妙なぶれ

コレはもう何十テイクも録るしかないです。パンチイン録音で、一フレーズで20テイクは録る覚悟で。一曲を最低一週間はかけて録るぐらいの気持ちじゃないと、ベストテイクは取れないなぁ。プロはバシッとベストテイク出すんだろうけど。やりこみすぎて数ヶ月かかることもあります。

それと大事なこと。録音は自分でやるべきです。人を付き合わせると、気を使うし、自分で機器を操作したほうが、こまーかく修正ができますよ。一晩中録音しても誰も文句言わないしね。
「ライブ」の経験値は「ライブ」で積めるけど、「録音」の経験値は「録音」ででしか積めないような。ゆえに録音を何度も繰り返して、マイクの扱いや立ち位置、マイクにノリやすい声などが初めて解ってくる、そんな気がいたします。
長々書いて、スイマセン。僕も初めて録音した頃は相当悩んで、何度も試行錯誤して今があるので、少しキツイことも書きました。気を悪くされたら、ごめんね。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答、ありがとうございます。


>>私にも言えることですが、バイオリオンなどの楽器類に比べて、ヴォーカルの熟練度が低いと言わざるを得ないかも・・。

確かにそのとうりです。当方、ボーカルに関してはちゃんと習ったことはありません。完全に趣味の範囲内なのですが、ひょんなことからCDボーカルをすることになってしまい、今回質問させて頂きました。


>>僕もクラシックピアノは5歳から20年習って一応上級者ですが、ヴォーカルは全然ダメ。ライブやアカペラで感動させられても、精密機械のマイクで録音するとクソです。でもプロのライブ盤は、それでも奇跡の歌を魅せる。単純に世界クラスのプロ級と、日本のアマオーディションレベルでは、次元が違いすぎる可能性は大。

同じような問題にあたる方が、他にもいらっしゃるということに安心しました。本当は自分がとっても歌が下手なのではないかとスランプに陥っていまして・・・。対策はあるのだと希望が見えてきました。


>>また、録音の環境に慣れてないことがあげられると思います。声ってホントに精密機器ですから、些細な精神状況の変化にも影響が出ます。スタジオ録音より、気合十分のライブの一発ライン録りの方がよかったりしますしね。

なるほど。確かに録音の際に緊張している最初の方と後の方では細かいぶれみたいなものが全然違います。「ボーカル録音」をまた別のものと考えて、1から練習するくらいの気持ちで頑張ってみます。プロの歌手が録音するたびに上手くなったりするのも、「歌」の上達だけではなく、「ボーカル録音」の上達・慣れもあるのかもしれません。


>>また、ポップガードと自分の距離を適切に保って、歌いやすい体勢を覚えることが重要かもしれません。やりずらければ、マイクを持ってやるのも手。マイク持ったほうが、ライブ慣れした人は歌いやすいと思います。
早速試してみました。普段では気にならない部分も、しっかりと重心を安定させるだけで録音では全然違って聞こえました。腹筋にもちゃんと力が入り、ぶれも少なくなった気がします。私は歌詞によって、声量を大きく変える歌い方をするので、マイクは手に持って近づけたり離したりして調整しています。


>>声が割れてしまうのはヤバイですが、あとでコンプレッサーかけるからそこまで気にしなくいいような・・。ただロック系だと音量デカイから、音量を揃えるために離れて歌います。全開で歌う場合は50センチほど離れます。

50センチですか!そこまで離したことはないのでびっくりです。声量があるので音割れしやすいので、入力を下げてしまっていますが、ちゃんとした録音ではホールのようにしっかり音を拾ってくれるので声を張り上げる時は、マイクをもう少し離してみようと思います。


>>あとは、マイクはどういうの使ってますでしょうか?ボーカルはそれなりにイイコンデンサマイク使うべきです。元も子もないですが「生音録音」は、正直機材にも左右されます。

マイクは家で試し撮り練習する際は、AUDIO TECHNICA AT-VD4 で XLRケーブルを使用しています。
プロを目指しているわけではないので、とりあえずな感じです。
外では、REMIXする方等が用意して下さる予定です。


>>コレはもう何十テイクも録るしかないです。パンチイン録音で、一フレーズで20テイクは録る覚悟で。一曲を最低一週間はかけて録るぐらいの気持ちじゃないと、ベストテイクは取れないなぁ。プロはバシッとベストテイク出すんだろうけど。やりこみすぎて数ヶ月かかることもあります。

なるほど。録音の慣れと練習という意味でも、初めのうちは本当に何回も録音してみないといけませんね。


>>それと大事なこと。録音は自分でやるべきです。人を付き合わせると、気を使うし、自分で機器を操作したほうが、こまーかく修正ができますよ。一晩中録音しても誰も文句言わないしね。
>>「ライブ」の経験値は「ライブ」で積めるけど、「録音」の経験値は「録音」ででしか積めないような。ゆえに録音を何度も繰り返して、マイクの扱いや立ち位置、マイクにノリやすい声などが初めて解ってくる、そんな気がいたします。

宅録でとりあえず録音に慣れるまで頑張ってみようと思います。


>>長々書いて、スイマセン。僕も初めて録音した頃は相当悩んで、何度も試行錯誤して今があるので、少しキツイことも書きました。気を悪くされたら、ごめんね。

いえいえ。的確なご回答ありがとうございます。ぼろくそ言われるくらいの方が気合が入る人間なので、ありがたいです。芸術では決してナルシーになっては伸びなくなってしまうと思っています。

他のご意見も聞けたらと思っておりますので、まだ締め切らないでおこうと思います。ご了承下さい。

お礼日時:2010/09/07 21:31

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