No.3
- 回答日時:
こんにちは
No.1の方の回答が最も大きな理由になるでしょうが・・・
> 、命中率もミサイルの方が高いような気がするのですが
センサーが目標を捕捉出来れば、確かに・・・。
でも、いついかなる時でも、OKってワケにはいかんのですよ
戦場では 敵も必死ですから あらゆる偽装手段を講じるんで、熱
(赤外線)センサー、ミリ波センサー(レーダー)などを駆使しても
見つからない時は見つからない。
地形も大いに影響しますし、ましてや夜間や悪天候下であれば、
(TOWのような)光学センサー方式でもつらいでしょうね。
あとは、搭載弾数やコストも関係するでしょう。
ご回答ありがとうございます。
なるほど、ミサイルは強力だけどクセのある兵器わけですね。
しかも高価で使い所が難しければ、ポンポンとはつかえませんよね。
No.4
- 回答日時:
太平洋戦争も終わり、一息ついたアメリカ軍が取り付かれた夢。
これからはミサイル時代だ、とばかりに機関砲を外してみたところ、厄介に事態に陥った。
(当時は特に)ミサイルのセンサーは冷やす必要があった。つまり電気を流して口を開いて冷気を送り、さらに目覚めたセンサーが目標を認識するまで、少々だが待つ必要がある。ほんの数秒とはいえ場合によっては事態が一気に変化するとき追いつけない場合がある。そのため現代では、機関砲とミサイルの併用になっている。
さらに発射シーンを見たら分かると思うが、ミサイルは加速する時間がいる。ということはゆっくり動いている間に目標が動いてしまう場合があり得る。しかし機関砲や戦車砲といった砲は、スイッチ一発で発射できるので、すばやい発射で弾幕をはれる。
さらには充分こなれた兵器として非常に扱いやすく、使いかたも簡単。昔のように厚い装甲の時代ならまだしも、今どき装甲で守ることが限界に達しているので、砲弾でも充分に使い道がある。
No.5
- 回答日時:
現在のロシアの主力戦車T-80やT-90シリーズの主砲は、125mm砲弾の他、ミサイル(「9M119レフレクス」など)を発射できるけど、搭載段数は砲弾37発とミサイル6発。
何故かと言えば・・・既回答にもあるように
ソフトスキン(非・軽装甲)車両や構築物の除去など通常砲弾で十分なターゲットにミサイルを使うことは、コストパフォーマンスが悪すぎる
のが第一か と。
このほか
砲弾は行進間射撃(移動しながらの砲撃が可能である(打ちっ放し能力を持つ)が、戦車搭載型ミサイルは命中するまで誘導する必要がある(命中するまで動けない=敵の標的になりやすい)
ミサイルに打ちっ放し能力を持たせることも可能だけど、ただでさえ高いコストが更に跳ね上がるから導入は困難
ということや
戦車はAPFSDS(装弾筒付翼安定徹甲)弾のような対戦車砲弾のほか、HEAT(成形炸薬)弾という戦車以外にも効果のある砲弾も搭載して、ターゲットに応じて選択することが可能
というのも・・・
ミサイルには乏しい「運用の柔軟性に富む」ことも砲弾のメリットです。
ご回答ありがとうございます。
ミサイルを主砲から撃てる戦車があるんですね。初めて知りました。
それにしても、砲弾とミサイルではかなり弾数が違うんですね。ミサイルがたった6発なら、ポンポンとは使えませんね。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
#5です。
>ミサイルを主砲から撃てる戦車があるんですね。
現在は、ロシアの125mm砲系統かイスラエルのLAHATくらいしかありませんが、アメリカも1970年代に「MGM-151 シレイラ」という戦車砲で発射可能なミサイルを実用化し、MGM-151を発射可能な砲塔を採用した空挺戦車「M551シェリダン」やスーパーパットンの派生型「M60A3」やを制式化していました。
しかし、ミサイルの直径から152mmという口径になったため携行弾数が少なくなった(M551の場合で、MGM-151を8発とHEAT弾を20発)ほか、空挺戦車という軽量級車両に大口径砲を搭載するため、低圧砲にせざるを得ない=砲弾の威力の低下に繋がった。そして、何よりも、MGM-151の信頼性の低さから、1980年までにM60A3は退役し、長らく制式にあったM551にしてもTOWを搭載したAFVや装輪車両に追いやられて第一線を離れることになったのです(M551はアルミ装甲などいろいろ技術的課題のあった戦車で、MGM-151だけの責任じゃないけど)。
今のアメリカ軍の戦車の出番は、圧倒的な航空戦力による”露払い”のあとになっているようだから、戦車がミサイルを発射できることに、あまり魅力を感じていないんじゃないか と。
No.8
- 回答日時:
ソ連・ロシアが戦車にミサイルを搭載したのは、一つにコンピュータ技術などの遅れで、遠距離の目標に正確に命中させる為のFCS(射撃管制装置)の開発が上手くいかなかった事と、遠距離の目標を破壊する強力な大砲の発射の衝撃に耐えられる大型の戦車(つまり高価な戦車)の大量配備(仮想敵国に面する国境が他の先進国とは比べられないくらい長い)が困難だったからです。
ミサイルであれば、上記の問題の影響はかなり抑えられます。
(レーザによる誘導と、小型な戦車でも運用できる。)
ただ、ミサイルには問題が有って、分りやすく条件を簡素にして以下の様な状況で会敵したとします。
1.イラクの砂漠の様に遮蔽物が無く双方が遠距離で敵を発見。
2.1対1の場合。
3.双方同時に攻撃を開始。(一方は大砲を発射。もう一方はミサイルを発射)
4.お互い錬度は十分。(現代の戦車のFCSは高性能の為、十分な錬度の乗員が使用すれば8、9割の確立で命中)
5.双方命中すれば、相手は大破する。
この様な状況で戦闘をしたらどうなるかと言うと、ほぼ確実に大砲を発射した側が勝利するか、最悪でも相打ちとなります。
なぜなら、大砲の砲弾は発射した直後に弾速が音速を遥かに超え(時速1千数百Km)るのに対して、ミサイルは徐々に加速していく為、砲弾の方が必ず先に敵に命中します。
そしてミサイルは、発射母体からのレーザー等の誘導が無いと命中しない為、高確率で命中する大砲とミサイルの勝負の場合、大砲は敵に命中させられるが、ミサイルは命中させる事が出来なくなります。
(砲弾は誘導の必要が無い為、正確に照準して発射に成功さえすれば、後に発射母体が撃破されても命中の成否には関係が無い。)
この為、ミサイルが大砲に勝つには戦車の大砲の命中が困難(数千メートル以上)に成る距離から発射できなくては成らないのですが、そうすると今度はミサイルが太い電柱みたい長さになってしまう為、戦車に乗らないか、弾数が限られ且つロケットの炸薬と燃料と言う危険物を戦車に大量に搭載する事になるので、大変危険です。
なおソ連は戦車砲の交戦距離を短く見ており、イラクの戦争でアメリカの戦車が3000メートル前後で砲弾を次々と命中させると言う、遠距離戦を挑まれたさい、ソ連製戦車は全くなす術も無く破壊されてしまいました。
>ANo.7
>近年のイージス艦に戦車砲って?流行だったりします。
戦車砲と艦載砲って全く別物ですが…。
戦車砲は殆どが滑腔砲(砲身内がツルツル)と言う特殊な大砲です。
(ダーツのような細く羽が付いた砲弾を発射します。羽が付いている問題上、風の影響を強く受ける為、命中精度は3000メートルを越えた辺りから極端に低下し始めます。)
艦載砲はライフリング(砲身内に溝が刻まれている)が刻まれた一般的な大砲です。
(対空・対地攻撃に重点が置かれるため、大量の炸薬が搭載されていなければならない。砲身の溝のお陰で砲弾を回転させる事によるジャイロ効果で、弾道を安定させる事で長距離での命中精度を確保している。)
なお、戦車砲は西側先進国はラインメタル社(ドイツ)の120mm滑腔砲かそのライセンス品(および独自の改良品)を使用していますが、イージス艦はMk 45(アメリカ) 5インチ砲(127mm) or オート・メラーラ社(イタリア) 127 mm 砲が使われます。
また、戦車砲は一部の戦車(90式戦車など)を除いて1発ごとに砲手が手作業で砲弾を詰め変えると言う様に、連射性はあまり重要視していませんが、艦載砲は高速で飛行する戦闘機やミサイルを相手にする関係で、装填は自動化され1分間に数十発の発射が可能に成っています。
艦載砲は航空機を主敵にする関係上、俯角が大きく取れるように成っていますが、戦車砲はその必要性が有りません。
砲塔の大きさも全然違います。
(戦車砲が4tくらいなのに対して、艦載砲は20~40t以上。)
戦車砲を流用した軍艦と言うと、第二次大戦中のソ連の河川砲艦(T-34の砲を流用)を思いだすのですが…。
No.9
- 回答日時:
戦車は、凸凹した地面や障害物を乗り越える軌道力があり、厚い装甲で守られ、強力な戦車砲があるので、陸上戦では主力兵器です、対戦車ミサイルの命中率、破壊力が向上して、戦車は時代遅れかもしれません、しかし、戦車には、どんな陣地でも攻撃できる、砲弾の塔最量ガ多い、敵陣地を占領するとき、地雷源の第一陣攻撃には最適、敵の銃弾から兵士が守れる、敵の攻撃に対してすばやく対応できる、戦車砲弾は携行数が多く、コストが対戦車ミサイルに比べてはるかに安い、レーザー照準機、暗視カメラ、コンピュータ照準機など電子技術のハイテク化で、各段に命中率が向上した、滑空砲弾のように、風の影響が受けにくい破壊力の大きな砲弾で射程ガ長くなったからです
このように、40トン以上あり重たくて、燃費が1リットルあたり400メートルしか走行できなくて、一人で操作できる対戦車ミサイルの弱い、戦車は、戦車砲のコンピユータ照準機の命中率向上で、射程範囲内なら確実に命中できるまでハイテク化されたからです、
対戦車ミサイルの欠点は、有線式有視界誘導であるので、兵士が目標を目視しながらジョイステックを操作して、誘導するので射程が2kmから4kmと、ミサイルの誘導有線ケーブル線の長さに限定される
敵戦車まで接近するまでに兵士が被弾してしまうので戦場に身を隠すものがない草原や、砂漠では射程範囲まで接近できない
携行するミサイル数が限られるので、戦車が煙幕で視界をさえぎられたり、くぼみに身を隠されると、誘導できない、戦車に命中するまで誘導しなければならないので、その間は敵の掃射の危険にさらされる
No.10
- 回答日時:
こんにちは、お礼ありがとうございました
なんか、いつの間にやら盛り上がっとる (^^ゞ
> しかも高価で使い所が難しければ、ポンポンとはつかえませんよね。
御意。
ちなみに
戦車砲弾(APFSDS)一発あたりの価格
・120mm JM33(90式用):95万円
・105mm93式(74式用):55万円
対戦車ミサイル 一発あたりの価格
・01式軽対戦車誘導弾(通称 軽MAT):約 400万円(噂では・・・)
・96式多目的誘導弾(通称 MPMS):約 5,000万円!
ちょっとMPMSは多機能過ぎるんで、とんでもない値段ですが、まぁ
一般的に見ても、砲弾と比較すれば一桁は違うでしょう。
ご回答ありがとうございます。
まさかここまで盛り上がるとは…びっくりです。それにしても、高いんですね。ミサイルって。
これだけ高いと、外すだけで予算に響いてきそうです。
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