【あるあるbot連動企画】あるあるbotに投稿したけど採用されなかったあるある募集

今回の全ての被災者の皆様、そして原発での二次被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
さて本題ですが、私はその筋の専門家ではないので、福島原発の事故問題について疑問が多々ありますので質問します。
第一:テレビで専門家が「放射性物質はそのままでは飛散しないので、花粉とか埃にくっついて飛散する」と言うようなことを言っていましたが、どう言う意味でしょうか?
第二:放射性物質が漏洩したので、20KM圏内は退避で、30KM圏内は屋内避難となっているようですが、放射線は鉛とか分厚いコンクリートで無い限り簡単に貫通すると思います。また屋内に入る時は着衣を脱いでほろき、また身体を良く洗う等々と言っていますが、無菌室のように屋内の気圧を高くして外気を入れないようにしたり、エアシャワー等の無い家屋(一般の家屋ではあるわけ無い)では、無意味なように思えます。政府や専門家の言う「屋内退避が安全」の根拠について。
第三:アメリカでは、今回のレベルの事故だと80KM圏内退避としているようですが、日本でそうならないのは、政府・事業者の原発安全神話ボケの為でしょうか?それとも生命よりお金(例えば事後の被災者の補償問題とかが心配)が大切だから?
第四:放射性物質が一旦飛散すると、そこいら中に舞い散るはず。とすると、例えば雨等と一緒に上水ダム等に舞い散ることや、地面に舞い散ることの方が人体にくっつくよりも可能性が大きい訳で、そうした場合、飲料水が汚染されたり、道路が乾いた後、風や自動車等によって再び大気中に舞う可能性も大きいと思います。結局その放射性物質が無害化するまで危険性は排除できないのでは?
第五:自衛隊も警察も消防も必死で原子炉の燃料棒を冷やす為に、海水の注入作業を行っていますが、あれだけ海水を注入しても燃料棒の入っているプールを満たすことが出来ないというのは、どこかで水が洩れているのでは?
第六:冷却するのに注入している海水は、大変な量が海にも流れ込んでいると思われますが、海洋汚染の心配jは無いのでしょうか?周辺には豊かな漁場があると聞き及んでおりますので、心配です。
他にも疑問があるのですが、長くなりますのでここまでにします。
とにかく二次三次の汚染による健康被害も心配です。
放射線は安全圏内と言っているテレビの解説者も、政府行政の要人も、東京電力のお偉いさん達も、そんなに安全なら何故現地に行って陣頭指揮をとるなり、自ら安全性を証明しないのでしょう?この点が実は一番の疑問ですが・・・。

A 回答 (3件)

1)放射性物質に限らず、物質は気体・液体・固体のいずれかの状態にありますが、こんかい主に問題になっているヨウ素・セシウムという物質は固体の状態で飛散します。

微量の為非常に細かい粒として空気中にありますが、こういう微粒子は静電気で必ず他のものに付着する性質があります。そこでもっと大きい花粉や埃といった粒子があるとそこに付着して空気中をただよっているという状態になります。ラドンなどの気体の状態にある放射性物質は花粉や埃に付着せず原子として空気中を漂う可能性もありますが、今回の事故では問題になるような量のラドンが飛来することはありません。

2)屋内退避は、本来は高濃度の放射性物質が放出されるとその見えない放射性物質の雲みたいなものが飛来して、そのなかにいると大量の放射性物質を吸い込んでしまうので、その放射性物質の雲をやり過ごす為に行うものです。したがって、部屋に入り込む放射線の量よりは、直接外気中の放射性物質を吸わないということが重要であり、屋内退避は意味があるということになります。また、放射性物質の雲が過ぎたあとには、環境中に降り積もった放射性物質のせいで屋外の放射線量が高くなってしまいますが、屋内にいるとその放射線も1/3~1/10程度に弱められます。原発から飛来する主な放射性物質であるヨウ素やセシウムから出る放射線の種類がβ線とγ線であります。β線はガラスとかトタン板や木の板で十分に遮蔽できます。γ線はこういうものでは完全には遮蔽できませんが、数センチ厚の木の板で1/3程度、10センチ厚のコンクリートの板では1/10程度に弱めることができます。屋内への放射性物質の侵入については、黄砂が飛来した時の様子を考えればわかりますが、黄砂は屋外に沢山あっても明らかに屋内の方が少ないでしょう。あれと同じで陽圧とかかけなくても屋内にいるだけで大分少なくなるということが分かると思います。

3)今の時点では、もう大分汚染区域が分かって生きていて、福島市や郡山市など50km以遠の地区でも結構放射線量がたかかったりしますよね。こういうことも考えると80kmとういう避難範囲妥当と思われます。日本の避難範囲がそれより狭いのは、パニックを恐れた為と思われます。また、東電は悪い情報をなかなかそとに出さないで大分経ってから実はこれだけ悪い状況ですといって後だししてくるので政府が正しく迅速な判断ができないということもあるような気がします。

4)水道水汚染は既に顕在化して、東京の金町浄水場の水道水の放射能濃度上昇騒ぎで有名になりましたね。福島県内では現在でも水道水の摂取制限が出ている区域がありますね。道路などから舞い上がった放射性物質もあるでしょう。そういうものがある程度無害化するまで危険性は排除されません。

5)海水中や地中に少しずつ漏れてます。ただし、2号機から海水への大量の汚染水の流出は水ガラスの固化により食い止められました。

6)海洋汚染の心配はあります。小女子から高濃度の放射能が検出されています。こんどは、中型~大型魚への生物濃縮等も懸念されますので、魚介類や海藻への入念なモニタリング調査の継続が必要と思われます。

中央の行政の要人は福島に行きませんね。明らかに「安全だ」は口先だけのようです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

せっかくのご回答を読むのが遅れ、申し訳ありません。
具体的且つ明瞭なご回答に、頭の中のもやもやが晴れた感じがします。
私が居住するのは東北の、福島原発から150km位の圏内にあります。
事故当初、私の住んでいる市にいる私の友人のお兄さんが、勤務先にあるガイガーカウンターで計測してみたところ、通常とは明らかに異なる異様な程の計測値に驚いた(自治体の発表する計測値は明らかに低過ぎる!)とのことです。
それで強い不安と同時に興味を抱いた訳です。
現在政府や御用学者達は、「福島県内の小中学校等のグラウンドの放射線のレベルが20mmシーベルト位までなら、児童生徒の健康上に直ちに影響は無い」とか言っていますが、事故原発建屋内で作業する作業員達の放射線許容レベルを、その労働力不足から徐々に引き上げている現状をみますと、全く信じられません。ましてや東京電力や原子力発電を強行に推進してきた御用学者やお役人達の発表は鵜呑みにしない方が、賢明なる現実的判断といえますね。
放射能による海洋汚染も心配です。一部には「中国から海藻類を輸入して、被災地からの海産物に代用すれば大丈夫」と言う意見も有りますが、中国近海の農場や工場並びに生活排水による海洋汚染の深刻さは周知の事実で、とても現実的打開策とは言い難いでしょう。

最後に今回の事故で驚いたのは、二度の原爆の被害を受けた日本人より、外国の人の方がはるかに放射能に敏感に反応していることでした。

ご回答本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/05/15 16:38

1.そのままずばりです、何かに付着して飛散する


2.飛散した放射性物質に壁を貫くほどの放射線は含まれていません
3.アメリカの安全すぎるボケです、後で補償だとか裁判で言われないようにする為です。
健康の事を考えてるわけではありません(^_^;)
4.そーです、だから水で流します
5.どこが入口なのか判らない状態で入れてますから入る量よりも入らない量のほうが多くなります
6.汚染しますがそれよりも人間の命優先ですから

ど素人が現地に行っても役に立ちませんし説明もできませんから。
安全性の説明はしてますよ、テレビとか見ないんですか?(^_^;)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私にとって原子力とは本当に理解し難い物です。
ただ、アメリカに限らず、今回の震災(原発事故も含めて)が一段落すると、特に原発事故の件は補償問題となるでしょう(それを想定して、危険範囲をわざと狭めている・・・考え過ぎかな?)。
私のように放射能や放射線に無知な人も多いと思われますので、そうした人々による風評被害(これが第?次災害となる)によって、福島産の農産物や、宮城県も含めた漁業産物も大打撃を受けないか心配です。
又、健康面で疑問なのは、そうした飛散物が上水ダムに落ちれば、その水を飲めばやはり健康被害がでるのでは?汚染された漁場で獲れた魚介類を食べても問題は無いのか?報道される対応策のように、濡らしたタオル等で口や鼻を覆っても、いずれタオルははずすことになり、そうすれば埃と共に飛散物を吸い込んでしまわないのか?が気になります。確かに現況では、核燃料棒を冷やすしかないというのは解りますが、その処理作業後も人命の安全に関する問題が尽きないのが原子力という怪物ですね。

お礼日時:2011/03/19 20:23

不正確な表現の 放射能 という言葉を使っているための混乱です



放射能 とは 放射性物質が放射線を発生する能力(これも正確ではありません)と理解すれば、疑問は解決すると思います

放射線は 物質を貫通します(当然減衰します、減衰量は物質により異なります)

放射性物質には大きさがあります(1マイクロメートル以下~数m超)
ですから 物質を貫通できません が隙間は通り抜けられます

また拡散状況は 地形・気象により大きく異なります

時間があるでしょうから 広島・長崎および周辺の被爆から現在までの放射線量の推移を調べられるとよろしいでしょう
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
放射能と言うとただ漠然と恐ろしい物だ!という概念(ゴジラのように)しか有りません。
ただ自然界でも放射線は発生している(言い方が正確ではないと思いますが)位の知識しか無くてお恥ずかしいのですが、「無知は根拠の無い安堵感か、逆に必要以上の危機感を煽る(パニック等)」と常日頃肝に銘じておりますので、質問いたしました。

お礼日時:2011/03/19 19:48

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!