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量子暗号技術にも公開鍵方式が応用的に使われているのでしょうか?

A 回答 (2件)

「量子鍵配送」は量子状態の特性(※1)を考えると、当然の結果だから受け入れやすいけど、


(※1) 他の人が中を覗いたら、中の状態が変化する(覗くとばれる)

「量子公開鍵暗号」は具体的な理論を説明した文書をまだ読んだことがなかったから、検索してみたよ。

ちょっと古いけど。
http://h2np.net/docs/crypto-2000.html
(この人の書いた文書久々によんだ。。。)

|「TMでも解くのが困難な問題はQTMでも解くのが困難だろう」という仮定
(省略)
| - 量子コンピュータは離散対数問題を簡単に解く
| - ナップサック暗号はNP完全問題をベースにしている
| - ナップサック暗号の鍵パラメータを離散対数問題を解いて作る
| - NP完全問題は量子コンピュータでも難しい

個々の言葉はわからないけど、仮定が覆ったらそれまでということはわかるね。

それより、こっちが気になるけど、
http://www.jst.go.jp/erato/project/irkk_P/irkk_G …

英語の論文だし、もう少しわかりやすく説明した日本語の文書があるといいのにね。
http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?do …

この回答への補足

有り難う御座います。

凄く複雑ですね。

補足日時:2011/05/31 03:38
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この回答へのお礼 お礼日時:2011/09/05 17:28

量子論的な粒子の特性を利用した暗号化方式としては、


現在以下の2つが著名です。

1.量子公開鍵暗号
2.量子鍵配送

1は、公開鍵/暗号鍵ペアの作成に量子コンピュータを利用する公開鍵暗号方式です。
   暗号アルゴリズムの話であり、まさしく、公開鍵方式です。

2は、共通鍵の盗聴防止に光子の量子論的特性を利用する方式です。
   共通鍵の秘匿性を保障する鍵配送方式であり、暗号アルゴリズムの話ではありません。


以下、1.量子公開鍵暗号の詳細です。

 現在の公開鍵暗号アルゴリズムは、
 一般的なコンピュータであまり時間をかけずに秘密鍵/公開鍵ペアを作成できるような方式です。

  ・秘密鍵/公開鍵ペアの作成は短時間でできる。(実用性の根拠)

  ・解読には、とてつもなく長い時間がかかる。(安全性の根拠)

 となっています。
 
 しかし、現在の公開鍵アルゴリズムは、
 量子コンピュータの登場によって短時間で解読されてしまうことが
 予想されています。(安全性の考慮が崩壊する)

 以上の問題に対して、量子公開鍵暗号では、
 「量子コンピュータの登場で、現在の公開鍵暗号アルゴリズムが危うくなるなら、
  量子コンピュータを利用した新しい量子公開鍵暗号アルゴリズムを開発すればよい。」
 との解決策を打ち出しています。具体的な実現方法を記述すると…

 量子公開鍵暗号は、
 量子コンピュータであまり時間をかけずに秘密鍵/公開鍵ペアを作成できるような方式です。

 ・秘密鍵/公開鍵ペアの作成は量子コンピュータを使えば、短時間でできる。(実用性の根拠)
  でも、一般的なコンピュータでは、とてつもなく長い時間がかかるので、今は非現実的。

 ・解読には、量子コンピュータを利用しても、とてつもなく長い時間がかかる。(安全性の根拠)
  一般的なコンピュータでは、宇宙の終わりまでかかっても解読不可能。

 となっています。
 

この回答への補足

有り難う御座います。

2種類の分類の存在を知りませんでした。

補足日時:2011/05/31 01:38
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この回答へのお礼

http://okwave.jp/qa/q7632619.html
上記のページでも、御指導を賜れませんでしょうか?

お礼日時:2012/08/08 06:43

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