プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

こんにちは。閲覧頂きありがとうございます。かなり悩んだのですが、堂々巡りを繰り返すばかりなのでお力を頂きたく投稿しました。

何かの作品を、モデルにしたりモチーフにしたりしてできた作品は、自分で書いたものだと言えるでしょうか?既存がある以上、ソレは二次創作と何が違うのでしょうか?

例えば、ある曲を聴いて、その歌詞に出てくる主人公をモデルにして詩を書いたら、ソレは二次創作になるでしょうか?けれどモデルが誰かわからなければ、名前が出なければ、読み手の数だけ想像する物語は違いますよね。そういうことを考えると、何かの作品に影響を受けて書いたモノは、二次に近いのかなぁと思うわけです。私の言い方だと極端ですが、一次と二次の違いって何なんでしょうね。


宜しければ皆様の意見を聞かせてほしいです。お願い致します。

A 回答 (4件)

昔から言われている話ですね。



正直、本当のオリジナルと言うものは、もともと極めて稀なものなんですこれが。
生きていれば、音楽も耳にするし、映画も見るだろうし、漫画も小説も読むだろう。
そういう人間が発想する物語、イメージが既存の何かに影響を受けないはずが
ないんですね、人間の記憶は連想記憶なので。
聖書の中に既に全ての物語のパターンがあると言われているくらいですしね。
世の中に、溢れているものは既にどっかで見たものなんですよ。

仮に本当にオリジナルがあるとしたら、今まで何も見なかった人間が描いた
絵とか、小説、音楽とかになるでしょう。
ごく稀にあるようですが、これが他に人の共感を得られるか?というと
多分、難しいんですよね、ある種の共通点がないというのとは
それだけで違和感でなじみ難い。

パクリとオマージュの何が違うと言うものもあるしね。
モチーフと二次創作の区別も本質的にはないんでしょう。
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この回答へのお礼

こんにちは。athanasiusさん、ご回答ありがとうございます。


そうなんですよね。完全なオリジナルというのはやっぱり本当に稀で、大体はどこかで見たことがあるようなものなんですよね。

聖書のお話は聞いたことがなかったです。機会があれば開いてみようかな。
確かに何にも触れないで作った人なら、ソレはオリジナルになるかもしれません。滅多にいなさそうですけどね。

最近、自分が書いてるのが一次なのか二次なのかわからなくて頭がぐるぐるしてましたが、本質は変わらなそうですね。参考になりました。お忙しい中、ありがとうございます。

お礼日時:2011/07/02 09:47

二次創作との違いは、作品の位置づけにあるのでは?


○○モノの一つという形なのか、はっきりと原作ありきであるか。

既存の作品からキャラや世界の設定をそっくりそのまま流用し、後日談や外伝、日常の一コマやIFストーリーといった形で纏めたものが2次創作。
原作の持ち味をいかに活かしつつ自分の味を出すかが求められます。
この構成力の要素が大きいなら自分で書いたと(あくまでも2次創作であることをわきまえた上で)いえると思います。

オフィシャルで、例えば小説が先にあり、ドラマ化やゲーム化、マンガ化といった具合に異なるメディアで展開することもある意味2次創作と言えるでしょう。
これの創作に関わった人たちは、自分で作ったと言えるのではないでしょうか。
(オフィシャルでも趣味で作られたものでも、原作の名前だけ借りてその人気に頼って見て貰おうとするまったくの別物じゃねーかと怒鳴りたくなる酷いものが多々ありますが)


ソレに対し既存の何かに影響を受けたとしても、その上で1から設定を構成したのであれば1次と言えるのではないでしょうか。

例えばロボットアニメ。
ガンダムとかパトレイバーとかエヴァンゲリオンといった具合に色々ありますが、興味ない人から見れば大半は人間型のロボットに人が乗って銃をバンバンぶっ放して暴れる話であり大差ありません。
でも属する組織が軍隊だったり警察だったり特務機関だったり、時代背景も遠い未来だったり近未来だったり、といった具合に背景変えるだけでも内容はガラリと変わってきます。
ロボットが兵器として作られたか、重機という位置づけなのか、はたまたよくわからん生物のような代物だったりと作者は色々新しいものを盛り込もうとしています。
だから、たとえばパトレイバーという作品を見た人が「ガンダムのパクリだ!」と感じるのではなく「ロボットものの新しい作品だ」と感じれば、それは1次と言えるでしょう。


>その歌詞に出てくる主人公をモデルにして詩を書いたら
原作を知る人に予備知識ナシにその詩を見せ、多くの人がこのキャラってあの曲の主人公じゃんと感じたら2次創作でしょう。
そこまで特定されなかったなら1次創作、既存の作品に似た○○モノの一つ、と言う位置づけになるでしょうね。


東京幻想という作品群があります。
ビルや駅などの建物がボロボロに荒廃し木々に覆われたり水没したイラストで、どこか幻想的で郷愁さえ感じます。
これは名前でわかるように東京の街並みをモチーフにしており実在の建物です。
だから、いうなればその街や建物の2次創作と言えるかもしれません。(建築物もデザイナーによる1次創作と言えるでしょう)
写真をトレースしてイラストに起こすと言う作風ゆえに、自分で撮ったわけではない写真を基にした作品では撮影者とモメていたりします。
どこまでオリジナルと言えるかは、なかなか線引きの難しい問題です。
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この回答へのお礼

こんにちは。05051036さん、ご回答ありがとうございます。


位置付けは確かにあるかもしれませんね。私は漠然としか掴めてませんでしたが、回答を拝見する限り、重要なのは受け取り手がどう思うか、というところな気がしました。

ロボットアニメはかなり出てますよね。私も興味ない派になるんですが、背景変えるだけで話の雰囲気?が変わるっていうのはある気がします。昔パトレイバーの漫画の表紙を見たことならありますが、ガンダムに似てるとは思いませんでしたしね。設定を自分で作っていくのは確かに一次と言えそうです。

東京幻想は初めて知りました。検索かけてみましたが、凄い絵ばかりですね。ついでに盗作疑惑も引っ掛かってましたが。やはり線引きは難しいのでしょう。お忙しい中、ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/07/02 22:14

単独で楽しめるか、原作を知らないと面白さがわからないものか、と言う違いもあります。



投稿した直後に面白いものを見つけたので張っておきます
http://www.bofunk.com/video/10720/dude_plays_liv …
有名なTVゲームの曲をバイオリンで演奏しているわけですが、バックで流しているゲームの画像とシンクロさせ、効果音まで再現しています。
この作品の面白さは、原作となるゲームがあって初めて成り立つものです。

さて、この作品の面白さを作り上げたのは誰なのか?
奏者なのか、ゲーム製作者なのか?
(作品ではなく芸と見るべきでは? いや、芸もまた作品と見るべきでは? といった問題もありますが)

更に、この作品に影響されて、他の有名なゲームの曲を他の楽器で再現する者が現れたときはどうなるか?
そういう人が多数現れたとき、音楽の世界に新しいジャンル、文化が出来上がるのでしょう。

このように、2次創作の面白さはオリジナリティとはまた別次元のところにも出てきます。
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この回答へのお礼

一応こちらに。単独で楽しめるか、原作を知らなければ楽しめないか、の分け方もあるんですね。私は偏った見方ばかりしてしまうので勉強になります。
そうやって増えていけば、一つのジャンルが確立され、単純に二次創作とは呼べなくなりそうですよね。スタイルがただの物真似ではないというか。二次創作の楽しみというのは結構深いんだなと思いました。そもそも、一次と二次の違いを明確にしようということ自体、無粋なのかもしれませんね。お忙しい中、こちらのご回答もありがとうございます。

お礼日時:2011/07/02 22:21

今、世の中に溢れているものは


殆ど全てが何かしらの影響を受けているものだと思います。

例えば、『魍魎戦記MADARA』という漫画は、
手塚治の『どろろ』という漫画をモチーフにした
という話はMADARAの製作陣自らが明かしています。

設定の『骨組み』を並べると分かりやすいのですが、
・主人公は父親が権力を欲するあまり魔物に奉じられてしまい、
 生まれつき体の殆どの部位を失った状態で生まれてくる
・失った体の機能は武器を内蔵した義体で補っている
・失った体を取り戻すためには、各部位を隠し持っている魔物を倒さねばならない
等の設定がほぼ同じです。

しかし、パクリだ!と騒ぐ人が殆どいないのは、
世界観やストーリー展開等の細かい『肉付け』の部分が異なるためです。
登場人物の名前や見た目、性格なども違いますしストーリー展開なども違います。

そして、それをいかに面白く見せるか?いかに元が分からないように描くか?
というのが作家の力量の見せどころですね。

私はこの二つは別物であり、どちらも一次と言えると思いますが、
手塚治のどろろがとても好きな人がMADARAを読んだらどう思うだろう?
というのは常についてまわる問題なのでしょうね。
そういう意味では一次と二次を判断するのは受け取り手次第という事です。

けれども、そもそも厳密に言うと、人類が世に現れて
一番最初に絵や唄や話などを描いたり作ったりしたものしか
オリジナルとは呼べない訳で……クラシック音楽や美術の絵画でさえ、
そういった先人から学び自分の個性と結びつけて昇華していく事で
『自分の作品』と呼べるものを作り出していったのだと思うのです。

要は「気にしたらするだけ時間も気持ちも損」なんじゃないでしょうか。
そこで萎縮するくらいなら、上記で例に出したMADARAの製作陣のように
自分から「●○に影響を受けて作りました」と明言してしまう方が
逆に気持ちも楽になるのでは?と思います。
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この回答へのお礼

こんにちは。8kirakira8さん、お忙しい中ご回答ありがとうございます。遅くなりましてすみません。


その2作品については聞いたことがあります。確か何処かでインスパイアの一例として紹介されていたような……。


確かに、完全に一から作ったものっていうのは、初めの作品しかないでしょうね。その最初の作品が少し気になるところですが。まあ大体は模倣から成り立つものだと私も思います。頭では理解してるんですけどね……まだまだです。

開き直って宣言してしまうのも有りかもしれませんね。方法の一つとして頭に置いときます。今回はありがとうございました。

お礼日時:2011/07/05 21:24

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