
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
一応今の生物学というか人類学では、人類のルーツはアフリカにあるという説が有力だそうです。
人類の直系のルーツがアフリカ人で、これがいわゆるネグロイドですね。で、ネグロイドがアフリカを出てヨーロッパへ行ったとき、ヨーロッパは寒かった。そりゃそうだ。しかも太陽の活動がアフリカに比べると非常に弱かった。ゆえに、肌を白くさせて少ない太陽光でも生きていけるようにしました。なぜ肌の色を変える必要があったのかというと、骨の発達にビタミンDが欠かせないのですが、それは日焼けすることでビタミンDが作られるからです。ビタミンDが不足することによる成長障害がいわゆるクル病です。
さらにヨーロッパは寒いので、体温を保つために体を大きくして手足を長くしました。これは「ベルクマンの法則」に基づいた発達だといわれています。ベルクマンの法則についてはググってみてください。
ゆえに、ヨーロッパでもドイツやオランダ、北欧の人たちのほうが身長が高いのです。この白人種がコーカソイドですね。
コーカソイドは、ヨーロッパからインドあたりにかけて分布しました。
んで、そのコーカソイドがアジアに進出してきたとき、それは主にロシアからシベリアにかけてのルートを通ったのが有力と考えられています。
シベリアの冬は内陸なのでめっちゃキッツイです。それはもうヨーロッパさえも上回るレベルです。そのあまりに厳しい冬を乗り越えるために、体を小さくして長い手足を短くして凍傷にかかりにくくしました。そして、目を一重にして雪目対策としました。サングラスが発明されるまで、雪が多いところの民族は切れ目を入れたメガネのようなものを作って雪目にならないようにしました。
これがモンゴロイドになったといわれています。肌の色は、夏場は結構日差しが強いので冬でも夏でも対処できるように黄色になったといわれています。
モンゴロイドは中央アジアから東アジア、さらにベーリング海峡を越えてアメリカ大陸へと進出してゆき、かくして人類は全地球にあまねく広がることになりました。
ただし、中国で発見された北京原人やインドネシアで発見されたジャワ原人が人類史の中でどう位置づけすべきか議論もあり、モンゴロイドはアジアを起源としているという説を唱える人もいます。このへんは特に北京原人やジャワ原人の骨がほとんど見つかっていないことから論争に結論が出る気配はありません。
とても面白い話で、南アフリカの東にマダガスカル島という大きな島があるのですが、ここの原住民の祖先は、なんとなんとインドネシア人になるそうです。DNAなどの研究により明らかになったそうで、およそ1000年少し前にマダガスカル島にやってきたといわれています。
インドネシアとマダガスカル島の間にはいうまでもなくインド洋がございまして、この大洋をどうやって渡ったのか、それはまったくの謎となっています。
少なくとも、インドから中東を通り東アフリカを経て行った【のではない】ということははっきりしている(インドなどにそういう文献がまったく残っていない)ので、どうもストレートに直行したようです。
じゃあモンゴロイドって元はと言えばコーカソイドなんですね。確かにアイヌ人なんかは明らかにコーカソイドっていう人いますもんね。
白人コンプレックスっていうわけじゃないですし寧ろ白人の歴史は大嫌いなんですが、僕はコーカソイドの顔は結構好きなので、顔の形質だけは受け継がれれば面白かったんですけれどもね。
今マダガスカル人の画像をググったのですが、確かにアジア人のような面影がありますね。
マダガスカルの話は初めて聞きました。どうもありがとうございました。恐らくインドネシア人はイスラム教徒ですので旅客機をハイジャックしてマダガスカルに飛んで行ったんでしょう。冗談です。

No.8
- 回答日時:
度々すみません。
回答になっていませんが蛇足を。その地域の気温と体型の関係は単純ではありません。
身長が高く手足も長い民族といえば、アフリカのマサイ族です。放熱がいい体型ですので納得できます。しかし、アフリカには非常に背が低い部族もいます。このあたりのことはなぜだかよく知りません。
緯度の高いところに住んでいるイヌイットは、そんなに背が高くなく、手足もどちらかといえば短いほうだったと思います。手足が短かければ熱を逃がしにくくなりますので理にかなっています。なお、イヌイットが日光の少ないところに住んでいるのに肌の色が白くないのは、食生活に関係があるようです。アザラシを食べることによりビタミンDを摂取できますので。

No.6
- 回答日時:
No.4 です。
モンゴロイドの先祖は、アフリカから出てアジアに向かいました。そのルートは砂漠が多いです。
モンゴロイドの目が、細く、一重まぶたが多い。そして、瞼(まぶた)も厚ぼったいのは、目を砂から守るためです。
また、肌の色は、その緯度に基づく日光の量の関係だと思います。
以上のことは、正統的な書物に基づいたものではありません。トンデモ説明かもしれません(笑)。
p.s. 先の回答で「コーカシアン」としましたが、質問者さんが使われた「コーカソイド」に訂正します。
なるほど。砂漠から来たんですか我々は。では現在コーカソイドが中東の砂漠地域を制覇しておりますが、いずれモンゴロイド的な顔つきになるかもしれませんね。
例えばアイヌは寒冷地に住んでいるから白人と見まがうような顔をしてたりするんですね
No.5
- 回答日時:
アルビノが追放されて移住したのではなく、移住してから白くなったというのが今では定説になっております。
当然カシミールのインド人もカシミールの気候に適応して白くなったのでしょう。ちなみにアーリア人もドラヴィダ人もコーカソイドです。ドラヴィダ人はもともとメソポタミアにいたウバイド人がアッシリアに追われて移住したものと考えられています。現代の人類の祖先はアフリカで誕生した、そして各地へ移動し、各地でそれぞれ進化して今の各種人種になったということでしょうね。
ちなみに、モンゴロイドに関しては、近年のDNA分析によれば、モンゴロイドはアフリカからアラビア半島・インド亜大陸を経由し、ヒマラヤ山脈・アラカン山脈以東に移住した人々が、周囲の自然環境により他の「人種」との交流を絶たれ、その結果独自の遺伝的変異及び環境適応を経た結果誕生した「人種」であるとされる。その原初の居住地は、ヒマラヤ山脈及びアラカン山脈よりも東及び北側である。
ということだそうです。
カシミールってだいぶ南に近くないですか?むしろ中東の砂漠みたいなところな気がします。
なるほど。環境に適した顔なんですね。
近年日本人の顔が100年前の写真と比べ、変化してきているように感じるのはそれらの証明でしょうね。

No.4
- 回答日時:
あるところで読んだ記事を紹介します。
・人類のアフリカからの移動は、10万年くらい前から始まった。
・約6万年前に北のほうへ向かった人数にして50人ほどの人たちの子孫がヨーロッパ人(つまり、コーカシアン)である。
・彼ら(ヨーロッパ人の祖先)は環境に適応していった結果、メラニンをなくした。緯度が高いところは日光の量が少ない。ビタミンDを作るためにはメラニンが少ないほうが有利)。また、鼻が高くなっていったのは、冷たい空気を湿らせてそして温めて肺に送るため。
以上は、ヒトゲノム計画(Human Genome Project)の研究の成果だそうです。
6万年前も前の話なんですか。
なるほど、私の突然変異説ではなく、ただ単に環境に順応していった説のほうが一般的なんですね。確かにつじつまが合っている。
では黄色人種は一体どこにルーツを持っているのでしょうか。
No.2
- 回答日時:
あのー
カシミールにいるインド人も白人と間違うくらい真っ白なんですけど。ヨーロッパとはだいぶ離れてますよね~。
しかも白人と黒人は人種的にだいぶ違うんですよ~コーカソイドですから。
インド人はヨーロッパと言語体系も同じですから。
確か先住民族のドラヴィタ人とヨーロッパ系の人種の混血がインド人であると聞いたことがあります。
アフリカで人類が発祥し、人類の母とも言われているイブは黒人女性であると考えられています。現在においてもアフリカ大陸ではアルビノは迫害にあっております。ここから導き出される答えは、おそらく突然変異的に現れたアルビノ黒人である白人は母なる大地であるアフリカ大陸から北、つまりはヨーロッパに追い出されたのではないでしょうか?そのような人間が数人集まって社会ができてきて現在に至っているんではないでしょうかね。全くの予想ですがね。
No.1
- 回答日時:
こんにちは。
そういう発想が在るんですね。目からウロコです。
紫外線などからの防御の為、皮膚がむき出しの人間として
白いというのは、生物学上でも異様な事ではないでしょうか。
私は北海道に生まれその中でも白い方なのですが、日焼けには
極端に弱いしシミは目立つし、白くて得する事は殆んどありません。
質問者さんの説に賛同します。
一度で良いから小麦色の肌になってみたいな・・・
そうなんですよね。ただし寒冷地においては白人のほうが強いんですね。
モンゴロイドでも北のほうの人間は肌が白かったり目が緑色だったりするんですよね。モンゴル人もそういう人がいると聞きました。ただし、モンゴル人はロシアとの混血があるかもしれませんね。回答者様の遠い先祖の中に一人くらいコーカソイドがいるのかもしれませんね。
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