架空の映画のネタバレレビュー

もしあなたが武士に生まれて、切腹を命じられたら、出来ますか?
先ほど、自殺はなぜしてはならないかhttp://oshiete.goo.ne.jp/qa/6934938.html
という質問に対し、自殺は絶対にしてはいけない、と回答しましたが(No.17)、いざ、自分が武士の時代に生まれ、切腹を命じられてたら、どうしてただろう、という疑問に突き当たりました。

私はカトリック信徒で、自殺は「罪」に値しますが、勿論その頃キリスト教は禁止されていて、私は多分信徒にはなっていなかったと思いますし、切腹は今の自殺とは違い、命じられてする「自殺」ですので、今の「自殺」とは同列には論じられないとは思いますが、どちらにしても、私は自殺も切腹もしたくありません。第一意気地なしですもの! 切腹が怖くて出来ないなんて、武士の風上にもおけない、とか何とか言われようと、私はやっぱり出来ないと思います。

皆さんは如何ですか?

A 回答 (15件中1~10件)

武家教育が個人主義ではなく、自分の身分はお家の一部として施されていますから、家の名誉・名を汚さない前提で行動を規制されています。



命乞いはできません。いい訳も出来ません。お上への反論は反逆です。

自分の命はここで終わりますが、自分の名と家の評価、子孫の扱いはこの瞬間にかかっています。きれいに散って祭られれば、あの世でも高い格の霊になれると信じていた事でしょう。

21世紀に切腹はできません。痛そうだし…。

この回答への補足

今回は、どれも名回答で、大変迷いましたが、次の諸項目への言及にポイントを付けて、得点最多のBeagleboy
さんをベストアンサーに選定しました。
(1)「すぐ介錯してくれるからあなたにも出来る」という励まし
(2)家族のためなら死ねる
(3)納得がいってこそ受け入れられる
(4)細川ガラシャへの言及
(5)武士はそのように教育を受けた
(6)今は「痛い」から嫌というホンネの吐露
この内、(2)(5)(6)に2点、その他に1点を配点した処、Beagleboyさんは、まさにこの(2)(5)(6)×2点で6点でした。

補足日時:2011/08/13 10:48
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この回答へのお礼

いつも聡明且つ理路整然としたご回答有難うございます。
全くしっかりとした覚悟が出来てられますね。
十分戦国時代にも生きられそうですね。
でも今切腹せよ、と言われても、やっぱり痛いし、嫌ですよね。

お礼日時:2011/08/12 21:32

私は兵庫県在住でして。


赤穂浪士でも有名であります。
ふらーっと、赤穂城(大石神社)に出かけて。
四十七士の像なんかを見ていますと。
私がその渦中の人だったらどうしたかな?と考える事があります。
当然仲間に加わったかと。
加わるという事は、その後の展開によっては切腹も前提に入るわけです。
そんな時切腹するかしないか。
しますね。
逃れたいという気持ちは起こらないでしょう。
事に加わる時点で、死は覚悟するでしょう。
そんな世の中だったのではないですかね。
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この回答へのお礼

おお!「リサイタルジョー」の看板のtyagakuさんは兵庫県赤穂の在住ですか? 私も訪ねたことがあります。
その時代、その状況だと四十七士に加盟されていたと。その心意気わかる気がします。

お礼日時:2011/08/13 10:11

自殺も切腹も馬鹿のやる事。



自ら命を絶つことに、誰のためにもならないし、美学にもならない。

命じられる自殺ってのは殺人と変わらない。
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この回答へのお礼

まあ、私は自殺絶対否定の立場ですが、武士社会のシステムには、個人ベースでは到底逆らえないと思います。

お礼日時:2011/08/13 10:03

死刑を受けるほどの犯罪を犯したのでなければ切腹は命じられません。


(または、自らの罪に対して死刑を求刑する。いわゆる自首。)

死刑を受けるのであれば、多くの場合、相当な苦しみがあります。
張り付けや、牛に両腕両足を4方向に引っ張らせて体を引きちぎる等々。

切腹しなければ、当然そう言う処刑が待っています。
それに比べれば、切腹の方がよっぽどマシだと思います。


正式な切腹は、
左下腹に刺し、水平に右下腹まで切っていき、刀を90度回転させて刃を上に向け、肋骨まで切っていく。
そこまでいって、やっと介錯が首を切ってくれる。
・・・らしいです。

首を切ってくれない限り失血死を待つしかないですが、まあ、苦しいでしょうね。


できればギロチンのような一瞬で死ねる方法や、睡眠薬や麻酔などを使った安楽死の方が良いです。
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この回答へのお礼

切腹が、死刑に比べれば苦しみが少ないということは、前の方も書いておられますね。
受身の刑の方が気持ち的にはラク(?)なのかもしれませんが、まあ、どっちもどっちでしょうね。

お礼日時:2011/08/13 10:02

何を勘違いしているのだ ばか者たちよ。



切腹とは張り付けて槍で突く。処刑なり

出血が止まるまでの数時間苦しむ。

これが非武士の死に方

武士は腹を自分で切るか致命傷ではなく作法なり。

そして アウンの呼吸で介錯で首を切る

苦しみは約1分

私は迷わずに切腹する。

死ぬ怖さ 痛い恐怖 を乗り越える教育を受けてきた。

男子に生まれて小学二年生より泣いたことがない。
男は泣いたらいけないのである

男が泣けば女はパニックで悪ければ意識障害。
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この回答へのお礼

切腹は武士にのみ許された、苦しみの少ない死に方・・・とすれば、教育次第では、私にも出来るかも。
でも、私は男子だけど、子供の時から泣き虫だった。
今でも、映画などを見て思い切り泣くのが私の趣味デアル。
涙は、冷え着いた感情をほどよく洗い流す癒しデアル。
男も女も大いに泣くのがヨロシイ。
以上反論させてイタダキマス。

お礼日時:2011/08/12 21:37

>もしあなたが武士に生まれて、切腹を命じられたら、出来ますか?



切腹を「命じられたら」。

ここには自分の意思が入り込む余地はないので
できる、できないではなく、
やらざるを得ないという事になります。

もっとも昔の人は面子を重んじ、恥をかいて生きるよりも
潔く死を選ぶ考えがありましたから、そんな状況に立たされたら「命じられ」るまでもなく、
自らの意思で切腹するでしょうね。

でも今現在の私は大変な痛がり屋さんなので、
切腹は無理ですし、
もし命じられたら、その場でショック死すると思います。


ところで、これは切腹ができるかできないかのアンケであり、
自殺の賛否を問うているものではないのですよね?
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この回答へのお礼

No.9さんと同様、今の時代では出来っこないけど、武士の時代だったから、そのような覚悟が自然と出来たんでしょうね。
ところで、これは勿論切腹ができるかできないかのアンケであり、自殺の賛否を問うているものではありません。

お礼日時:2011/08/12 21:18

現代に生きてる人はそんな事は出来る訳ないでしょうね。


武士はそのように教育されて育ってますし、育った環境とその時に状況で出来るのだと私は思います。

今の私には出来っこありません。でも昔の武士の家に育っていたら切腹しなければないらい状況になった場合は出来るのだと思います。

赤紙が来て戦争に行った人と同じでしょう。その状況になればやるしかないでしょう。
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この回答へのお礼

確かに、今の時代では出来っこないけど、武士の時代にはそのように教育されているから出来るのでしょうね。
その状況に立ち至ればやるしかないですね。

お礼日時:2011/08/12 21:15

何故切腹しなければならないかの理由による…としておきます。



ところでね、知りたがりで聞きたがりのわたしの質問に答えてもらえませんでしょうか…。

明智光秀の娘…たまサンは後にガラシャとなりますよね?(キリシタンの洗礼を受けてから)…
江姫(大河ドラマ)の脚色だと思いますが、ガラシャが自害する時 『私はキリシタンだから 自害はできない。だから私を殺して下さい』と、侍女に懇願し 命を落とす…このようなものだったのですが、
これは罪にはならないのですか?確かに自害はせず 自殺はしなかったが 結果的には侍女を人殺しにさせた訳ですよね?
こんな場合は罪の所在は何処に誰にあたりますか?
…さておき…
切腹に値する条件。
家族…子供への保障です。
それが条件…。
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この回答へのお礼

No.6さんと同様、自分で納得できてこそ・・・ですよね。
そして、きっと逆質問があると思いましたが、やはり・・・・
細川ガラシャがキリスト教徒の為自殺をせず、侍女に自らを殺させた、という一件ですが、
私もこれは疑問なのです。
自分は自殺をしなくても、結果的には侍女を人殺しにさせた訳ですから・・・。
実は、質問文にもこの件を盛り込もうかと思いましたが、今回は長くなるのでやめました。

>切腹に値する条件。
>家族…子供への保障です。
理想のご回答ですね。

お礼日時:2011/08/12 21:01

武士をやめて切腹回避

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この回答へのお礼

それが出来れば世話ないのですが・・・。
でも、赤穂浪士でも、家族のために戦線から離脱して名誉を捨て、武士をやめて帰農した人もいるようですね。

お礼日時:2011/08/12 20:55

さぁねぇ。

。。現代でもそういう身分制度が生きてたら、俺、確実に切腹の作法学んでたはずだから。

っつーのもね、俺、桓武平氏の末裔だから。ご先祖辿ってくと、平将門公にたどり着くから。だからザックリ言っちゃうと俺のおじいちゃん、平将門公っつーまさかの展開なんっすけどね。

ただね、将門公の頃に切腹なんか、あったんっすかね。将門公を討ち取ったのが親戚の伊勢平氏で、その中の御曹司のひとりが平清盛なんっすけど、平家物語(平家って伊勢平氏の平清盛一門を言うからね)より前の時代だから、切腹してたんっすかね。戦国以降の習慣だと思うんっすけど、謎っす。
ウチの家系はそのまま仏門に入っちゃったんっすけど、世が世なら切腹する事もありうる事だったんだろうね。

じゃあすんなり切腹できるかっつったら。。。介錯人によるよね。そこら辺の下郎どもが介錯人なら逆にたたっ斬っちゃうし、卑屈な策略があったら謀反も辞さず、って所っすわ。つまりね、聖書のアブラハムみたいに神から「エイブ、何でもいいからお前のガキを殺せ」っつわれてもエイブみたいに素直に「イエス」とはいえねえよ。キリスト教なだけにエイブは素直に「イエス」と言えちゃうのかな。

俺が切腹する事で名誉が保たれるなら、受けるかなぁ。。。ただ名誉は俺のだけじゃないよ。俺の親やカミさんや子供や孫の名誉も含むからね。だから切腹まではハードル高いよ。いろいろ聞くよ。いろいろ調べるよ。何で俺が腹召さなきゃなんねえの?って。下手すりゃ俺が腹切る事でカミさんや子供や孫の名誉を傷つける事になったりする事もあるからね。やり直し効かねえ事だからさ、早々命を捨てるわけねえじゃん。
この辺がサムライを勘違いしてる人と武家の魂知ってる人の差、なんじゃねえかなぁ。。。

ハッキリ言ってね、名誉も知らない下衆どもが度胸示すだけの意味合いで気安く「責任取って腹を切る」とか「サムライスピリット」とか、言って欲しくないよね。

この回答への補足

ウラ漁師さん、はじめましてではなかったですね。何回かユーモアたっぷりのご回答を頂いていますね。
今後ともよろしくお願いします。

補足日時:2011/08/12 20:53
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この回答へのお礼

ウラ漁師さん、はじめまして(かな?)
桓武平氏の末裔でいらっしゃる由、さぞサムライ魂の旺盛な方でしょう。
親やカミさんや子供や孫の名誉も考えて必要あれば受けられる由、但し納得がいってこそ、とのご回答、当を得ていると思います。
いくら神様から「息子を差し出せ」と言われたって、アブラハムほど従順になれないというのもごもっともですね。

お礼日時:2011/08/12 20:47

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