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※ これの砲身は何故6本か?

(1) 1本目 発射   薬きょうを抜く  次弾装填   そして発射位置へ~
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   2本目       発射       薬きょうを抜く  次弾装填   そして発射位置へ~
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   3本目                  発射       薬きょうを抜く  次弾装填  以下略

(2) ほら3本で足りる。 現に対戦車ヘリ、コブラの砲身は3本

(3) より多くの弾を撃つため、なら回転速度を上げればよく、6本だと残り3本は弾を込めたまま
   発射されるのを待っている事となる(ま、冷却のため なら分からないでもないが)

(4) 発射の前に「弾込め」の動作が必要なら4本でいい。           


  ご存知でしたら願います    
   

A 回答 (2件)

 M61が多砲身なのは主に砲身の冷却のためです。



 おそらく、M197を基準にM61を見るから、M61の砲身の数が無駄に思えてくるのです。逆に開発順序の通りにM61を基準にM197を見るべきです。そうすれば、むしろM197の方が砲身が多すぎる事に気付くと思います。

 AH-1W/ZのM197(M61を3砲身にした20mm機関砲)の射撃速度はM61(戦闘機用の6砲身)よりも射撃速度がかなり低く抑えられています(毎分730発)。M197ではM61のように毎分6000発もの射撃速度を発揮する事は、実験レベルではおそらく可能ですが現実的ではありません(M61は実験で毎分12000発の射撃を実施したことがあるそうです)。

 毎分730発という射撃速度自体はリボルバーカノンはもちろん、チェーンガンや従来の反動利用式機関砲でも発揮可能で、冷却を考慮したとしても多砲身である必要はありません。多分旧式のM39(M61やM197と同じ弾を使うリボルバーカノン)でもM197の代わりにはなったでしょう。
 AH-1用にわざわざM197を開発したのは、おそらくベースとなったM61が本来極めて信頼性の高い機関砲であったことと、部品調達の都合(部品の多くをM61と共有できる)が理由となっていると思われます。
 退役しつつあるM39の部品をAH-1のためだけに供給し続けるくらいなら、M61と部品を共有できるM197を採用した方が、補給部隊の負担が軽くなります。かといってM61をそのままヘリに載せたのでは無駄に射撃速度が速すぎるし、射撃速度を抑えるにしても重すぎます。だから余計な砲身を減らした3砲身のM197にしたわけです。

 それでもM197は性能の割に重すぎる機関砲ですが、機関砲自体が重い分だけ反動が小さくなり、飛行が不安定なヘリには却って適した特性を持つに至っています。
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この回答へのお礼

※ 有難う御座いました。
  胸のつかえがとれまして御座います。

お礼日時:2011/09/09 15:03

こんにちは




> より多くの弾を撃つため、なら回転速度を上げればよく、

なるほど・・・。
ただ、それだと砲身寿命が早くくるでござる
(M61は およそ12,000~18,000発 と言われてます)

1会戦毎に砲身交換、なんて事になったら実戦で使えない
でござんす。


余談でござるが、これ以上 単位時間あたりの発射速度を
上げるんであれば、回転式 などという こざかしいことしな
いで"Metal Storm"(↓)みたいにするほうがよろしいかと・・・。

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この回答へのお礼

※ 有難う御座いました

とどのつまり、一発の発射を6本の砲身で順番に、で一周りで6発
3本だと一周りで3発

で、回転速度を2倍にして6砲身相当の発射速度を作りだすよりは
最初から6砲身にした方が合理的、っちゅ~答えが出ているんでしょうな~。

お礼日時:2011/09/09 14:59

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