
今自分が持っている
SHARPの液晶TVのオーディオ設定の中に
「サラウンド」と言う設定項目があります。
この機能はONとOFFに出来るのですが
ONにすると再生している音に広がりが出て
リバーブが適度にかかったような音になり
とても個人的にはいい感じに曲などが聞こえます。
そこで疑問に思ったのが
この機能は音声をどのように処理してこの音を出力しているのだろうか?と言うことです
調べて見ると本来サラウンドと言うのは5.1chなどのサラウンドシステムで使用する
多チャンネルの音源だと言う事で
しかしこのTVは2chしか無いですし本当の意味で言うとサラウンドとは違う気がするのです。
いわゆる「サラウンド風に音を処理して2chで再現している」と言うような意味での
機能だと思うのですが・・・
実際その処理はどのようにしているのでしょうか?
(いわゆる楽器でのエフェクターのような意味で)
自分はDTMで曲を作っているのですが
このTVで音を出力したときのような広がりのある曲にしたいと思い
いろいろと改めて設定を見直しているのですが
普通に考えた際一番近しい設定であるであろう「リバーブ」のエフェクトを
試行錯誤して見ましたがTV出力の音には近づきません・・・
理解が追いついて無い場所もあるでしょうし
よく分かりにくい質問だと思いますが
回答よろしく願いします・・。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
40年弱 昔の技術ですが、2chサラウンドは、Lchの正相信号とRchの逆相信号を混ぜて、BBDの遅延回路に送り、BBDの正相出力をRchに、逆相出力をLchに混ぜて出力すれば、サラウンド効果が得られます。
BBDに送る信号は、5~8KHz位のローパスフィルターを通して余分な帯域をカットし、BBDのディレイタイムは、5m~15m sec位だったと思います。
BBDの出力に、広がりの度合いを調節するVRを付けてから、バッファーで正相信号と逆相信号を取り出し、元の左右逆相信号と逆相になるようミックスします。
モノラル信号では、若干の位相回路変更で、疑似ステレオにもなり、ステレオ信号だと、疑似マトリックス4chにも発展できます。、
なるほど・・反響の事も考えて
位相を反転するのですか・・・
たしかに
そのような処理をしているのかもしれませんね・・・
回答ありがとうございました!
No.2
- 回答日時:
人間の耳は左右二つしかありませんが、音が上下左右どちらから
聞こえてくるかがわかります。
人間は音が鼓膜に届くまでの反響の仕方などから脳が解析をし、自然と
方向の聞き分けができるようになっています。
この音の響かせ方を工夫して臨場感を感じられるように音声を加工
しているのが良く聞く「バーチャルサラウンド」というものです。
リバーブというのは空間の残響を変化させるエフェクトで、わかりやすく言えば
「どこで音を聞いているか」を耳にごまかして感じさせるものです。
「音がどこから聞こえてくるか」を調整することはできません。
不自然な残響にするとかえって音の聞こえてくる方角の認識が行いづらくなります。
例えばトンネルのような音が非常に響く場所で手を叩くと、その音がトンネルの壁の
あちこちから反射して聞こえてくるので、音の発生地点の特定が難しくなります。
音の定位を決める場合、一般的なDTMソフトやDAWソフトでは「パン」と
「ベロシティ」や「ボリューム」で調整するしかないのですが、残念ながら単純な
左右の音のバランスや音量バランスだけでは広がりのある音に聞こえるような
効果は再現できません。
テレビなどに採用されているものとしては「ドルビーバーチャル」が
有名ですが、これはドルビー社が詳細な技術の情報を持っており
一般に公開はされていないので、厳密にどういった処理をすることで
対応機器のバーチャルサラウンドをONにしたときのような音になるかは
わかりません。
http://www.dolby.co.jp/consumer/understand/enhan …
映している映像の内容やチャンネルに関係無く働きますので、特定の周波数帯の
音の成分を増減して擬似的な臨場感を感じさせるようにしているものと推定されます。
ヘッドフォンで聴くことを前提とするならば、バイノーラル録音という
手法で音声を収録すれば人間が耳で聞いたときに近い状態で音声を聞くことができます。
人間の頭や耳の形状に近いダミーヘッドの両耳部分に無指向性マイクを仕込み
その状態で収録した音を聞けば収録した状態と近い状態の音を聞けるだろうというものです。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/ …
上級者向け、あるいはプロ向けの映像・音声編集ソフトの中にはサラウンド向けに
録音した素材を使って5.1chサラウンド音声や2chだけで疑似サラウンドにする
ことができるものもあります。
http://www.digion.com/pro/ds/ds6.htm
こういうものを使えば比較的安価にサラウンド音源を作ることができます。
VSTプラグインでもそういったものがあります。フリーの物もあります。
大半は海外製ですが。
http://acousmodules.free.fr/acousmodules_s_en.htm
リバーブだと確かに逆に音の発信地が分かりにくくなってしまいますね・・
確かに・・いろいろとそのとおりですね。
参考になるURLなどたくさんありがとうございました!
回答ありがとうございます。
No.1
- 回答日時:
昔から4chオーディオとかもあって、サラウンドって、結構古いものです。
ステレオでも、ダミーヘッドマイクを使ったバイノーラル録音なんかはヘッドフォン・オンリーですが、
かなり臨場感のあるサウンドになります。
テレビなんかの2chでのサラウンドは、リバーブというのは、一応間違いではないですが、
件のテレビは知りませんが、手元のサラウンドヘッドフォン、AVアンプの2chサラウンドモードなんかだと、
DSPなんかを使った複雑な処理で、音を出しています。
主に行うのは、
・ディレイ=>ホールエコーや、反転した位相の音が出たときに、メインを消さないようにする
・位相操作=>後ろから来る音は、位相が逆だったりする
これを組み合わせて、物によっては、コンサートホールの残響シミュレーションを用いて、
エコーのタイミングや位相のクセみたいなものを再現するものもあります。
そういうのを、本来のステレオに重ねて、音を出すのが、2chのサラウンドでしょう。
テレビ用でも何らかのシミュレーションはあると思いますけどね。
昔買った、ポータブルCDにもいくつかのサラウンドモードがありましたから、
どこかしらのホールの残響データを使っているものではないでしょうか。
なるほど・・逆相とかまで考えられているのですね・・
よくよく考えれば確かに移相が逆だ・・
いろいろと参考になりました!
ありがとうございました。
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