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平井堅の唄が流行ってますが、私は全然興味がありませんでした。ところが今日こどもの音楽会で3番まで聞いたところで違和感が・・・

「柱時計って、ベル鳴るんか?どんな音や?」

こんなの気になるのは私だけでしょうか・・・?

A 回答 (6件)

まず横道のほうから。



No.3:
>ホームページに書いてありましたが、掛時計ではなく置き時計だそうです。
日本語で置き時計というと,私もtoshilinさんと同じく,タンスの上か何かにちょこんと置いてある,というイメージがあります。
ところが,原曲の歌詞にあるgrandfather's clockというのは,人の背丈ほどもあるような大きな振り子時計のことです(日本だと,よく旅館の入り口などにおいてあって,振り子部分になんとか工務店と書いてあったりしますね)。
去年の夏ごろにNHKのテレビで,平井堅がこの歌のルーツを探してアメリカを旅し,とうとう作詞者の子孫を捜し当てるという番組を見ました。
その家においてある,この歌のモデルとなったときは,まさにそんな形のもので,「棚に収まらないほど大きいので床においてある」と原詩で歌われている通りでした。確かに置いてあることには違いないのですが…。

No.3へのお礼:
>平井堅のはどんなのか知らないです。
CDのジャケットに,平井堅が小学生のときに描いた時計の絵が載っていますが,これは振り子部分が文字盤の部分よりもかなり小さい,toshilinさんの分類で言えば掛け時計です。

さて,本題の「ベル」の件ですが,確かに日本語で「時計のベル」というと,目覚ましの「ジリジリ……」というベルを連想しがちですね。
でも皆さんの回答にあるように,鐘もベルなんですね。
また,オーケストラでベルといったら,金属製のパイプをたくさんつり下げてハンマーで叩く楽器(テレビののど自慢のときに後ろで鳴らしているあれ)です(正確にはチューブラー・ベル tubular bell)。
なので,柱時計の時報をベルといってもおかしくはありません。

ところが,ふと気になって原詩を読んでみると……真夜中になったのはbellとは書いてないんですね。
(もう100年以上も昔の歌ですし,さすがに著作権は切れていると思いますので,その部分だけ引用して,直訳をつけます)
It rang an alarm(その時計はalarmを鳴らした)
In the dead of the night(真夜中に)
An alarm that for years had been dumb(もう何年も鳴ったことのないalarmだった)
And we knew that his spirit(そして,私たちは知ったのだ。彼の魂が)
Was pluming for flight(旅立つために昇って行くことを)
That his hour of departure had come(お別れの時がきたことを)

作詞者のワークさんがいったいどんなalarmを考えていたのか。
本人に聞くわけにもいかないので,ここから先は想像するしかありませんが,あんがい普通の(毎正時にボンボンと鳴って「今○時です」と知らせてくれる)時計の鐘の音だったのかもしれません。
長いこと鳴らなかった時報が,急に復活した,それを家族のものが「最期が近い」という注意を促す知らせ(alarm)と受け止めた。
もっとも,an alarm clockといえば目覚ましのことですから,「こわれていた目覚まし機能が復活した」という解釈も可能かもしれませんが,その当時(いや,今でも)大きな振り子時計に目覚まし機能ってあったかなあ。
そして,日本語訳をされた保富康午さんは,おそらく英語に堪能だったでしょうから,「ベルといったら目覚ましか自転車」といった日本語的な感覚ではなく,時報の鐘の音と,教会の鐘の音のイメージを重ね合わせつつ,「ベルが鳴った」と翻訳されたのではないか。
こんな風にいろいろと想像をふくらませてくれるのも詩の面白さだと思います。
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この回答へのお礼

「アラーム」ですか・・・!?
なんか自分の感覚の狭さというか、頭の固さを痛感したかんじです。

ありがとうございました。

お礼日時:2002/11/07 23:30

(ここから後は蛇足ですけども)



「誰がために鐘が鳴る」とか、「イフ・アイ・ワー・ア・ベル」とかが言っているベルはおおかた「鐘」でしょう。

カトリック文化は教会、そして属品としての「鐘」と密接な関係にあるので、時計のそれは教会の「出店」としての意識があれば、どんなに貧弱な音(音色が貧弱なチャイムであろうとゴングであろうと)宗教的には「ベル」であったのではないかと思いますけどね。
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この回答へのお礼

おぉ!!
時計と宗教も私のなかでは結びつきませんでした。
おじいさんの死を告げるベルの音・・・妙に納得ですね。
ありがとうございました。

でも、それが(固定観念も手伝って)大きな時計の「ベル」ってのが違和感だったんですよ・・・

お礼日時:2002/11/02 19:27

「ベル」という言葉でイメージしているものは何でしょう?電話や目覚し時計の鈴のような音もベルですが、「鐘」もベルです。



柿食えば鳴るのは 英語では「ベル」ですから、柱時計で時を告げるためにボーンと重々しく鳴るものを「ベル」と呼ぶのは不自然ではないのでは?
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この回答へのお礼

おぉ!!(晴天の霹靂!ちょっとオーバーか)
そう指摘されて初めて英和辞典に手がのびました。「釣鐘」も「ベル」っていうんですね!知らなかった・・・
やっぱり私だけか・・・

ありがとうございました。たいへん参考になりました。

でも、「ベル」というより「ゴング」っぽいという気も・・・(笑

お礼日時:2002/11/02 17:05

たしかこれはアメリカの曲ですよね。


あるホームページに書いてありましたが、掛時計ではなく置き時計だそうです。床に置くようなの大きい時計ということは平井堅が書いた様な古時計とはちょっと違うのかも知れませんね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私のイメージとしては・・・
 掛時計→壁の高いところに掛かっている時計
 置時計→タンスや机のうえに置いてある時計
 柱時計→壁にピッタリつけて置いてある大きな時計

平井堅のはどんなのか知らないです。

お礼日時:2002/11/02 13:41

私の小さかったとき、家には柱時計がありました。



時計が時を刻む音がチクチクっという小さい音が聞こえてきましたね。振り子が左右にゆれる音かもしれません。

音はボーーンッっと言う感じで、ぴったりの時間に、時間の数だけなりました。
あまり大きな音ではなかったように覚えています。

あの歌を聴くと、その時計を思い出します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私のイメージとして、「チクチク(チクタク)」も「ボーーン」も異存はありません。ついでに言うと、大きさはこやぎが隠れられるくらいのです(笑

お礼日時:2002/11/02 12:33

柱時計って ボーンボーンって なるんですよね。


これは ベルじゃないと思いますが・・・。
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この回答へのお礼

そうですよね~、やっぱり「ベル」じゃ違和感ですよね~
早速のご回答ありがとうございます。

お礼日時:2002/11/02 12:23

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