プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

趣味でPremiereを使って動画編集をしています。
トラジションでホワイトアウトや暗転をよく使うのですが、書き出しした動画では完全な白、黒にはならず微妙にグレー寄りの色になってしまい困っています。

白の場合、編集中の画面では【RGB255:254:255】、メディア書き出しのプレビューでは【RGB255:255:255】で表示されるのですが、実際に書き出しするとmp4では【RGB240:240:240】、aviでは【RGB238:238:238】で表示されてしまいます。
黒も同様に完全な黒にはならないため、全体的にコントラストが低いような印象になります。

Premiereの仕様なのでしょうか?
もし設定可能なら完全な白になるようにしたいです。
詳しい方がいらっしゃいましたら、どうかご教示願います。

【aviの時の書き出し設定】
形式:Microsoft AVI
プリセット:NTSC DV
ビデオコーデック:DV NTSC
品質:100
フレームレート:29.97(自動)
フィールドタイプ:偶数から
縦横比:D1/DV NTSC(0.9091)
最大深度に合わせてレンダリング:オフ
ビット数:24bit(自動)

【環境】
ソフト:Adobe Premiere Pro Ver.4.3.1
OS:WindowsXP SP3

A 回答 (2件)

#1 ですが、補足読みまして、ちょっと調べて見ました。



まず、結果としては、Premiere に限らず、そのエンコード結果は多分動画フォーマットとして正しいようです。

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専門ではないので普段あまり気に止めていなかったので、ざっくりとですがちょっと気になって調べてみましたので、それをだらだら残しておきます(笑)。全部が正しいと言い切れないのと、ちょっと長くてごめんなさい。

まず、大抵の動画ファイルは TV スケールの色情報で格納されているようで(ITU-R BT.601 という規格)、それが前回の輝度範囲みたいなお話になります。なので、多分エンコード後にその範囲に収まるのは普通に正しいのだと思います(放送素材以外の動画でも大概そうらしいとは知りませんでした)。

しかし、動画編集時に単純に 235 以上をすべて 235 とみなしてしまうと、例えば輝度 235~255 の間だけで構成された映像はどうなるかというと、白潰れしてしまいますよね。もちろんそんな単純なことはせず、大抵の編集ソフトでは、動画ソースの読み込み時に YC 伸長を行なって、16~235 を 0~255 に伸長し、編集時は 256 階調のものを、出力時にはまた 16~235に圧縮しているようです。試しに一度、エンコード後の動画を再度 Premiere に読み込んで、編集画面での RGB 値を調べてみるといいかもしれません。黒は 0 に近く、白は 255 に近くなっているのではないでしょうか。

では再生時はどうなのかというと、これも再生環境のどこかで YC 伸長をすることで、黒が出来るだけ真っ黒く、白が出来るだけ真っ白くするということのようです。PC 再生だとどこでやっているのかちょっと調べたところ、基本的にビデオカードのビデオフィルタがやっているようです。

私の環境は AMD の Radeon なのですが、ドライバのコントロールパネルの「ビデオ」の設定に「ダイナミックレンジ」という項目があって、フルレンジか限定レンジ(TV スケールそのまま)に設定する項目があり、これを限定にしたところ、Windows Media Player で確かに黒浮き・白沈みするようになりました(デフォルトはオートでフルレンジになっていたらしく、気が付きませんでした)。NVidia の GeForce でも、多分似たような項目がどこかにあるのではないでしょうか。ある時期から、GeForce ではデフォルトで YC 伸長しなくなったらしいことをいくつか見かけました。

その他にもコーデックやレンダラーで伸長するという手があることはありそうなのですが、ちょっとそこまでは調べていません。

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ということで、たぶんエンコード結果は正しく、再生でどう表示されるのかは、再生環境によりけりなようです。WMP でパッと見るかぎりはそれで良さそうなのですが、補足を読むと DVD では何らかの YC 伸長が行われて表示されているようですので、もしかするとビデオカードのダイナミックレンジをいじると、2重に伸長されて白飛び・黒つぶれが広がらないだろうか・・・・?とちょっと思わなくもないのですが、2重にならないようには細工されているのでしょうかね。

といったところなのですが、着地点が見つかりそうでしょうか?自分でも知識が増えました^^v。
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この回答へのお礼

続けてご回答いただきありがとうございます!
大変詳しい説明に感謝です^^
なんだかRGBとCMYKの関係みたいですね(印刷すると彩度が落ちる)。

説明内容を念頭に置き色々と試してみました。
編集動画の最終的な使い道としては、DVDとYouTubeの二通りを考えており、それぞれの結果を見てみました。

まずDVDは、PCのプレイヤーで再生した際の色はやはり白が238だったのですが、DVDプレイヤーでテレビを通してみたところ主観ですがコントラストがハッキリしていてしっかりと白が出ている印象だったのでとりあえず問題ありませんでした。
MAXIMAXさんのおっしゃる通り再生側に依存するようですね。
ちなみにDVD作成は、Adobe Media Encoderでaviファイルに出力しDivxToDVDで変換しImgBurnでDVDにしています。

次にYouTubeについて。
以前YouTubeに上げた別の動画を調べてみたのですが、動画ファイル(mp4)を直接ローカルで再生した時は白が238であったにも関わらず、YouTube上の動画ではきっちり255で表示されていました。
全体的にコントラストが上がり鮮やかになっています。
ホストでの動画変換時にダイナミックレンジのようなことが行われているのかもしれません。

最低限の目的としては満足のいく結果になるようです。
Adobe Encoreを使えばまた違う結果になるのかもしれませんが体験版なもので…。
MAXIMAXさんに教えてもらったおかげで納得できることが多々ありました。
親身になっていただき本当にありがとうございました!
もしまたつまづいた時はお力を貸していただければ幸いです^^

お礼日時:2011/10/17 11:48

回答ではなくてすみません。

実際に (238,238,238) などの値を何でどうやって取得した結果なのかがわかりませんが・・・・・・。

NTSC-J ではない放送用 NTSC 輝度範囲規定(?)の 7.5IRE~100IRE の範囲に収められているのを、上下伸長せずに再生しているような感じですよね・・・・・・。カラーエフェクト類なら編集時でも分かりそうですし、書き出し時に 7.5IRE~に変換しているにしても、どこにも設定がないような・・・・・・・。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
お礼が遅くなり申し訳ありません。

なるほど!輝度には規定があるんですね。
ご回答を参考に、形式やコーデックなどを色々変えて試行錯誤してみたのですが、特に変化はありませんでした。
(※RGB値の取得は、PCで動画再生中にカラーパレットソフトを使ってドットの色を調べています)

もしやと思いソース動画の白飛びの色を調べたところ、ほとんどがRGB全色238や240でした!(編集した動画には数種類のコンパクトデジカメで撮影したファイル形式の違う複数の動画をひとつに入れ込んでいます)
ソースの段階で輝度の規定があるとは全然知りませんでした^^;

ということは一番輝度が低いソースに合わせて全体の輝度が下がっているということでしょうか?
動画間に差し込んでいるカラーマットなどは完全な255として作成しているのですが、それらも書き出した動画では238などになってしまいます。

手持ちの市販DVDをPCで再生してみたら白が254で黒が2でした。
完全255とまでいけなくてもこれぐらいなれば嬉しいのですが設定はできないものなんですかね…。

お礼日時:2011/10/12 01:18

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