海外ドラマ ER シーズン1、2について

wowwowにて再放送の海外ドラマ ERのシーズン1の第8あたりから最終話まで視聴し、その後シーズン2が始まったので1話まで視聴したのですが、多く違和感を覚えています。

1．シーズン1の終盤優秀な学生としてベントンにも評価されていたカーターがあまり優秀じゃなくなってる。

2．ロイとキャロルの仲が戻っている？

3．部長（ER？外科？）がシーズン1で違う人（配水管自分で修理してた人）になったはずなのに元の人に戻ってる？

とりあえず大きく気になったのはこの三つです。あとは抽象的ですが、シーズン1に比べて全体の雰囲気も異なっている気がします。制作指揮や監督が変わったのでしょうか？

また、スーザンと問題になった心臓外科医（後に心筋梗塞を患い、その過程でスーザンと和解）のその後や、カーターとともにベントンに教わっていた女学生のその後も気になります。

まとまりの無い質問になってしまいましたが、詳しい方よろしくお願い申し上げます。

No.1 ベストアンサー 回答者： DieMeute 回答日時： 2011/11/10 01:04

ERは監督・脚本は結構、色々な人がしているドラマです。

例えば第1シーズンは25話ですが監督したのは14人もいるし脚本家も8人です。
一番多く監督したのはミミ・レダーですが、それでも7話です。1話しか監督していない人も結構います。
脚本家では、ジョン・ウェルズ、リディア・ウッドワード、ポール・マニングの三人がそれぞれ5話で、やはり1話しか脚本を担当していない人もいます。
そういう面から言えば安定しない落ち着きのないドラマと言えるかもしれません。

1.について・・・医療の世界は奥が深く、カーターもまだまだ学ぶべき事が多いという事でしょう。ベントンさえもまだまだ一人前とは言えません。ネタばれになりますのであまり、はっきりとは書きませんが、彼ですら後に挫折を知る事になるくらいです。カーターなんてまだまだです。

2.について・・・第1シーズン最終話でキャロルは婚約者のジョン・タグリエルに結婚式を土壇場でキャンセルされてしまっています。第2シーズンの始まりはそれから数ヵ月後です。その間に傷心のキャロルと、そのかつての元恋人のロスとの仲がちょっと深まったという事なのでしょう。

3.について・・・ER部長はモーゲンスタンでしたが、彼はハーバードで緊急医療トレーニング・プログラムを立ち上げるために病院を離れました。その代理でウイリアム・スウィフトがER部長を勤める事になりました。しかし、モーゲンスタンの緊急医療トレーニング・プログラムの仕事が終わり(途中で計画倒れになったようです)、また病院に復帰しました。そのため一時的な代理だったウィリアム・スウィフトは病院を去りました。

スーザンと問題になったジャック・ケイスン心臓病科部長は、物凄くまれに脇役として登場してきます。

女学生・・・たぶんデブラ・チェンだと思いますが、彼女は一度、医学部を退学しカウンティ病院を去りますが、何と第6シーズンで・・・という、お話になります。

一つのシーズンが終わり、新たなシーズンが始まった時は、ストーリー上、結構時間が経っていたり、その間に人が動いたりしているという設定があったりするので、登場人物の会話には充分お気お付け下さい。
15シーズンもあるドラマですから、出る人は多いは、過去に病院を去った人が、また後に出てくるなんて事も珍しくないドラマです。じっくりと見ていって下さい。

この回答へのお礼

詳細な回答ありがとうございます。
カーターについては、言われればそうなのですが、処置中に失神するなどしていたので（season2、1話）結構違和感を感じました。

登場人物の動向は多くは語らず、後は察しなさいというのがこのドラマのスタンスとしてあるんでしょうかね。それがこのドラマのテンポの良さだったり、特徴ある雰囲気を作る助けになっている気がします。
ただ、DVDを買ったときなんかにじつはここ細かいけどこういう設定でしたよーみたいな冊子が着いてればありがたい気もします。

監督や脚本家が同シーズンでそんな移り変わっているとは知りませんでした。
ほかにもそういった作品がありますから、やはりなにか狙っているところがあるんでしょうか？

質問すべてに丁寧に答えていただいて助かりました。大変参考になります。

お礼日時：2011/11/10 19:42