dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

お願いします。
TRSフォーン型のバランスケーブルを4本購入しました。
リズムマシンというMIDI楽器からオーディオインターフェイスに接続
したいのですが
リズムマシンの出力はアンバランス仕様であり
オーディオインターフェイスの入力はバランス仕様
です。
そこに購入してしまいましたので上記のTRSフォーン型バランスケーブル
を使用したいのですが使用出来るでしょうか。

You Tobe動画でリズムマシンのアンバランス出力からミキサーのバランス入力に
TSフォーンアンバランス端子を接続して使用しているのを良く見かけるのですが
この度はそこにTRSフォーンバランス端子を接続したいのです。

その際良く見られるTSフォーンアンバランス端子のケーブルの方が
TRSフォーンバランス端子ケーブルを接続するより音質的に有利だから
沢山の人がその様な接続の仕方をしているのでしょうか?

また実際に私が行おうとしているTRSフォーンバランス端子のケーブルは
仕様出来るのでしょうか?

宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

>> (T)がホット (S)がコールド (R)がグラウンド //



これは、違います。TRSをバランスで使う場合は、T: ホット、R: コールド、S: グラウンドです。ステレオ(アンバランス)で使う場合は、T: 左、R: 右、S: グラウンド(左右共通)です。

>> グラウンドとはアース結線でありスターカッド構造のケーブルであれば中央の方でねじれている高級銅線2本が(T)と(S)に結線され被覆部分のアルミ材のようなアース部分が(R)に結線されている //

今イチよく分かりませんが、スターカッドの場合、「信号線4本+シールド」というのが一般的です。信号線は、互い違いにペアで使います。たとえば、断面を見て、

(1) (2)
(3) (4)

と番号を付けるなら、(1)と(4)、(2)と(3)をペアとします。その上で、たとえば(1)(4)をホット、(2)(3)をコールドとします。シールドはグラウンド用に使います。従って、「TRS <=> TRSのバランスケーブル」であれば、

受け側 <-------------- 送り出し側
(H) : T <----(1)(4)---- T : (H)
(C) : R <----(2)(3)---- R : (C)
(G) : S <--シールド-- S : (G)

と結線されているのが普通です。これはスターカッドでないケーブルでも同じで、要は(1)と(2)とシールドだけ、ということになります。

シールドは、銅の網線であったり、銅線の束を巻き付けてあったり、これらに加えてフォイル(銅箔やアルミ箔)を使ったものもあります。フォイル付きの方がシールド性が高くなりますが、曲げ伸ばしに弱いので基本的には固定配線用です。

>> TRSフォーンでもTSフォーンでも結線されている高級銅線2本は同じように(T)(S)に使用されているからその意味での音質の劣化は無い //

これも今イチ分かりませんが、「TS <=> TS」の場合、1芯シールドケーブルを使う場合と、2芯シールドケーブル(スターカッド含む)を使う場合の両方があります。

1芯の場合は、シールドとグラウンドは兼用です。

(H) : T ----信号線--- T : (H)
(G) : S --シールド-- S : (G)

2芯の場合は、グラウンドとシールドを別々にする場合の方が多いでしょう。そうでないとグラウンドループができて、かえってノイズ耐性が下がるからです。

(H) : T ----信号線--- T : (H)
(G) : S ----信号線--- S : (G)
(G) : S --シールド-- (シールドの片方は解放しておく。送り出し側、受け側のどちらでグラウンドに落とすかはケースバイケース。)

まとめると、

(1) 2芯シールド(スターカッド含む)をバランスで使うときは、信号線はそれぞれホットとコールド、シールドはグラウンド兼用。

(2) 2芯シールドをアンバランスで使うときは、信号線のうち1本がホット、もう1本がグラウンド、シールドは一端でのみグラウンドに落とす。

(3) 1芯シールドは、信号線がホット、シールドはグラウンド兼用。

というのが一般的です。

いずれのケースでもグラウンドには音声信号が流れないので、シールド用の銅線の素材などにこだわったケーブルはあまり多くありません。逆に言えば、(2)のケースだけグラウンド用として信号線を使うことになりますが、だからといって(3)に比べて高音質という訳ではありません。

ご質問のように、本来TRS <=> TRSのバランスケーブルを、アンバランス出力、バランス入力に繋いだ場合は、

入力 <-------------- 出力
(H) : T <-------------- T : (H)
(C) : R <--------------
(G) : S <-------------- S : (G)

ということになります。入力側のコールドが浮いた状態なので、いわば「ノイズを取り込むアンテナ」状態になります(シールドで囲まれているので、いきなり酷いノイズが出る、ということはないでしょうが)。
    • good
    • 4
この回答へのお礼

ありがとうございました。
完全に理解出来ました。
今まで1年間くらい悩んでおりインターネットで調べて
自分で解釈しようとしてもどうしても理解が出来ませんでした。
バランスケーブルはとにかく高級だから音質に有利であるという様に思っていた
訳でもないのですが。

要するに
今回のケースは全てのケーブル使用例の中でも音質追求という観点にとっては相当難易度の高い
解釈を自分は求めようとして混迷していたようです。
だから質問の意図も質問に至るまでの理解も無く
結果良く分からない質問になってしまっていました。

即ち
入力 <-------------- 出力
(H) : T <-------------- T : (H)
(C) : R <--------------
(G) : S <-------------- S : (G)

上記の様な状態になるから
2芯シールド(スターカッド含む)
TRSバランスケーブルの使用では
ノイズの原因はおろかせっかく2芯であるのに
まるで1芯の方はバイパスされている状態になっている
と言う極めてケーブルに対してももったいない使用例となる事が
良く理解出来ました。

この1年間に及ぶ疑念を晴らして頂き
誠に感謝致しております。

お礼日時:2012/03/30 17:23

まず、「アンバランス出力からバランス入力へ接続」した場合には、機材が故障する心配は(基本的には)ありません。

逆に、「バランス出力からアンバランス入力へ接続」するときは、(特に出力側の)機材の回路によって適切な方法を選ばないと、出力側の機材が故障する可能性があります。今回は前者のケースなので、繋ぐこと自体には問題がないと考えて良いでしょう。

その場合に使うケーブルは、「アンバランス<=>アンバランス」が適しています。フォンケーブルなら、「TSフォン<=>TSフォン」です。

理由として、「TRS <=> TRS」だと、出力側には「R」に相当する接点がないので、どこにも繋がっていない「浮いた」状態になります。他方、入力側には「R」に相当する接点があるので、けっきょく入力側の「R」はどこにも繋がっていない電線が繋がることになります。

これは、要するに「入力側機材にケーブルを挿しただけ」と同等の状態です。こういう状態でケーブルの端子に触れるとブーーというノイズが出た、という経験はありませんか? 電気的には、そういう非常に不安定な状態です。

従って、そういうハッキリとしたノイズが出る訳ではありませんが、ノイズが増える原因にはなり得ます。ケーブルはシールドされていると思いますが、万全ではありません。

「TS <=> TS」であれば、入力側の「R」と「S」がショートされているのと同じ、つまり「R」はグラウンドに落ちているので、(原理的には)ノイズ源にはなりません。

従って、精神衛生上は、今回のケースでは「TS <=> TS」のアンバランスケーブルの方が適していると言えます。現実問題としては、「TRS <=> TRS」のバランスケーブルでもそれほど大きな問題にはならないと思いますが、電源コードなどのノイズ源からは離しておいた方が無難かも知れません。

この回答への補足

ご回答誠にありがとうございます。
確かに不要な部分(R)が含まれる為ノイズ等の原因になりうる
という事が良く理解出来ました。
ホット、コールド、グラウンドとの様にバランスケーブルの場合結線されているのは
調べて見て分かったのですが通常TSフォーンTRSフォーンで言う
(T)がホット (S)がコールド (R)がグラウンド
と言うのが一般的であるとした場合なのですが
今回かなり奮発したバランスケーブルを入手し即ちグラウンドとはアース結線
でありスターカッド構造のケーブルであれば中央の方でねじれている高級銅線2本が(T)と(S)
に結線され被覆部分のアルミ材のようなアース部分が(R)に結線されていると言う事でしょうか。
またその場合ご回答の中にございました様に今回のケースではTS <=> TSの方がノイズ等の原因に
は強いという理論上の問題が理解できたのですがTRSフォーンでもTSフォーンでも結線されている高級銅線2本は同じように(T)(S)に使用されているからその意味での音質の劣化は無いと考えて良いのでしょうか。

補足日時:2012/03/30 01:26
    • good
    • 3

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!