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先日、BSの映画を録りためていた中に、「ティファニーで・・・」を
見つけ、楽しみに鑑賞しました。

何と言っても、主演のオードリーの美しさは必見だったのですが、
そのストーリーになんの興味も湧くことがありませんでした。

バックに流れる、ムーンリバーはとても素晴らしい曲だと思うのですが
どこか滑稽に描かれる、出っ歯・メガネの日本人芸術家(?)や、
マフィアへ暗号を伝えるといった、あまり現実味のないストーリー。

むりやりなハッピーエンドなど、どこに面白さがあるのでしょうか?

A 回答 (3件)

私はティーンエイジャーのころこの映画を見て、なんといってもオードリーのファッション


に心ひかれたのを覚えています。しかし、今改めて見てみると、
たしかにつまらない映画ですね。何よりも、主人公のホリーが高級娼婦のコールガール
という設定がいやな設定であまり現代的ではない感じです。
少なくとも、あの映画を中身のない空虚なものにしている要因の一つは、高級コールガールという要素だということは間違いがないでしょう。
実際のニューヨークにはああいう風に着飾った女性が実在でいますけれど、大抵職業をもった
バリバリのキャリアウーマンだったり大物政治家の妻などの既婚女性がほとんどなので
コールガールといういやらしい設定は、現実のお金を自分で稼いで着飾ることのできるキャリアウーマン
たちに対してやっかみからの嫌がらせという部分もあるのではないでしょうか?
実際のニューヨークには、女性のアーティストや企業家、キャリアウーマンが大勢いて
自分のお金で着飾ったりしているのです。
ヘップバーンのあの豪華な宝石は男が買ってやったのだ・・という設定は男には
気分のいい設定かもしれませんが、実際に自分のお金で着飾っている女性側から見ると不愉快以外の何物でもないでしょう。「ティファニーで朝食を」は実は男性至上主義者が作った産物であるという
幻滅するような要素が、あの映画を空虚に、つまらなくしていることは間違いがありません。
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この回答へのお礼

素晴らしい分析ですね。私に欠けていたのは、クーラーの効いた部屋で

宅配のピザをかじりながら、現代の目線で見たままの感想しか持てなかった

ということですね。古い映画を見る基本スタンスは、当時の社会背景

などを頭に描きながら見ること。でなければ、どの映画も少々陳腐で

ダルなストーリーに感じられてしまうかもしれませんね。

当時のキャリアウーマンの視点からの考察、面白いですね。

「マイフェアレディ」も録ってあるので、当時の観客の視点で見てみようと思います。

お礼日時:2012/07/21 21:15

トルーマン・カポーティーの原作の方が面白いです。

都会のおとぎ話というのがカポーティーのイメージだったそうです。
なので、
変にリアリティーを持たせるより夢物語のイメージを先行させたかったんじゃないでしょうか。
本来は作者がマリリン・モンローを頭に描きながら書いたそうで、
映画化の話があったときもモンローをホリー・ゴライトリー役にと主張したそうです。
その後なんだかんだあってw、結局オードリーがやることになったのですが、
映画的完成度はいまいちですが、ファンタスティックな要所要所のシーンが名場面として残っていますね。
タクシーから降りてティファニーの店頭でダーニッシュを食べるオープニング、
雨の中でネコを探しながら最後に抱き合うラストシーン、
窓辺で下手なギターの弾き語りをするシーン・・・etc.


それにしてもあのパーティーのときのユニオシだかオオサコだか中国人みたいな男のドタバタは不要でしたね。
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この回答へのお礼

マリリンモンローのお話し大変興味深いですね。

また、監督視点の考察、為になりました。

名場面とされている、それぞれのシーンは確かに

頭の中に残っていますね。

もう一度、見直してみます。

お礼日時:2012/07/21 21:07

えーと。

現代改めて見てというのは無いです。なぜなら軽いラブストーリーであり当時としても傑作とは言えません。
でもこの映画が改めて話題になったのは、しばらくしてからです。ファッションという意味で素晴らしいということになったのです。
ヘップバーンのファッションがショーのように入れ替わりたちかわり素敵ですよね。生活のスタイルもシーンのカットもファッション雑誌のようです。音楽もいいですね。そういう映画でありストーリーと改めて聞かれると僕もあまり覚えてないです。
当時TVがあまり無い時代、映画というのはジャンルが多様で身近だったのです。構えてみる映画ばかりではないのです。ファッション雑誌のような映画と思えばいいです。
60年代のファッションや雰囲気を楽しむムービーとして根強い人気なのです。
それとあの日本人は当時の西洋から見た平均的な日本人の姿です。風刺漫画にもああいう日本人がいっぱい描かれてます。
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この回答へのお礼

なるほど、ファッションという側面では見るものがありますね。

確かに時代背景を考えると、現代のように情報があふれている状況では

無いから、映画で表現される風俗やライフスタイルに憧れて、評判が

高くなったのかもしれませんね。

お礼日時:2012/07/21 13:04

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