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本日、新しいクラリネットを購入しました。
古いクラリネットは下取りをしたため、これから新しい楽器を慣らしていこうと思っています。
新品のクラリネットを吹きすぎると、管体が水分を含みやすい状態のため、割れやすいという注意書きをみました。
慣らすためには、毎日10分~15分くらいまでで吹くようにとあったのですが、
仕事などで帰りが遅くなり、吹けない日が多くあります。
毎週末に楽団の練習があるため、その日はこまめにスワブを通すようにはしますが・・・
楽器が吹けない日に、息を入れるだけ(音をならさない)というのは、効果はあるのでしょうか。
逆に、息を入れるだけを繰り返して、楽器が悪くなるということはあるのでしょうか。

自宅に防音室でもあれば、近所に気兼ねなく吹けるのですが、
そういう環境ではないため質問させていただきました。

A 回答 (2件)

水分を含みやすいというよりは、木部が馴染みきっていないため、温度や湿度の変化に弱いということでしょう。

音を出さず、息を通すだけでも温度や湿度の変化という意味では違いはないので、「馴らし」としてはそれでも構わないと思います。

あまり長時間吹きすぎない方が良いとは言われますが、湿度が高くなりやすい梅雨時や、空気と吐息の温度・湿度の差が大きくなる今の時期は、たとえ使い込んだ楽器でも、15~30分に一度程度はスワブを通した方がベターです。リペアラーに言わせると、普段の練習中でもベルから水滴が落ちる前にスワブを通すのが当たり前だ、とのこと。その意味では、新品でも大した違いはないでしょう。

また、そういう注意が必要な季節には、ケースから出していきなり息を通したりせず、楽器が外気に馴染んでから吹き始めて、休憩時には必ずスワブを通し、トーンホールに溜まった水を取り、タオルなどで包んで温度・湿度が急激に変わらないように心がけた方が良いでしょう。

さらに、楽器を片付ける際も、ケースの外にタオルを1枚巻いておくだけでずいぶん違うと聞きます。私の場合は、意識してそうしてきた訳ではありませんが、奇しくもインナーケースとカバーの間に、底面側には手入れ用のボロ切れ、蓋の方にはクリーニングクロスを入れていたので、同じような効果はあったかもしれません。

ともあれ、息だけを通すのでも構いませんが、寒い場所で出し入れ・練習しないこと、ケースから出して室温に馴染ませてから吹き始めること、頻繁にスワブを通すこと、しまう際も温度・湿度の変化が緩やかになるように心がけること、などの方が大切だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>「馴らし」としてはそれでも構わないと思います。
それを聞いて安心しました。
これから、音が出せない日でも息を入れて馴らしていきたいと思います。
その際には、暖房などであらかじめ部屋を暖め、
室温になじませてからということに気を付けます。

前の楽器の時でも、スワブは頻繁に通すようには心掛けていたので、
同じように、さらに気を付けてスワブを通していこうと思います。
温度差にも気をつけなくてはいけませんね・・・

クロスがあまっているので、さっそくケースの外にクロスを入れるようにしました。
色々と教えて下さり、本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/11/23 14:25

こんにちは


>古いクラリネットは下取りをしたため、これから新しい楽器を慣らしていこうと思っています。

 おニュー楽器のゲット、おめでとうございます\(^o^)/
 これからクラリネットにとっては厳しい季節です。

 低年齢層向け以外のクラリネットの材質はガラスのように堅くて脆い
グラナディラという木材を使用しています。

(1)グラナディラは、堅くて密度が高いので重いのですが熱の伝わり方も
遅いので内側と外側の温度が著しく違う状態になった場合、熱膨張度合い
に差が出て割れてしまいます。
 ジャック・ランスロ先生の教則本には演奏した後に直接に楽器を大理石
のテーブルに置くな!といった注記も見られます(フランスでは多いケース
らしい)。

 これで割れるケースは、タルやベルあるいは上下管のジョイント部の
薄いところが多いのですが、新品でも使い込んだ楽器であっても冬に
戸外で演奏するなどするとトラブルがあり得ます。

(2)質問者さんの楽器がどこの国で作られた楽器なのかにもよりますが、
湿度の低い国で作られると木が乾燥しており湿度の差によって材質の膨
張度合いが変わって割れてしまうこともあります。

 グラナディラといっても木ですから、水分は木の内部に浸透していき
ます。
 昔の教則本を見ますと新品の楽器には「ボアオイル」をスワブで薄く
塗っておくとよいという記述がありました。
 実際にR-13に塗ってみましたら(ボアオイルを多く使いすぎたため)
内部だけに塗ったはずのオイルが表面に染み出してきた来たことを観察
できました。
 タンポもオイルでダメになってしまい何度も交換です_(__;_
 このように新品の乾いた楽器に急激に湿度を与えすぎるとクラリネッ
トの管の内側と外側の湿度の差で膨張度合いのバランスが大きく崩れ
てしまい割れてしまうのですが、少しずつ吹き込むことによって内側の
水分がジワジワ浸みて全体的に均一な湿度状態にでき、楽器が安定しま
す。
 注意書きは、こちらのことだと思います(^.^)

(3)楽器が含んだの水分量は、鳴りにも影響します。
 管が乾いた軽い状態だとよく響く印象がありますが、湿って重い状態
だと鳴らしにくい印象です。
 ボアオイルを塗ったとき5~6年鳴らなかったですがオイルが染み出さ
なくなってしばらくして鳴りが急に変わったんです(^^;
 物の本やメーカーの注意書きを心に留め置くのはよいのですがσ(^_^;
のようにやり過ぎは禁物です(笑)

(4)練習中も暇を見てスワブを頻繁に通した方がよいです。
 但し、スワブの繊維が出にくい道具を使ってください。
 スワブを通すのは、管の内側の水分がトーンホールに溜まってしまうの
を出来るだけ防ぐためです。
 トーンホールに水が溜まると演奏に支障が出ますし、タンポも痛みます
し、外に飛び散るとキーや鋼の棒バネやネジがが錆びる原因になります。

 とはいっても長い間にトーンホールにゴミが溜まると水が溜まりやすく
なるので、調整に出す時に水の溜まりやすいトーンホールを指定して掃除
をして貰った方がよいでしょう(^^)/~~

 繰り返しですが、これからクラリネットにとっては厳しい季節です。
 一番いいのは春になるまでケースの中にしまっておく(゜o。)☆\ばきっ
 大事にしてあげてくださいね(*^_^*)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

さすがに戸外で演奏することはしませんが、
これからどんどん寒くなり、温度差が激しい季節になりますね。
急激な温度変化のないよう、重々気を付けたいと思います。

メーカーはクランポンなので、フランス産です。
多分、注意書きはそのことを仰ってるんだと思います。
温度だけでなく、湿度(水分)にも気を付けていかないといけませんね。
オイルでタンポが全部ダメになってしまうというのは、悲惨ですね・・・

練習中も、自分の吹かない所などではこまめにスワブを通すようにはしていましたが、
今まで以上に気を使っていきたいと思います。
前の楽器は、オーバーホールに出していなかったせいもあってか、
トーンホールからすぐに水分が出る状態になってしまっていたので、
定期的に掃除などもしてもらうほうが良いんでしょうね。

春までしまっておくことは出来ないので、なるべく毎日小時間だけでも息を入れて
湿気に慣らしていきたいと思います!

お礼日時:2012/11/23 14:32

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