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子供の頃、疑問に思ってたことで、最近ふと思い出したので質問します。

映画館で見る映画の字幕のフォントって、なんであんなヘタクソな字みたいなのを採用してるんでしょうか?
綺麗なフォントが多い中、今作品では個性を出すためにあえて下手な字を・・・ではなく、全部下手な字じゃないですか。「ら」とか「う」とか、字の端っこの方が丸まってたり、歪んでたり。
一般的なゴシック体や明朝体で書いてある字幕は見たことがなく、全部ガリ版刷りに鉄筆で書いたような、ヒョロっとした歪んだフォントの字幕しか見たことがありません。

ワープロなどがまた存在していなかった私の子供の頃に考えた理由は「急いで作ったため、印刷したような綺麗な文字じゃなく、手書きのままの字なんだろう」と考えてたのですが、今の時代、映画の字幕を全部手書きで書く理由が見つからないため、この理由はまず間違いだろうと思います。

どうでもいいことですが、なぜなのか気になったので。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

○ や □ のように 囲んだ文字を 使えなかったことが原因です



書かれた文字が 囲まれてしまうと、その部分が抜けてしまう技術だったようです


たとえば

「か」とか「い」なら 問題はありません

しかし、「あ」とか「お」のように ○がつくもじは どこかに穴をあけて描いたのですね


また、文字の線と線の間隔が狭くても つぶれてしまう恐れもありました



『昔の映画は、直接フィルムを焼いてそこに文字型の焼き跡を付けるという乱暴な方法で字幕を入れていた。

ところが日本語には「口」のように四方を囲まれてしまうスペースを持った文字がたくさんある。たくさんあるというよりもほとんどの文字がそうだ。
そうするとこの囲まれた真ん中のスペースのフィルムが脱落してここが真っ白に輝いてしまうという問題が起きる。

そこで映画会社の人は字幕スーパー用の独特のフォントを考え出した。
四方が完全に囲まれること無く4辺のどこかは必ず開いているという空気窓が開いた書体だ。
また「撃つ」というような画数が多い漢字は「缶」に似たような映画独特の略字を作ったりして、フィルムの脱落を防いでいた。』


とのことです
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この回答へのお礼

早々のご回答、ありがとうございます。
なるほど、そのような理由があったのですね。
『缶』、そういえばたしかにありますね。他にも『魔』の字の内を『マ』と書いたりですね。

今でもヘタクソなフォントを採用した映画が多いのは、字幕のフォントはやはりアレでないと、という慣れの問題でしょうかね。綺麗なフォントのも見たことあるような気もしますし。

まさかこれほど早く的確な回答が得られるとは思ってもいませんでした。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/30 12:57

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