性格悪い人が優勝

私はDV加害経験者で、加害者更生プログラムに参加した経験などを生かし、このサイトでDVやモラハラ(精神的DV)の質問に、次から次へと答えるようになってから、もう5年ほど立ちました。

その間、色んな被害者や加害者、或いは周囲の人々からの質問、そして回答を読んできましたが、それらに描かれた加害者たちは、どいつもこいつも、絵に書いたような典型的な加害者であり、読む度に、そのやりたい放題の姿に、心から激しい憤りを感じ、被害者に心から同情する気持ちになり、一つ一つの質問に親身に回答してきたつもりです。

しかし、一部の質問者から見れば、加害者を名乗る人間からの回答に戸惑われていられる風も感じられます。「自分のことを棚に上げて、何をきれいごとを言っているの?いい子ちゃんぶって・・・」という反発もあるかもしれません。

正直、私もその矛盾は認めます。私には、加害者をひとごとのように、対象化、客観化して語る資格・権利はないのかもしれません。

しかし、私自身は、ここで加害者の私が語ることによって、多くの被害者や、そして加害者も、DVについて認識を新たにし、DVが少しでも減るのであれば、それはそれでよいと思うのです。私の参加していた更生プログラムでは、むしろ加害者からの証言は推奨されていました。

又、加害者の私が、別の加害者のことをケチョンケチョンにすることの是非ですが、私にその資格があるかと聞かれれば、確かにないのかもしれませんが、しかし、本当に彼らの行為が今の私には許せず、つい突き放した口調になってしまうのです。又、彼らの行為には、私には元々該当しない行為もあり(例えば、束縛や性的暴力、経済的暴力)そうした加害者と私が一緒にされるのに、とても不快感を感じ、余計腹が立ってしまうのです。

この私の考えには、納得が行かれますか?

なお、私は、ここに投稿することによって、何か得るものがあるかどうかですが、強いて言えば、「自分の知っていること、考えていることを言葉にし、表現したい。」という素朴な気持ちがあるだけで、他には何の魂胆もありません。

A 回答 (11件中11~11件)

こんにちは。

ご自身とちゃんと向き合われて、克服されたのですね。そういう方の意見を聞ける事はないので貴重な逸材だと思います。
私もDVに悩んでいました。人に相談したり、駆け込みセンターに行く程ではないけど、主人は2,3か月に一度は酒を飲んで暴れるので、とても怖くてつらくて・・・束縛もあります。でも暴れても次の日には何もなかったかのようで・・・。
主人のストレスに目をむけ、きちんと主人と向き合うように、私が心を入れ替えたら主人も少しずつ変わりつつあります。
でもDVに苦しむ人、加害者もまた何かに苦しんでいるのではないかと思うので、是非これからも、社会貢献に一役かってください。
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この回答へのお礼

暖かいお言葉有難うございました。
回答者様も色々大変だったのですね。
私がどの程度自分のDVと向き合えたのかは、わかりませんが、色々考え、努力をしているのは事実です。
あなたがご主人にしっかり向き合われたのも素晴らしいと思いますが、DVの場合、何よりも加害者自身が自分のDVを認め、向き合うのが先決であり、私の回答がそのためのささやかな一助になれれば嬉しいです。

お礼日時:2012/12/05 21:11

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