あなたは何にトキメキますか?

 こんにちは
 何年も前から思ってはいたのですが、「この不況の世の中でCMに出す企業があるものだな」と感じます。私だけかもしれませんが、CMで見た(聞いた)から買ったという商品ってほとんどないと言うか・・・。
 大物俳優やキムタクなどの有名人のCM契約料は1億円以上と聞いたことがあります。それでよく採算取れるなと思ってしまいます。私は世間知らずで狭い視野しか知らない者で恐縮ですが、お詳しい方がいらっしゃればCMで採算が取れる理由とCMに出す企業が絶えない理由など、教えて下さい。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

まず、有名人を使ったCMと普通のCMは分けて考えて下さい。



普通のCMの場合です。

たとえば、ヨントリーという会社が、BASSという
缶コーヒーを発売するとします。
で、これを著名ブランドにしたい。
この時、BASSという商品自体にお金を掛けるのは
もちろんですが、”こういう商品があります。”という
事をPRしないと、お客に認知してもらえません。
お客が認知していない商品は
販売店だってスペースを与えません。
ですから、BASSを発売するときに、ヨントリーは
味、パッケージ、名称を吟味するだけではなく、
売上げ目標を立てると同時に、その目標にあった
PRのしかた、販路の確保方法を同時に検討しています。

さて、たとえば、ゴールデンタイムのCMの料金は
ご存じでしょうか?東京地区の場合、
TVの15秒で100万円ぐらい、(視聴率10%の場合)
昼間のラジオの20秒で7万円ぐらいというのが
現在の実勢価格です。

TVの30秒は視聴率10%として100万世帯で
見られます。(TVは世帯です)
ですから、100世帯当たり100円で商品のPRが可能です
3回見ると商品名が頭の中に定着するという
研究結果がありますから、100世帯で300円です。
一方、ラジオの20秒は平均すると聴取率は1.5%ぐらいに
なるはずです。
これは人口ですから、3000万人として、45万人が
聴くことになります。
100人あたり15円です。7回で商品名が頭に定着する
とされていますから、100人あたり105円です。

つまり、対象人数が飛躍的に多いため、費用はかさんでも
PRとしてみると割安になるのです。
しかも、チラシや雑誌広告は読まないと言う手がありますが、
こちらは嫌でも聞こえてきます。
(TVの場合ビデオの早送りはありますが)
これらの特徴があるため、
意外なことに、「広く、安い」物
(60円アイスや駄菓子)のPRにもっとも
適した媒体となっています。


さて、有名人のギャラの件ですが、

こちらは、話題作りによる二次的効果を狙ったものが
ほとんどです。
各社の差がわかりにくい業界で良く見られます。
ペイするのかどうかは難しいですが、
ペイすると広告主が考えているから使っているという
事になると思います。


ちなみに、今、いろいろと値段を出しましたが
実のところ、これらの価格は「時価」なんです。
つまり、メリットが無いとおもったら出稿は止める
ということで、
ラジオよりもCM料金の安いTV局があったり、
とにかく安い時間だけを選んでCMを流し続ける
スポンサーがあったりします。
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この回答へのお礼

皆様ありがとうございました。確かにCMで見たことがある商品は多少信頼性がありますね。その効果を期待して出すのでしょう。

お礼日時:2004/03/08 21:46

企業のイメージを植え付けるためにも


CMを流しているのではないでしょうか

サラ金といえば、悪徳業者のイメージがありましたが
消費者金融として、盛んにCMを流しています。
 簡単に借りれるように思わせて利用させれば
儲かって、さらにCMを流せて、さらに儲かる
テレビ局のお得意さんになって、消費者金融の
悪いことは放送させないように圧力をかけること
も可能かもしれません。
 
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我が社の広告出稿経験から考えると、



1.単体広告では収益がまったく上がらないと思います。Aという商品のみに対して広告費を投入しても、Aの売上だけでは広告費はまったくカバーできません。相乗的に他の商品が売れることによって広告効果がでると思います。

2.広告費用は、公に言われている価格と、実勢価格に、ひらきがある。

3.会社が倒産して初めてわかるが、多くの会社は多額の借り入れを行なっていて、運営がずさんである。(銀行が潰せないくらい会社が肥大化していれば良い、と考えている) 実際、広告費の投入も現実離れしている会社が多いと思う。(景気の良い時の経費対策ならともかく、不況時に、広告イメージが商品の販売に結びつかないであろうCMが多い)

4.顧客をリスト化してDMを出しても、そう簡単に収益に結びつくものではありません。

(結論?)溢れる市場の中で、商品を知ってもらうことは大変なことなのです。(それとも、我が社が無能なダケ?)
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もちろん採算が取れるから出すのです。



例えば、あなたが、コンビニに行ってガムを買おうと思うとします。

スピカガムとロッテガムがあったとします。
当然取ってのカムを買うでしょう。例えロッテの方が高くても。

消費者は知らないものには手を出しません。
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>CMで見た(聞いた)から買ったという商品ってほとんどないと言うか・・・。


そうでしょうか?似たような商品が有れば名前の知ってるものを無意識に買ってしまうという傾向はあると思います。

>CMに出す企業が絶えない理由など
これは逆の発想ですね。CM(いわゆるスポンサー)がないと民放は成り立ちません。
そのためにテレビ局などはスポンサー探しにやっきになるわけです。(だからスポンサーにダメ出しされると番組が打ち切られてしまいます。)
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