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仕事で図面を作製することになりました。

2個の部品AとBの組み合わせから成るCという部品があります。
AとBの図面寸法は、それぞれA=10±0.6、B=20±0.8だとします。

この時、単純にAとBを組み合わせるとC=30±1.4になりますが、
Cに対しては別の要件があって、C=30±1.0で仕上げています。
つまり、AとBのどちらか一方が基準寸法から大きくずれた場合には、
もう片方は基準寸法からのずれが小さいか、
もしくは反対符号方向にずれたものを選んで組み合わせることで、
C全体としての寸法公差は単純和よりも小さくなっているのです。

以上のことを、AとBが組み合わさってCに成っている状態の図面に
表現したいのですが、そのまま3箇所の寸法を
A=10±0.6、B=20±0.8、C=30±1.0と書けばよいのでしょうか?

そのように書こうとしたら、会社の別の人から、
例えばA=10.6、B=20.8の部品を
組み合わせた場合にC=31.4になるので
C=30±1.0は図面としておかしいと言われました。
そうではなくてC=30±1.0となるように、
特定の組み合わせだけが許される状況にあることを説明しましたが、
それを理解してもらえませんでした。

こんな時、図面にはどのように表記したらよいのか教えてください。
また、それが分かるような文献や市販本など御存知でしたら、
併せて教えていただけると助かります。

それでは、よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

そもそも、AとBとC(=A+B)を3つとも全部は図面には書かないでしょう。


少なくともJISやISO、ASMEじゃ書かないですよ。
組立図と部品図を一枚の図面で済ませてしまおうということですかね?
分けたほうがいいんじゃないですか?

公差の話をすると、Aの公差とBの公差のどっちも必要なんですか?
少なくともどちらかはいらないんじゃないですか?

必要だとしたら、どちらかの公差を書かずに、自動的に普通公差を適用させるようにする手があると思います。
図面はJISで書いているんでしょうね?
普通公差というのは便利な公差で、私のイメージでいえば、普通公差というのは「公差の目安」です。
普通公差を外れても、機能に支障がなければ、問題にしないことになっています。
その図面の製品を納める先が独自のルールを持っていれば別ですが、JISではそうなっています。
ISOもそうです(つうか、JISはISOだからね)。
ASMEだったら普通公差の規定自体がないです。

あるいは、こんなものを扱ったことがあります。
あなたの例でいえば、AとBは別々のサプライヤーが私のところに納めて、私のところで組み立ててCにします。
AとBは、出荷前に全数寸法を測定して、例えば、A1-A3、B1-B3の3グレードに分けて納入してもらうのです。
もちろんAとBの図面にグレードの表が書いてあります。
それで、Cの組立図にはA1と組み合わせていいBのグレード、A2と組み合わせていいBのグレード・・・という組み合わせ表が書いてあります。
組み立てるときは、その表に基づいて組み立てるのです。

幾何公差の場合、あなたが考えているような方法を表すやり方があります。
最大実体公差というのがそれで、〇にМで表します。
でも普通の寸法公差で、そんな書き方があったかなぁ。
もしあるのなら私も興味あります。

一般的な製図の手引書でしたら、「JISにもとづく機械設計製図便覧」がいいのではないでしょうか。
http://www.amazon.co.jp/JIS%E3%81%AB%E3%82%82%E3 …
ただ、AとBとC(=A+B)を3つとも全部は図面に書いてはいけない、と書いてありますけどね。
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この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございました。私の抱える問題をもう少し詳述して、(その2)で改めて質問させていただきます。お手数おかけしますが、そちらでも御回答をいただければ幸いです。

お礼日時:2013/04/03 03:49

どのような部品か判りませんが、A±0.4、B±0.6とするのが普通でしょう。



特定の組み合わせでC±1.0を選択組み合わせする場合、たとえば部品を10個ずつ作った場合、色々組み合わせも変えてみても±1.0にならないものが出てきてロスになるか、削り加工であれば、修正加工が必要になります。
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この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございました。私の抱える問題をもう少し詳述して、(その2)で改めて質問させていただきます。お手数おかけしますが、そちらでも御回答をいただければ幸いです。

お礼日時:2013/04/03 03:49

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