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古典落語では、八五郎が活躍してますよね。
この八五郎という名前の由来や意味について教えて下さい。
○八郎ならわかり易いです、○五郎ならわかり易いです。
しかし、数字を二つ続けた八五郎は、何から由来または意味しているのですか?
(数字を繋いだ名前には、一二三、一八、一九、三四郎などもありますね)

A 回答 (2件)

親戚のおじいちゃんに八月五日生まれで八五郎居ますよ。

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この回答へのお礼

早急な回答ありがとうございます。
なるほど、誕生日から由来している場合があるのですね。
ガラッパチの八五郎は、暑い時期に生まれた、かもしれないのですね。
質問とは少し違いますが、誕生した際、父親が56歳であったので、五十六と名付けられた人もいますね。

お礼日時:2013/04/12 22:26

こんにちは、park123様。



八五郎の名前の由来が何から来ているのか、数字を二つ並べた名前に由来や意味は有るのか?

八五郎さんの正しい名前の由来は私には分かりませんが、江戸時代の町人には苗字がありませんでしたよね。

それに、現代のように家族計画で子供は二人だけとか、一人だけ生んで大切に育てるなんていう風潮も無く、七人兄弟八人兄弟の家庭は普通で、12人13人という子だくさんの家庭も珍しくはありませんでした。

そのため、子供の名前は親が子供を区別する背番号のような感じで付けられる事も多かったようです。

八五郎さんが生まれた家が何人兄弟姉妹の家だったのかは知りません。
しかし、江戸時代の町人の子供の名付けの例から考えると、八五郎さんの名前の由来としては以下のような理由が考えられると思います。

お兄さんが四人、お姉さんが三人、つまり八五郎は八番目に生まれた五人目の男の子という意味の可能性があります。

または、お父さんの名前から来ている場合もあると思います。
お父さんの名前が、喜八、八平、八助などの場合には、例えば喜八の五人目の子供だから八五郎になったなとか、父親の名前が五平の子供で八月に生まれたから八五郎と名付けられたりしたとか。

古典落語の世界で八五郎が活躍するのをご存じなのであれば、八五郎出世話ではなくて八五郎に子供が生まれて名前を付けることから始まる名落語の寿限無もご存じですね。

寿限無の始めの部分で八五郎の第一子として男の子が生まれますが、その時に八五郎が最初に自分で考えた子供の名前が八五郎の子供だから九六朗(くろうろう)です。

おかみさんに「そんな苦労しそうな名前は駄目だ」と言われて、和尚の所に行って有り難い名前を付けてもらおうと考えたのが名落語の寿限無の始まりです。

昔の百姓や町人の家庭では、順番や整理番号のような感じで数字を使った名前が付けられる事が多かったので、八五郎さんの名前も上記のような事例に基づいて名付けられた可能性が高いと思います。

落語の中で八五郎という名前が使われた理由としては、一昔前の昭和の時代を代表する名前が花子さんと太郎君であったように、江戸時代のポピュラーな名前として三とか五とか八などの数字の入った名前が聞き手のお客さん達に受け入れやすい馴染み感のある名前だったからではないかと推測します。

結局、ご質問に対する明確な回答にはなっていませが、ご容赦ください。
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この回答へのお礼

早急な回答ありがとうございます。
懇切丁寧に説明して頂き、恐縮しております。


最近の少子化の風潮とはまるで反対の、子沢山の時代では
<昔の百姓や町人の家庭では、順番や整理番号のような感じで数字を使った名前が付けられる事が多かった>
ということですね。(親御さんが、名前を付けるのに楽だ、とは思っていないのでしょうが)
そして、縁起のよい奇数(三月三日、五月五日、七月七日など)や末広がりの八が使われたということですね。

なお、貴重なご説明をもとに、あれこれ考えていましたら、脇道に逸れました。男の子には、数字を付けけたの名前がありますが、女の子には、数字を使った名前があまりないような気がします。(私の狭い見聞の範囲ですので、間違っているかもしれませが)。男女差があるのかも知れませんね。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/13 19:48

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