プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

プロが原稿を添削するということで、某出版会社へエッセイの原稿を送りました。

後日、感想や指摘の封書をいただきましたが、さらに電話もありました。
要は自費出版です。
ハードカバーなら200万、文庫なら100万・・・印税は2%

別に印税目的なんてさらさらありません。度々営業の連絡があり、この出版会社はリスクも負わずに、何なのかと原稿を送って悲しくなりました。

本の売れ行きは減少している現在ですが、エッセイや指南書の多くはまったくの素人っぽい方も多くないでしょうか。この多くはやはり自費出版なのですか。

あるいは公募で応募して納得するべきなのでしょうか。

A 回答 (2件)

素直に質問を読ませていただく限り、質問者さんは出版したい気持ちは全然なく純粋にアドバイスだけ貰いたかったのに自費出版を勧誘されたから気分を害したんですよね。


実際にはこのように原稿を送ってくる方は出版される希望をお持ちの方が多いから、編集者も積極的にアプローチしてくるのでしょう。
あなたはその気が全くないのなら、時間の無駄だから勧誘しないでねと言えばいいだけでは?それでもしつこく言って来るなら悪質です。
実際にある程度ビジネスとして成り立っているから自費出版があるのでしょうから双方納得してやっているぶんには傍からとやかく口を挟む必要もないかと思います。問題なのは理解不足で出す人、そこにつけ込む会社ですね。
エッセイに関しては、レベル云々や趣味の問題は別に、売れているのは自費出版ではないのでは?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

原稿は無料アドバイスしてくれるというので送付しました。自費出版は想定外です。しかも月2冊無料出版ということを全目に掲げてましたからね。

まぁ、お金もないですし、ローンも組めるなどいろいろ言われましたが、無理です。こちらから連絡します、終了させました。ようやく連絡が途絶えました。何なんでしょうねぇ。良い本って…

お礼日時:2013/06/03 12:47

> この出版会社はリスクも負わずに、何なのかと原稿を送って悲しくなりました。



いえいえ。素人の原稿を見て、出版までの手数をかけるだけでも、リスクですよ。とくに、こういうサイトに書き込まれたりしますしね。

ご質問者さんは、大手の出版社に電話して持ち込むこともできたはずですが、なぜ、そうされなかったのですか? 
私も編集者ですが、これまで持ち込みで来られた人がいますが、まず、数人しかものになりません。こっちが出版できるように育てようとしても、自分の世界に閉じこもったままの人が多すぎます。自分が傷つきたくないなら、大手出版社には関わらないことですけどね。

ご質問者さんも、出版へのリスクや手間、精神的な負担を回避されるために、その手の出版社を選ばれたのでしょう? 出版社もいろいろあって、そういうリスクや手間を自分たちが負って、その分をお金として著者に求める、という商売をしているわけです。

自信があるなら、今ならAmazonの電子出版を検討されては? 誰でもほとんどお金をかけずに出版できますよ。

で、ご質問への回答です。
> 本の売れ行きは減少している現在ですが、エッセイや指南書の多くはまったくの素人っぽい方も多くないでしょうか。
> この多くはやはり自費出版なのですか。

2つの点で誤りです。
本の売れ行きが減少しているというのは、書店で売ってる本の話です。今や出版社が卸しているのは書店だけではありませんし、本も出版社だけが出しているわけではありません。そして、本を買う人がまず足を向けるのは、新刊書店ではなく、中古書店です。その中で、出版社が書店取次に卸している数を数えているわけですから、減って見えて当たり前です。活字を見る時間が減っていません。本の作り手からすると厳しい時代ですが、ご質問者さんは、コンテンツの作り手側に立つ人ですよね? 「本」の定義に縛られていると、本質を見誤りますよ。

書店の本に限っていうと、年間の本の刊行点数は、新刊に限定しても7万点を超えています。ネットが普及していない1990年代は4万点に届いていませんから、当時よりも本を出す側が出すチャンスは増えています。でも、書店の数は、4万店から2012年度には14000店にまで減っています。街の本屋がほとんど廃業し、書籍の購入が中古書店ばかりになったからですね。
で、年間7万点ということは、毎日数百種類の新刊があるわけで、街の本屋さんが毎日何百冊も新刊を並べていたら商売になるわけありませんよね。
なので、7万点のうち、多くは書籍流通に乗りません。また、書店にまで届いた多くは、店頭に並ばずに送り返されます。価値のない本と書店員が判断したものは、買い手の目にも触れないんです。

本を出したい なんて、日本国民の10人に1人は考えたことがあるんじゃないかな。でも、大手出版社から原稿料をもらって生活をしている人、ライターさんの数はそう多くはないと思います。プロ野球選手よりはずっと多いと思いますけどね。
作家を志した人の一部が、自費で出版をし、自分で売っています。日本には世界最大の自費出版の市場があって、各地で催し物があります。本の多くは、書店には並びません。だから自分で売るんです。
書店に並ぶ中にも自費出版のものは多いですよ。中には大手出版社でも自費出版のものがある。そういう人は、講演なども積極的にやっていて、自身の名前や事業を売るのに出版という手段をとっているひとですね。
中には、こういう人もいますよ。
http://www.amazon.co.jp/%E5%83%8D%E3%81%91-%E3%8 …
漫画家さんの例ですが、数誌に連載を持っていて、単行本も出されています。雑誌に載る人は作家の中の一部。その一部が連載を持ち、その中の一部が単行本を出せます。そして、それで売り上げが悪ければ、続刊は出ません。この方は、続刊を待つ読者のために自力で続刊を刊行する宣言をされました。
大手出版社は、作家の甘えを許しません。また、商売の現実の前には、出版者自身も編集者も甘えは許されません。書店店頭に並んでいる本は、そういう中で育ち、勝ち抜いたものです。

ご質問者さんのご質問内容は、自分で売る労力もかけず、お金を出すのも惜しい。それでも、(私にはその理由が分かりませんが)ご自身の内容を読みたいという人が書店店頭に本が並ぶ程度には大勢いて、書店員もご自身の本を良いと思い店頭に並べてくれる、というわけですよね?

自費出版の多くは、それでも、著者の近くの書店店頭には並べてくれることがあるようですよ。書店も、著者が周りの人に買うように言うはずと信じて並べるわけですが、その程度の配本努力はしてくれることがあるようです。私なら絶対にしませんけどね。

毎年何万点も出される自費出版の中には、成功例もあって、ミリオンセラーになったものもあります。文学賞を取ったものもあります。
漫画も含めると自費出版の最大の成功例は、あのアニメの有名作です。日本で一番有名な長寿アニメ作品の原作は、自費出版です。

なので、自費出版もそれをススメる出版社も、悪いとは私には思えません。ただ、ご質問者さんが、ご自身が即売会で手売りする、書店にかけあって置いてもらう などの労力をかけるのも、自分で出版費用の一部を負担するのもイヤ、という話なら、しない方が良い。少なくとも、本が形になるかどうか、が「リスク」であって、売れるかは「リスク」なんて呼びません。先にも書いたようにプロの作品でも当たる確率なんて1%もないのに、素人の作品が売れる確率を考えたら、宝くじの方がまだ当たりますから。
ここをリスクと考え、その出版社が「リスクを取っていない」と考えているのなら、やめた方が良いですよ。

自費出版に悪質なところがあるのも知っていますが、良心的なところも、ご質問者さんのような視点でネットで罵られているのを見かけると悲しくなります。自身の行動ができない人は、最初から出版には関わらないことです。
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この回答へのお礼

業界の方のご回答、ありごとうございます。

つらづら記述していただきましたが、まぁ結局は書いて時間を割き、出版への投資をしと元手をかけなくてはならないということはよくわかりました。それが売れないというこを前提に…

最後の記載では世間の90%以上が思っていることです。ここに相談する前にあえてネットで見ているのですから。罵るなんて、他の方々のご意見を出版業界の方は見た方宜しいのでは?新刊<中古、図書館利用が多いのですから。

お礼日時:2013/06/03 12:44

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