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日本人はなぜ旅先でお土産を買って帰るのですか。歴史的由来がありますか。

補足:海外日本語教育現場で頑張っている一新米日本語教師です。日本文化が大好きですが、上記の疑問に困っております。
ここの日本人の皆さんの知恵をお借りして、日本文化を正しく理解いたしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。私の質問に対する皆様のご回答は、私の日本語授業の教材として活用させていただきたいと思いますので、よろしければ「ですます体」のご説明をお願いいたします。
勝手なお願いですが、上記の私の質問文におかしい日本語の使い方がありましたら、ご訂正をいただけないでしょうか。

A 回答 (6件)

この質問は、まじめに答えようとするとすっごく長くなります。



まず、ご質問の土産(みやげ)の語源の話です。
>語源は、宮笥(みやげ)と呼ばれた神社などの配り物と言う説が有力である。(WIKIより)

この話に関連する鍵があって、重要度の高いものが
「伊勢参り」になると思います。
が、これもそれぞれ語ると、とんでもなく長いのです。
(なので、WIKIで調べてもらうのが一番良いかもしれませんw)

ていうか、文脈が長すぎて転載もできません。

簡単に言えば、

昔の日本の人々(特に、階級が低い人)は勝手に土地を移動したり移住しては駄目でした。
そんな中、唯一許されたのが「伊勢参り」(伊勢神宮におまいりにいくこと)。
普通は手形(パスポート)を発行してもらっていくのですが、
それももたず、しかも雇い主にも内緒で伊勢に出かけることもあったそうです。
その場合、「伊勢からの宮笥(伊勢に行ってきたという証拠)」があればおとがめなしとされたそうです。

その後、日本人はどこでも自由にいけるようになり、
その土地のものを持ち帰ることを「みやげ(おみやげ)」と言う形で定着した…ということだと思います。

要約できた気がしません。

みやげは今では「土が産む」と書きますが、これは当て字です。
変化した後の特性を漢字をつかって表現したように思えます。

「みやげのことを知りたければ、WIKIで伊勢参りを調べてください」 かな。
あと、「餞(はなむけ)・餞別(せんべつ)」も同時に調べると
より詳しいことが解ると思います。

>ご訂正をいただけないでしょうか。
ご訂正お願いいたします  か、 訂正していただけないでしょうか。

かしら。日本語博士じゃないので、信用しないで下さい。
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この回答へのお礼

いろいろご丁寧なご説明ありがとうございました。日本文化に対する理解が深まりました。感謝いたします。日本語教師の仕事をよくして日本人の優しさを世界へお伝えいたします。

お礼日時:2013/12/10 21:11

やはり、私も「お伊勢参り」を想像しました。


今の日本人はそんなことちっとも考えずに風習としてやっているだけですが。

たぶん、昔(江戸時代?)は、一生に1度でいいからお伊勢参りをしたかった。
でも、お金(旅費)や時間がなく、行ける人はひとにぎりだった。
そんななか、近所の人が代表して行くということになった。
みんなは、お金(餞別)を持ち寄り、自分の思いを託し、その人を見送った。
その代表となった人は、伊勢参りした証拠として、お守りや旅先での
面白いものをかって帰って、みんなに渡した。
というのが、始まりでしょう。

でも、外国の人はしないの?
つい最近海外行きましたが、「ギフト」ってありましたよ。
外国の人もお土産買うんじゃない?
日本独自?
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この回答へのお礼

ご熱心なご説明ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/10 21:09

日本人はバカンスにはあまりなじみが無いですが


旅行、旅は大好きです。
日本全体が観光地といっても良いくらい特色の有る料理(重要)と環境に恵まれてるせいでしょうか。
それとも温泉のせい?
まあ、それは良くわからないですけど。

「旅に行ってきたんだよ!」という気分やおいしいもの、
その土地にいるだけでは手に入りにくい名産品をご近所や
職場、親戚に配ることで人間関係を円滑にするということもあります。

もっと単純に、旅に出た先で
「名産品」「地元特産!」「名物!」という文字を見つけちゃうと
ああ、あの人にもあの人にも買っていってあげよう!!となるんですよね。
おいしいものや楽しいことを分かち合いたい!ということなんでしょう。多分。

伊勢参り時代からDNAに刻まれた、性分というものなんでしょうが…。

また、お土産は義理で買い渡すこともありますが、
義理で買うお土産は、人間関係を円満にするのではなく
人間関係にヒビを入れないための措置です。

また、いくら義理で渡していたからといって
「お互い様」ができない人はそのうちお土産を貰えなくなります。
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この回答へのお礼

解りやすいご説明どうもありがとうございました。なっとくいたしました。

お礼日時:2013/12/10 21:08

日本語の使い方についてなんですが、大丈夫だと思いますよ。


ただ「。」の次は改行した方が読みやすかったりします。


個性の範囲内だと思いますが、こうするとより自然になると思います

>現場で頑張っている
自分で自分の事を頑張っていると表現するのは
後の文章で「一新米教師」と謙遜しているだけに不自然さ感じさせます

>ここの日本人の皆さんの
「の」を3連発すると読めなくは無いですが解りにくくなりますよ
ここにいる日本人の皆さんの知恵~でいいかと思います

>ご説明をお願いいたします。勝手なお願いですが
「お願い」を連発すると『さっきと話が繋がってるのかな?』と読み手に思わせてしまいますので
「また」勝手なお願~と、頭に「また」をつけるとよろしいかと思います

>日本語の使い方がありましたら、ご訂正
訂正に対して「ご」を付けるのでしたら、「ありましたら」は少し乱暴な感じがしますので
「ございましたら」に変えた方が言葉に統一感が生まれますよ
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この回答へのお礼

いちいちご熱心なご訂正をいただきまして、、感謝いたします。日本人の優しさをしみじみ感じております。

お礼日時:2013/12/10 21:07

自由に旅行するのが難しかった時代に、旅行に出かける人に「餞別(せんべつ)」という名目でお金を渡し、


旅行者は餞別を渡してくれた人にお土産を買って帰るという習慣があったのです。
旅行に行けなかった人もお土産をもらうことで行った気分になれるということ。
ですから、基本的には餞別を渡さなかった人にお土産を買って帰る必要は無かったのですが、
それがいつのまにか、渡さなかった人にも買っていくようになりました。
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この回答へのお礼

解りやすいご説明どうもありがとうございました。なっとくいたしました。

お礼日時:2013/12/10 20:58

日本じゃ江戸時代からお伊勢参りと言って伊勢神宮に参拝するのがブームだった


で どうしても行けない人の代わりにお土産を買ってきてあげて行った気持ちを共有するって意味合いがある

それが今も続いてるんです
遠くへ行ったら 行けなかった人の代わりとしてお土産を買ってくる
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この回答へのお礼

いつも詳しいご説明をいただいて、感謝いたします。日本人の優しさをしみじみ感じております。

お礼日時:2013/12/10 20:57

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