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- 回答日時:
こんにちは。
質問から丸一日が経過して回答無しのままですか。この読書カテゴリにはそれなりの参加者がいるはずですが、全く反応なしということは待ち続けても望み薄かもしれません。
それはさておき、私が世界の映画を観続けていた間に出会った台湾映画の秀作のいくつかの原作者として知られているのが黄春明(「ファン・チュンミョン」の読みで良いと思いますが、記憶は確実ではありません)です。
http://iss.ndl.go.jp/books?any=%E9%BB%84%2C+%E6% …
↑の直リンクが出来ない場合には、 http://iss.ndl.go.jp/ で著者名の検索をどうぞ。
「さよなら・再見」の収録作はもう40年も経っていますが、そのすべてが映画化されています。ただし3作すべての上映が日本であったものの、「海を見つめる日」については日本語字幕が無かったので私は観ていません。ほかは観ていて、当時の低調な日本映画よりはるかに優れていると感じさせられました。ということで、少し古いですが先ずはこれが一点。
次に同じ黄春明の作品も収録している「鹿港からきた男」という本がありますね。この本は「新しい台湾の文学」と銘打っていて、黄春明以外の作品も収められています。日本版刊行後10年ちょっとですから、こちらは情報源としても有益だろうと思います。
以上簡略ですがこの辺を手掛かりに探してみると良いと思います。
尚、最後に台湾映画の傑作を一つ紹介しておきます。機会があるならご覧になってください。候孝賢監督「悲情城市」(悲しみの町、といった意味)。
http://movie.walkerplus.com/mv15567/
ただ残念ながらこれは市販ソフトが限定版でしか出されなかったらしく、見つけるのが容易ではないようです。TVで放映されたことはありますから、また無いとは限りません。
この映画や先に挙げた小説にもあるのですが、日本との関わりが相当に深いことも解ってきます。
この回答へのお礼
お礼日時:2013/12/21 12:43
丁寧な回答、ありがとうございます!お勧めいただいた黄春明の作品は、調べたら大学の図書館にもあったので早速借りてみます。日台関係にも興味があるので楽しみです。映画版も観て比較しようと思います。
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