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40年ほど前の万年筆。しばらく使っていなかったのですが、思い立って使ってみたところ、インクの吸いも悪く、書いていると字が切れてしまいます。

そこでモンブランの路面店に持って行き、相談しました。
しばらく使っていなかったので、インクが固まり(モンブランのインクのみを使ってはいました)、インクのタンクもヒビがはいっていたりするそうで、本体の交換なくしてオーバーホールはできないと言われました。

古いものなので部品もなく、本体やインクのタンクなどを交換すると、昔からのお気に入りな感じが薄れてしまいそうで(本体交換後がイメージできないだけに)悩んでいます。オーバーホールとペン先の調整もあわせて15750円でできるそうなのですが、なおして使うべきなのでしょうか。それとも古いまま使わずにとっておくべきなのでしょうか。
とくに高価なものでもないけれども、もうすぐ50年選手。万年筆としての役割りを果たすために生まれかわらせるべきか、ご意見などいただければと思います!

A 回答 (4件)

NO.2です。

余談ですが、チョットだけ補足させてください。主観的な部分もあるのですが、いろいろ決められる上でと思い…。

>古いものなので部品もなく、本体やインクのタンクなどを交換すると、昔からのお気に入りな感じが薄れてしまいそうで(本体交換後がイメージできないだけに)悩んでいます。

私はご回答の中で、『思い入れがある』『モデルによって』としましたが、これにも理由があります。

それは、修理して本来の様子から変ってしまっても所有する気持ちでいられるか?です。

万年筆の構造分解の云々は、他の見識の方にお任せしますが、モンブラン(としますね。この話題ですから)の場合、時代や型式で、インクタンクが本体の軸そのタイプと、スリーブのような透明のタンクが別構造のタイプがあります。検索の画像でも追えます。

(1)一体の例:NO.149 (検索 モンブラン 149 分解)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%A2%E3%8 …

(2)分割の例:NO.72 (検索 モンブラン 72 分解)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%A2%E3%8 …

(3)本からの抜粋で…(検索:趣味の文具箱 vol.3 モンブラン 149 分)http://members.jcom.home.ne.jp/fullhalter/syumi0 …

お話から恐らくモンブランで修理が利くとは、インクタンク分割のタイプと思います。中の透明のチューブの交換でしょうか?知見が乏しいので憶測ですみません。

これなら、基本雰囲気を壊さず、正規の修復が出来ると思います。
しかし、一体の例での修理は大変、もしくは困難かもしれません(状態判断)その場合、最悪は別の万年筆から部品取りで交換するとかになります。この点は修理する側の部品の保有や腕の問題も多分に入ります。

そして使えるようにするのは勿論大事ですが、無理な修理で材質が違っていたり(例えば古いモデルはセルロイドで、後年は別の樹脂等も機種によってあります)、修復箇所の仕上がりが悪いと残念ですよね。それでも実用OKでしたら問題なしです。しかしそれが精神的に辛い時は100歩譲って現状のオリジナルを大事にするとする選択・価値判断もあります(使えずのイミテーションになりますが、モニュメントとして)。

そして、修理可能…貴方の思い入れで大事なものであるならば、メーカー云々ではないと思います。ここが気持ちの問題です。
個人的には、自分がモノが好きだからもありますけど、現行にない雰囲気がありそこに魅かれる点があります。それで、大昔のモデルも、現行的なモデルも趣味で持っています。増して、自分で使ったモノならその思い入れはとても大きいです。

余談ですが、私は今1960年初期の日本の一眼レフカメラを修理中です。ヤフオクなら作動品で2万チョットでも買えます。でもこれに○万円かけてます。今更デジカメの時代でフィルム、しかもオートも無い。でも、私にとってこのカメラは亡母が雪山登山でも愛用した遺品、自分も子供の時から使ってきた大事なものです。
一般この手はよくドイツのライカ等(超高級品)が有名ですが、思い入れはブランドや値段云々ではないと思います。同様に、亡母が10代に買って亡くなるまで大事に使ってきた形見の万年筆(公私で万年筆愛用でペン先も当時本人に合わせ調整してます)も、メンテナンスして未だに普通に使用可能です。但し私は敢えて使わないです。

ブランド価値もわかりますが、それだけでは結局後であまり意味がないともなりかねないです(中古で売るなら別ですが)
ブランド云々とか価値とかよく言われるけど、それ以前に貴方が本来自分で使える正規の状態で大事にされたいとする心が元で大切ではと存じます。
もしも自分なら、今2万円以下でモンブランのテイストの良い万年筆、しかも自分にあってるなら猶更手に入らないかけがえのないとも考えます。
思い入れのモノが使えるってとても私的には嬉しいですネ。

長文になりましたが、修理しても機能だけでなく外観的にそう問題が無く、思い入れが深ければ修理された方が主観では良いと思います。ただ、この点最後は貴方の価値判断基準と存じます。

主観の長文愚答ですみません。失礼しました m(__)m
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momoka1975 さん、こんにちわ。




古いものなので部品もなく、本体やインクのタンクなどを交換すると、昔からのお気に入りな感じが薄れてしまいそうで(本体交換後がイメージできないだけに)悩んでいます。オーバーホールとペン先の調整もあわせて15750円でできるそうなのですが、なおして使うべきなのでしょうか。それとも古いまま使わずにとっておくべきなのでしょうか。


これは修理後のフォルムのイメージではなく、修理して使用すべきではないでしょうか?40年経過していれば、その当時の部品がなくてもおかしくはありません。万年筆は使用できてなんぼです。特にモンブランは使用しないでフィギィア感覚なんてもったいないですよ。
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momoka1975 さん はじめまして。

40代おっさんです。拙い経験と知見ですがよろしくお願いします。

40年ほど前のモンブラン…型式がわかると尚わかり易いのですが、恐らくNO.74とか、二桁のシリーズかとも憶測しました。

例えばこんな感じ?あくまで例です。

NO.74
http://members.jcom.home.ne.jp/mori/fullhalter/c …

NO.22
http://members.jcom.home.ne.jp/mori/fullhalter/c …

私自身は、40年代の136、50年代の146グリーンストライプドを趣味でですが約10年ちょっと使用してます。メンテナンスをすれば、基本きちんと書けます。

先ず、ショップでの確認の際、インクタンクにヒビとなると、恐らく使ううち滲むこともあります。ヒビが進行するかもしれないと言う事です。
モンブランでも、キャップにひびが入りやすいモデルもあるのですが、この場合はそのままが殆どですけど、インクタンクはちょっと怖いですネ。

貴女の万年筆のインクの吸引が軸のお尻を回してボトルから吸い上げる吸引式ならばなおさら、中のピストン部分のパーツも劣化してる時交換になります。よって、単なる清掃のメンテナンスだけではないです。

インクタンクの交換、他消耗品、洗浄、調整のオーバーホールで、見積額を支払う時、貴女がこの万年筆に思い入れがあるのでしたら、修理すべきと思います。

私なら…モデルによっては修理します。現代では手に入らないモデルです(中古でなら入手可能)。
更に、使い慣れて書き癖が馴染んでいるなら更に大切と思います。

モンブランブティック(ショップ)で修理できるならそちらで修理も良いと思います。

また、都内ではこの手の万年筆のメンテナンスを行っているショップがありますので、ご相談されるのもいかがかと思います。自分の経験でもありますが、あくまでのご参考で…(どちらもその道の名店です。)

(1)ユーロボックス(他社の古い万年筆も含め全般でメンテナンス・調整され販売もしています)
http://www.euro-box.com/

(2)フルハンター
http://members.jcom.home.ne.jp/fullhalter/

他にもお店あると存じます。探ってみてください。

ご検討の一手になれば幸いです。失礼しました m(__)m
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インクの固まりは「超音波による洗浄」で溶けると思います。


本体のひびは、インク漏れを生じないならそのままお使いになってはどうですか。
頼むならペン先の調整だけとなりますが、それもご自分の「癖」が残っているのでしょうから、そのままお使いになったらいかが?
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