許せない心理テスト

2年ほど前のNHK交響楽団の録画を見ていたら、読売交響楽団の団員(女性フルート奏者)が出ていました。フルート協奏曲のソリストとして呼ばれたわけではありません。楽団員の貸し借りみたいなことはあることなのでしょうか。

A 回答 (3件)

 各楽団は、必要最小限の団員しか雇用されていませんので、編成の大きな曲や特殊楽器が必要な場合は、他団体やフリーの演奏者が「エキストラ」出演することは多いようです。



 ご質問のような場合は、たとえば出演する予定だった団員が急病になったとか、ご家族に不幸があったとか、何らかの要因で出演できなくなり、残りの団員の都合もつかず、他団体の団員にお願いした、というようなケースではないでしょうか。
 あるいは、当初から団員全員が、コンクールやその他の音楽会・催し物への出演で都合がつかないことが分かっていて、事前にエキストラ出演が決まっていたのかもしれません。そういうことかもしれません。演奏会本番で演奏者が足らない、ということはあってはならないことですので。

 弦楽器のように、後ろの方で「助っ人」するだけなら音大生や弟子などでもよいのでしょうが、管楽器の場合には1人1パートですので、少ない練習で本番を迎える場合には、他団体でアンサンブル経験やその曲の演奏経験のある人が優先されるのだと思います。プロの演奏家には、そういうネットワークが出来上がっているようです。

 自分が出演できない場合に、代理のエキストラを手配する責任は、オーケストラではなく演奏者本人にあるようです。
 最近読んだ、山岸淳子著「ドラッカーとオーケストラ組織論」(PHP新書)には、プロのオーケストラメンバーの出演に対する責任感の強さが載っていました。いわく、「急病で病院に向かう救急車の中で、自分の代役のエキストラ奏者の手配をまず行った演奏家もいた」のだそうです。それほど、プロの演奏家には「本番に穴をあけてはいけない」という責任感が強いようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
読響の倉田さんがN響に出ていて、当時はまだ顔も名前も知らなかったので気づきませんでしたが、いまごろになって「あれ?」と思った次第です。ゲストで出演したが、よほどの事情があったのでしょうね。
代理を探すのはオーケストラでなく自身とは大変ですね。著書も機会があったら読んでみます。

お礼日時:2014/03/03 15:30

ご存じかもしれませんが、オケ隠語で「トラ」というんです。


第何プルトの裏・表のような隠語と一緒ですよね。
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この回答へのお礼

オーケス・トラ じゃなくて エキス・トラということのようですね。知りませんでした。
ありがとうございます。

クラスレリアーナは若き日のアルゲリッチのCDを持っています。
時は流れ、彼女も年齢を重ねました。

お礼日時:2014/03/10 13:23

私は、内情には詳しくないのですけど、貸し借りは普通にあると思います。



来日した超有名オケで、おいおいこの顔どこかでみたことあるな!と思ったら、これまた、有名オケのトップ奏者だったり。 棒有名オケのコンマスが、来日超有名オケのトップ(セカンドだったかな?)を務めていたり。

国をまたいでいたりしたこともありました。 海外の有名オケでさえこれですから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

確かに、見覚えのあるお顔を他で見ることがあるので貸し借りは珍しくはないのかもしれません。、

お礼日時:2014/03/05 17:08

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