本田圭佑はヤクザのようだと思いませんか？

Question

本田圭佑が素敵とかかっこいいって思う人ってどうなんでしょう？
あのサングラスといい、偉そうな態度といい、ヤクザ、チンピラ、DV男、でしょう？
笑いながら誰かに「こんにちは」って言うことあるんでしょうか？
わたし、CMであいつが今にも喧嘩を売りそうな顔しているのを見るとほんとに気分悪いですよ。
はっきり申して大嫌いです。
世の中の女性って、ああいうの好きじゃないでしょ？
天才と言われても、いつも気さくで笑顔でファンサービスもするイチローさんとかが日本人は好きでしょう？
私はサッカーもサポーターも大嫌いなので本当に表面的なことだけを批判しているわけですけど、
中田英寿の時もそうだったけど、サッカー選手ってちょっと上に行くとみんなブランド買い漁りますよね。
毎月日本の美容師をビジネスクラスでイタリアまで呼んで坊主刈りさせてるんでしょ？
なんか、もう、ほんとに底が浅いですよ。
日本人が好きなのはそういう人じゃないはずだと思いませんか？

moritaroh · Accepted Answer

確かに、本田選手のファッションセンスには「？」と思うところがありますが…。
ただ、日本以上に、特に欧州や南米では、サッカー選手はプライベートもさまざま注目される「スター」です。
で、そこで重要なのが、サッカーの盛んな国の社会的背景です。

野球は9人集まらないと試合ができないですし、道具も揃えなければなりません。
これによって、欧州・南米などの低所得者層の子供たちには手の届かないスポーツになっています（実際に、世界的に野球が盛んなのは一部の先進国に限られています）。
対して、サッカーはたった一人でもドリブルやリフティングなどをして遊ぶことができますし、ボールはなくても新聞を丸めてガムテープを巻いたものなどで遊んでいたりします。
実際に、スラム街から、ドリブルやリフティングが上手であったことでクラブチームにスカウトされ、奨学金や育成費用を得たことで頭角表した選手などもいます。ですから、勉学以外に貧困を抜け出す方法としてスポーツがあり、多くの国で、サッカーがそれにあたります。
そのため、サッカー選手は、まるでこぞったようにブランド品を身につけたり高級外車に乗ったりしますが、これはサッカーファンや子供に夢を与えるため…なんだとか。
その他、特定のブランドがモデルとして選手を起用するなどもあり、そうしたブランドから広告塔となるよう衣装を提供されていたりもします。

上記のような点では、特に高度経済成長期の頃の日本のプロ野球選手も同じです。
BMWやメルセデスといった高級外車に、金のチェーンネックレスをしたり…と。
そうした「お金を持っている」といった印象をファンに与えることで、同時に夢を与えているのでしょう。
現在でも、見た目にブランドとは分かりづらいでしょうが、プロ野球選手のシーズンオフの契約更改の記者会見などで着ているスーツは、量販店の安物ではなくグッチやプラダなどのブランド品です。

イチロー選手も同じ。
青山やコナカなどの安物紳士服を着ているわけではないですし、気づかせないだけでブランド品だらけですよ。
そして、イチロー選手の場合はミズノなどのスポーツウェアブランドからトレーニングウェアの提供も受けているでしょう。
そうしたものでも、市販価格では、一般人が手を出しにくい金額の高級かつ高性能なスポーツウェアの部類になるでしょうね。
さらに、イチロー選手は、プライベートを一切、秘密にしているので、「いつも気さくにファンサービス」しているのは、あくまでも「野球選手としてのイチロー」のときだけでしょう。
（イチロー選手のファンの方には申し訳ないですが、アメリカで、ある筋の方たちは、こぞってイチロー選手のプライベートに関する「とある噂」をしていますし、その内容は特に男性ならおぞましく感じるものだと思います。）

単純に、スポーツ選手と言う、ストイックかつ孤高の存在なのだから、いくらブランド品と言ってもカジュアル過ぎたり、これ見よがしな着こなしをするのはどうなのか…公の場に出る際に着るのであれば、それに相応わしいフォーマルなものが望ましい、と私も思います。
表面的な部分のみで批判するのは構いませんし、他人から見れば本人がどのようなことを考えていても、批判的に見られるてしまうこともあるでしょう。
本田選手がヤクザのように見えるのは仕方がないとしても、実際にはヤクザではないのですから、個人の好き嫌いに留めるべきことだと思います。

gldfish · Answer

だってイタリアにおける「イケてる男のファッション」＝「日本のヤクザ」なんですもん。イタリアに行けば年輩から若い人まで、ああいう格好の男性はたくさんいます。
本田は今はタリアが拠点なんですから、仕方ないでしょう。

イチローが、所謂「ヤクザみたいな格好ではない」理由、「ファンサービスに小慣れている」理由・・・がわかりますか？　それは「ファッションに疎」く「大衆へのパフォーマンス（受け狙い）が尊ばれる」米国にいるからに他ならないのです。
イチローは、ファンレターの返事を米国現地のプロの代理人に代筆させています。それはまさしく「日本の心を忘れ、合理主義・グローバル社会の米国に染まった米国セレブリティ」のようです。

イチローだって、イタリアに行けばイタリアのセレブリティみたいになるでしょうし、日本にいれば今よりもっと淡白なファンサービスになっているでしょう。日本では、アメリカのような大衆に媚び過ぎるスターはあまり受けませんから。（日本人が好きなスターがあんなのだなんてとんでもないです。）

で、pluto1991さんは「イタリアンセレブらしい、チョイ悪親父みたいなファッションで、大衆にあまり媚びない」のが嫌いで、「アメリカンセレブらしい、受け狙いパフォーマー」が好きってだけに他ならない。

アメリカや日本でそれをすると「ただの成金趣味」になるとしても、イタリアにおいて有名人が高級伊ブランドを身に着けるというのは全然意味が違うんですよ。彼らからしたらただの「イタリアらしく、なおかつ身の丈に合った身だしなみ・ファッション」というだけ。ご存知、イタリア男性はセレブじゃなくても服装に凄く気を使います。日本だと「女々しい」等と言われてしまう程に。でもそれがイタリアの「普通」なのですから、日本人であろうと「郷に入れば」です。
そういったことを理解していないと、いかにも欧米に疎い人の的外れな見解になると思います。

本田圭佑はヤクザのようだと思いませんか？

確かに、本田選手のファッションセンスには「？」と思うところがありますが…。

だってイタリアにおける「イケてる男のファッション」＝「日本のヤクザ」なんですもん。

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