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JR西日本から新型車両227系を276両、広島地区に投入すると発表がありました。

227系のデザイン画を見ていると先に投入されている北陸方面用の521系3次車と外観デザインはそっくりでした。(車体色は北陸用はステンの青ですが広島向けはステンの赤でした。)

521系で思い出したのですが521系製造時にJR西日本は滋賀県と福井県から新造車両費用の補助を受けているので、この広島向けの新型車も広島県から新造車両費用の補助を受けているのでしょうか?

立体交差化の工事で線路を高架化する工事にはよく市や都道府県、国から建設補助金が出ているのは建設現場の看板にも書かれていますので知っていますが鉄道車両にも自治体から補助金は出るのでしょうか?

それとも先に説明した滋賀県・福井県の補助金が特例なのでしょうか?
鉄道の補助金についてお詳しい方、教えて下さい。

A 回答 (6件)

鉄道の新造車両に必ず補助金が出ると言う事ではなく、国や各自治体が制定している補助金制度の活用の条件を各鉄道会社が満たしているか、そうでないかの違いではないでしょうか?


また条件の内容も全国統一ではなく各都道府県の事情もあると思うので多少の相違は有ると思われます。
補助金を投入したと発表される滋賀県や福井県の様な自治体もあれば発表されない自治体もありますので補助金制度に関しての詳しい方と言うのは自治体の関係者か補助金制度を利用する鉄道会社の当事者に限られてきて、それ以外の方の回答は私も含めてやはり憶測になってくると思います。

また補助金の「補助」とは言葉の意味の通り「全額を補助する」と言う言葉の使い方より「全額の半分を補助する」又は「全額の何割かを補助する」と言う使われ方の方がすっきりします。

鉄道会社が補助金を活用して新造車両を登場させても鉄道会社が車両代金の半分、又は半分以上を捻出しなければならないのが現状だと思います。

以前、テレビでいすみ鉄道の社長が出演された鉄道番組を見た事がありますが番組司会者の質問で「いすみ鉄道の新型車両のお値段はいくらくらいですか?」と言う問いに「2億円ほど」と答えていらっしゃいました。
またJRから譲り受けたキハ52系やキハ28系の値段も質問されていましたが「国産車1台分くらいの値段」と答えていらっしゃいました。
譲り受けた古い車両自体は車1台分の値段でも、そこから富山にあったJRの車庫から、いすみ鉄道車庫までの車両運搬費用、営業運転に向けた整備・登録費用などを合計すると車両代の何倍もの費用がかかるとも説明に加えていらっしゃいました。

いすみ鉄道の社長さんがおっしゃった通り鉄道車両が1両2億円するとすれば補助金を利用しても半分の1億円以上は鉄道会社が捻出しなくてはいけません。
その事を他の方の回答に捕捉されていた銚子電鉄の例に当てはめても今の銚子電鉄に補助金を利用して残り1億円の費用を捻出して新型の車両を作る余力はこの会社には無いので古い車両を使い続けているのでしょう。

また他の地方ローカル鉄道に他社の譲り受けた古い車両が多いのも補助金を利用して高額な車両代を捻出するより中古の車両を安い値段で譲り受ける方がかける経費としては安く済むのでコスト削減されているのでしょう。

いすみ社長のお話で鉄道車両が1両2億円ほどと解りましたが1両だけメーカーに作ってもらえばオリジナル車両扱いになり車両値段も高くなりますがJR東日本の233系の様に同じ系統の車両を大量生産すれば1両あたりの車両値段もぐっと下がってきます。

233系が補助金を受けているかは定かではありませんが受けていれば補助金と大量生産による車両コストの低減で1番良い形で新型車両を投入出来ているのだと思います。

本題のJR西日本の広島向け新型車両投入に補助金が使われているかどうかですが、現状はJR西日本の発表のみで車両自体もまだ完成していません。

今年から2018年にかけて予定計画車両数の投入になりますので今後、何らかの追加発表があるかもしてませんが現状ではネットで調べても該当するリンクはヒットしません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
鉄道車両って想像した以上に高額なんですね。
補助金を利用しても、おいそれと新型車両にするなんて経営が良くない地方のローカル線では気軽には出来ませんよね。
回答して頂いた全ての皆さんの回答を総合して問題が解決出来ました。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/22 23:57

鉄道車両に自治体から補助金が出るのは決して少なくない例です。


伊予鉄道の豆腐ことモハ2100型にも補助金は出ています。

ですが、広島の227に補助金が出ているという情報ソースはありません。
521系の一部車両に補助金を受けて製造された車両はありますが、そうでない車両もあります。
そもそも車両デザインと補助金は全く無関係です。
223系と同等のデザインを採用することでコストダウンをねらったもので521系のほか
127系やJR四国5000系も同様のデザインを採用しています。

また681,683,285,287もデザインは大きく変わっておらず、同様のコストダウン例と言えるでしょう。

最後になりますが、ステンレスをステンと略すのは感心しません。
ステンはさびと言う意味であり、ステンレスとはstainless=stainさびless少ないです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。言葉を略してすみません。

お礼日時:2014/06/21 09:34

新型車両ならば、全ての新車に対し、無条件に、沿線の地方自治体から、新車導入した鉄道事業者に対し補助金を出している訳ではありません。


日本政府の国土交通省などからの、いわゆる国からの補助制度も然りです。
ケースバイケースです、特例としての新型車への補助があるということです。

国土交通省の補助制度について、
制度の趣旨及び条件に適合すれば、新車も補助の対象になります。
詳細は以下のページを参照して下さい。
地域鉄道対策
http://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_tk5_000002.h …
地域鉄道に対する国の支援制度
http://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_tk5_000001.h …

国土交通省の補助制度は、国が全額支払ってくれる訳はなく、地方自治体もそれなりに負担しなければいけません。
補助金の原資は税金や郵便貯金なので、明らかに費用対効果が期待できないものに対しては、補助の対象にはなりません。
日本の地方自治体の多くは、財政に余裕がなく、地元の鉄道路線を活性化しようにも、
もっともお金の掛かる新車導入支援までお金が出せません。
JR西日本など鉄道事業者自体が黒字の場合なら、なおさら補助の対象にすることは難しいです。


521系電車について、以下紹介します、沿線の地方紙の報道があります。
福井新聞(2010年5月23日午前7時15分)
JR北陸線、平日朝“すし詰め” 新型投入も3両から2両編成に
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/railway/ …
>明るく静かで快適な乗り心地-。521系は、JR西日本が2006年に製作した2両編成の近郊型電車だ。
>敦賀までの直流化に合わせ、同年11月に湖西・北陸線の近江今津―福井間と北陸線の米原―福井間に10両を投入、
>今年3月のダイヤ改正に合わせて20両を追加した。製作費は1両約2億円。
>最初の10両は沿線の福井、滋賀両県が負担し、追加の20両はJRが負担した。

可部線の事例:
電化延伸計画の対象となっている可部―旧河戸間(1.6km)は、2003年11月末に廃止。
周辺の人口増を踏まえ、広島市とJRが電化による復活で合意。
総事業費は27億円。国から3分の1の補助を受けて市が負担。
2016年春頃開業予定。

227系導入に対し、広島県が新車導入支援の名目でJR西日本に補助金を支出するという報道は、私が調べた範囲では、見つかりませんでした。
もし上記の可部線電化延伸絡みで新車への補助があるならば、227系276両、27億円では足りませんので、
福井県の521系の事例の様に、たった数両だけでしょう。

銚子鉄道について、
沿線の銚子市自体が、市立病院の維持さえも難しい程に財政危機に陥って、もう銚子鉄道を支援する余裕はないはずです。
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この回答へのお礼

関連リンクを貼ってもらって詳細な説明、ありがとうございます。

疑問点の大半は解決しました。

ただ貼って頂いたリンクで福井県の新聞の記事がありましたが旧車両では3両編成で座れて快適だった通勤も新型車両で2両編成になり座れなくなって立ちっぱなしの通勤が辛くなってきたという内容を拝見しました。

広島も同様な事例になるのなら広島県民も怒られるんじゃないかと言う感想を持ちました。

広島には30年ぶりの新型車両投入だそうですが車両が新しくなるだけで座れなくなるのなら旧車の方が良いと感じる人は多いと思います。

質問とは別の感想を言ってすいません。

お礼日時:2014/06/21 09:49

新型車両ならば、全ての新車に対し、無条件に、沿線の地方自治体から、新車導入した鉄道事業者に対し補助金を出している訳ではありません。


日本政府の国土交通省などからの、いわゆる国からの補助制度も然りです。
ケースバイケースです、特例としての新型車への補助があるということです。

国土交通省の補助制度について、
制度の趣旨及び条件に適合すれば、新車も補助の対象になります。
詳細は以下のページを参照して下さい。
地域鉄道対策
http://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_tk5_000002.h …
地域鉄道に対する国の支援制度
http://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_tk5_000001.h …

補助金の原資は税金や郵便貯金なので、費用対効果が期待できないものに対しては、補助の対象にはなりません。
また、鉄道事業者自体が黒字の場合も、補助の対象にすることは難しいです。


521系電車について、以下紹介します、沿線の地方紙の報道があります。
福井新聞(2010年5月23日午前7時15分)
JR北陸線、平日朝“すし詰め” 新型投入も3両から2両編成に
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/railway/ …
>明るく静かで快適な乗り心地-。521系は、JR西日本が2006年に製作した2両編成の近郊型電車だ。
>敦賀までの直流化に合わせ、同年11月に湖西・北陸線の近江今津―福井間と北陸線の米原―福井間に10両を投入、
>今年3月のダイヤ改正に合わせて20両を追加した。製作費は1両約2億円。
>最初の10両は沿線の福井、滋賀両県が負担し、追加の20両はJRが負担した。

可部線の事例:
電化延伸計画の対象となっている可部―旧河戸間(1.6km)は、2003年11月末に廃止。
周辺の人口増を踏まえ、広島市とJRが電化による復活で合意。
総事業費は27億円。国から3分の1の補助を受けて市が負担。
2016年春頃開業予定。

227系導入に対し、広島県が新車導入支援の名目でJR西日本に補助金を支出するという報道は、私が調べた範囲では、見つかりませんでした。
もし上記の可部線電化延伸絡みで新車への補助があるならば、227系276両、27億円では足りませんので、
福井県の521系の事例の様に、たった数両だけでしょう。
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521系3次車と言うより、225系の発展系かな?


まぁ、設計思想は同じですか・・・

勿論、車輛にも補助金は付きます。
例えば、LRTの低床車輛何かが最たる事例。
今回は、可部線の延伸(廃線の復活)がらみの補助金になると思われます。

ちなみに、鉄道の立体化工事は、道路整備関連の予算が使われます。
と言うのも、踏切は、鉄道敷地。たから、立体化するのは道路の方が筋。
と言っても、多くの道路を立体化するのは、側道が取れなかったり、莫大な費用や困難を伴う。
ならば、鉄道を高架化する方が合理的。
だから、道路関連の補助金や助成金が宛がわれるのです。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

「車輛にも補助金は付きます。」と言うご説明でしたが…
今回の227系にも広島県からの補助金が出ているのでしょう。

ではJR東日本のE233系の大量生産等にも東京都やお隣の神奈川県や埼玉県からJR東日本へ補助金が出ているのでしょうか?

新幹線開通で既存のJR沿線が第三セクター会社になり、その新会社が自社の新型車両の購入に補助金を受けているイメージは確かに有ります。

しかし新幹線開通に関係のない昔から存続する地方ローカル鉄道はJRや大手私鉄から古い車両を貰っているイメージの方が強く補助金を貰って新型車両を作っているイメージは全くありません。
そう言う会社には補助金は出ないのですか?

いつ壊れてもおかしくなさそうな初期の銀座線や丸ノ内線の古い車両が走っている銚子電鉄はどうして補助金を利用して新しい車両を製造しないのか不思議です。

補足日時:2014/06/20 11:45
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地方の鉄道の活生化。



がんばる地域事業の支援。

新型車両のデザイン。

安全性の向上.メンテナス負担軽減。

などに補助金が出ています。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

早速ですが今回の広島向けの新型車両にはご説明の条件が適用されて広島県からJR西日本へ新型車両に対する補助金が出ていると言う解釈で良いのでしょうか?

また今回の広島の件に限らずご説明の条件を満たせば、どの地方でも鉄道車両に補助金が出ると言う解釈でよろしいでしょうか?

補足日時:2014/06/20 08:41
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