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綿羊・羊・サフォークは、すべて違う生き物なのでしょうか。
似てるように見えますが、どうなんでしょうか。

何方かご存知の方おりましたら教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

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A 回答 (3件)

こんばんは。

畜産学や哺乳類学は素人ですが、どんな説明ができるものかわかる範囲で調べてみました。

まず生物学的分類を押さえておきましょう。動植物が、界門綱目科属種というカテゴリで分類されているのはご存じでしょうか。たとえば、鳥のトキは、動物界ー脊椎動物門ー鳥綱ーペリカン目ートキ科ートキ属ートキという分類学上の位置づけになります。

ヒツジの仲間のヒツジ属は、下記リンクのようになっています。

http://www.itis.gov/servlet/SingleRpt/SingleRpt? …

これを見て行くと、動物界ー脊椎動物門ー哺乳綱ー偶蹄目と来て、その下、ウシ科(Family Bovidae)ーヤギ亜科(Subfamily Caprinae;ここでは科の下に亜科という分類階級をもうけています)ーヒツジ属(Genus Ovis)というののなかの動物がこのウェブページの考え方では、6種に分かれています(このように、6種にわけるか、あるいはもっと細かく分けたりするかどうかは研究者によって見解がいろいろ違うようですがここではその詳細には立ち入りません)。つまり、

● Ovis ヒツジ属
Ovis ammon  アルガリ(中央アジア・チベット)
Ovis aries  ムフロン(西南アジア、ヨーロッパなど)+家畜のヒツジ 
Ovis canadensis オオツノヒツジ(ビッグホーン)(北アメリカ西部)
Ovis dalli ドールシープ(アラスカ・カナダ北西部)
Ovis nivicola  シベリアオオツノヒツジ(シベリア・極東ロシア)
※ 和名と分布は、「日本の家畜・家禽」(学研)、「週刊朝日動物百科動物たちの地球no. 56」や各種ウェブサイトの情報なども参考にしました。

ということがヒツジの仲間の生物学的な位置づけです。家畜のヒツジは、西南アジアなどの野生種ムフロンを人間が飼い慣らして品種改良してできたと考えられているわけです。生物学上の種としては、ムフロンと家畜のヒツジは、学名Ovis aries でくくられる同じ種ということです(なお、上記「日本の家畜・家禽」では、家畜のヒツジは上記でムフロンと言っているもののうち、西南アジアに棲む、アジアムフロンから改良されたとしています)。

というわけで、「ヒツジ」と普通に言った場合は、この野生種ムフロンから人間が飼い慣らした、家畜のヒツジを言うことが多いと思います。

では綿羊とは何かですが、これは畜産の世界で、家禽のヒツジを言う言葉だろうと思います。私が見ている「新版特用畜産ハンドブック」(畜産技術協会)という本では第2章が、「めん羊(ヒツジ)」となっていて、ここで家畜のヒツジについて説明しています。羊毛を採ることばかりでなく、羊肉を採ることも同様に触れており、本書では「めん羊」という用語が、目的とする産物が羊毛であるものに限らず、家畜のヒツジ一般をさして使っていることがわかります。

余談ながら、なぜ、「新版特用畜産ハンドブック」では「めん羊」と「めん」を平仮名で書いているかですが、もともとの正しい標記は、「緬羊」と、「緬」という字を使うのが正しい標記であるという認識から来ているように推測されます。たとえば下記リンクから、「世界大百科事典」(平凡社)では、「緬羊」と記されていることがわかります。「緬羊」が本来正しく、「綿羊」は戦後のまにあわせの標記だという認識がある場合には、「緬」が常用漢字以外の字であるために平仮名をまぜた「めん羊」という標記を使うのでしょう。

http://kotobank.jp/word/メンヨウ(緬羊) 
(↑うまくリンクしないようです。アドレスをコピーペーストしてください)

この「緬」という字は、下記リンク「デジタル大辞泉」によれば、「細く長い糸」という意味だそうなので、「緬羊」も言葉の本来の意味では、羊毛を採るヒツジという意味なのでしょうが、上記のように、畜産の世界では、羊毛を採る、羊肉を採るという目的にかかわらず、家畜のヒツジはすべて、「緬羊」の中に含めるもののようです。

http://kotobank.jp/word/緬 
(↑うまくリンクしないようです。アドレスをコピーペーストしてください)


さて、サフォークですが、すでに前の方の回答にもあるように、これは、家禽のヒツジの中の品種です。「日本の家畜・家禽」では、家畜のヒツジの中に、コリデール、サフォーク、メリノ、サウス・ダウン等々、いろいろな品種があることが記されています。つまり、家畜のイヌの中に、シェパードやラブラドルリトリーバー、チワワなどいろいろな品種があるのと同じことですね。「日本の家畜・家禽」によると、サフォークは、サフォーク州(イギリス)原産で、顔と四肢の黒い無角の肉用種である、うんぬんといった解説があります。

なお、ヒツジと言った場合には、上記のように、西南アジアなどの野生種ムフロンを人間が飼い慣らしてできた家畜の意味で用いられることが多いと思いますが、もう一つの意味としては、上記ヒツジ属の野生種、つまり、アルガリ、ムフロン、オオツノヒツジ、ドールシープ、シベリアオオツノヒツジといった野生種も全部含めた総称ということもあると思います。たとえば、「オオツノヒツジは、北アメリカ原産の野生ヒツジである」といった言い方をすることはあるでしょう。

というわけでまとめると、

ヒツジ=(1)野生種ムフロンを人間が飼い慣らしてできた家畜の名前、(2)この家畜に近縁な、ヒツジ属の複数の野生種を含めた総称
メンヨウ(緬羊、綿羊)=おもに畜産の世界で、家畜のヒツジを言う用語
サフォーク=家畜のヒツジの中の品種のひとつ

ということになろうかと思います。
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すみません。

No.2です。訂正です。

> ヒツジ属(Genus Ovis)というののなかの動物がこのウェブページの考え方では、6種に分かれています

これはご覧になればおわかりのとおり、5種でした。

それから、ところどころ家畜と書くべきところ、家禽となっています。

夜中にばたばた書いたらいろいろ間違いました。お詫びします。
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同じです



サフォークは羊の種類です
他にもジャコブなど色々居ます

綿羊とは
綿を取る為に飼育される羊の事
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この回答へのお礼

公私共にご多忙の中でのご回答ありがとうございました。
参考とさせていただきます。

お礼日時:2014/08/05 09:31

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