
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
(^-^)O・ヘンリーの「最後の一葉」や
田辺聖子さんの短編小説「篝火草の窓」を
思い出しました。
窓辺に飾られた花からはじまる
おはなしです。
散歩の途中にあるおうちの窓辺に
そのおたくの黒猫ちゃんがよく座っています。
お気に入りの場所なのかなぁと。
とても絵になる感じです。
コーヒー・ビーンさん、こんにちは。
田辺聖子さんは、まだご健在でしょうか。関西の夫婦ものを鋭く描いた喜劇や、古典からとった、”青鬼のふんどしを洗う女”を楽しく読んだのを覚えています。
かがり火草、とは、また、ゆかしい名ですね。窓辺に切花を飾るのは、日に当たることになるので、その分、花の寿命を短くすることになるのでしょうが、よい景色です。外から見えることを意識しるんでしょう。
最後の一葉は、入院をしたことのある人なら、身につまされるお話です。病は人の心を弱くしますので、何かに、すがりたくなるんですね。若いころ、むち打ち症で入院したことがあり、私の病棟は軽症の人が多かったので、お見舞いも多く、にぎやかでした。でも、重病の患者さんの部屋はひっそりとしていて、葉っぱ一枚に希望をつなぐ、祈りのようなものが必要だったんでしょう。病人にとって、窓の外の景色は自由の象徴でした。
黒猫ちゃんも、おうちにのなかにはない自由を、いつか獲得しようと、窓から抜け出す算段を考えているのかもしれませんね。猫には、何か、そんな賢さがあるような気がします。無邪気にトカゲに吠え付いているうちの犬より利口そうです。
いつも、お時間をとって、ご回答くださり、ありがとうございます。
No.17
- 回答日時:
No.8です。
お礼いただき有難うございます。>ピアノのシーンが・・・
こちらこそ曲名もつけず申し訳ありません。こちらの曲でした。
Legend of 1900 Playing Love
煌びやかな状況では無いですが、素朴な少女の表情や雰囲気がとても印象的でした・・・。そして見惚れながらピアノを弾く彼の姿も。
電車で夜帰宅する時等の窓鏡ではないですが、意識してない素の表情の美しさを感じることがあるかと思ってます。
窓は光や広い世界を与えてくれたりする一方、大切な事やその何かについて、敢えて制限された範囲・フレームの中で明確に、凝縮して表現するものですネ。
鎌倉・明月院の丸窓の写真有難うございます。大好きな土地です。とても癒されました。丸窓⇒京都の源光庵、他にも夢祐斉亭がふと浮かびました。家の窓は普通四角いもの・・・ではないところに、また美や趣がありますネ。
http://yumeyusai.jp/yusai_tei/index.html
今年は鎌倉も紅葉も無理かも・・・残念・・・映像・画像で楽しむことにします。
窓+障子は育った自宅の縁でもあります。
私の子供部屋がずっと1階の和室で、目が覚め布団から這い出し障子をあけると、そこに鳥や細やかな草花が見えました。この時の窓が全面クリア(元々は下半分がすりガラスでしたが入れ替え)なので、窓越しに全景が見えました。
亡母が猫の額の庭で草花の手入れのほかに米や果物を少し木にさしたり餌台に置いていたので、野鳥(雀やヒヨドリやムクドリ等)がいつの間にか集まってました。ただ時々野良ニャンコも登場するので防護網も付けましたが・・・。
特にムクドリのつがいはお馴染みさんで、時々縄張り争いシーン?もありました。彼らが来て暫くのち、子供であろうか?の夫婦以外の若いムクドリも一緒に観るようになり4羽・・・またいつの間にか、つがいだけになる・・・そんな光景を観てきました。
一方の障子は便利で光を軟らかくしたり、開窓でも適度に光や風や音を遮り、開き具合で小窓にもなって心地よいです。ごろ寝で音楽聴いたり雑誌眺めたり・・・。和室にThe Policeやハードな洋楽は似合わないけれどネ(汗笑)
前記の旅行後、家がシロアリのせいで建て直しの際に猫間障子となった時は、嬉しさと親の意図が良く分かりました。
ふっと当時の平凡でありふれた日常がとても良かったと振り返ります。今のマンション暮らしもある意味楽で良いですが・・・。
窓から私的な古い話が過ぎました。良い一日をお過ごしください。
m(__)m
畳の部屋には静寂が良く似合います。
私の母は、古い日本家屋の張り出し廊下に、あろうことか、鉢植えの蘭を、集めに集めて、かわいがっていました。昔風のなんというのか、桟のついたギザギザガラス窓で、アルミサッシになってからは、もう見かけませんね。
まだ元気にしている夫の母は、軒先にたくさん鳥の餌箱や砂糖水をぶら下げて鳥たちが来るのを楽しみにしています。母の住まっているところですと、ハミング・バード(ハチドリ)が一番のアトラクションです。そして、カーディナル。残りは雑魚になります。カーディナルは、自分が美しいのを充分自覚してか、態度がふてぶてしく、他の鳥たちを追い払ってから、餌を食べ始めます。
ムクドリ・ヒヨドリはいずれも雀科の愛らしい鳥たちですね。お母様を慕ってやってくるなら、余計かわいらしいというものです。
窓につながる大切な思い出を、ご披露いただき、ありがとうございました。
No.16
- 回答日時:
連想するのは、ヒッチコックの「裏窓」ですね。
足を骨折して部屋で養生しているカメラマンが、退屈しのぎに対面のアパートの窓を覗いていたら、偶然殺人らしい現場を見てしまった話です。
家の窓辺は、眺めがいいと言えるほどではありません。
遠方には富士山が見えますが、それも屋根に遮られて頂上部分しか見えません。
ヒッチコック監督の代表作になりましょうか。
ジェームス・ステュアートと、グレース・ケリー。。。グレース・ケリーは、ため息が出るほどきれいでした。退屈しのぎによそのうちを覗いたりしてはいけない!!!のです。
富士山の見えるお宅、高台にお住まいでしょうか。
十一月といえば、もう雪の帽子をかぶっている頃です。
富士山を観に行くのは、箱根か西伊豆、または御殿場でしたが、ご自宅から頂上だけでも見えるのは、ご自慢なさって良いと思いますよ。
あの形には、日本人でよかったなぁ、と思わせる何かがあるのです。
毎日ご覧になれるのは、本当にうらやましいです。
お時間をとって、ご回答くださいまして、ありがとうございました。

No.15
- 回答日時:
>あなたの窓辺はいかがですか。
ライトアップされた東京タワー、できて間もない虎の門ヒルズ。海辺にはレインボーブリッジの夜景
晴海、豊洲の高層マンション群のあいだからスカイツリーが頭をのぞかせています。
口の悪い友人は三日であきるといいましたが、10年住んでいまだに四季折々の景色を楽しんでいます。
お気に入りのスカイラウンジが引っ越してきたような感じ。
さて、クリアなガラス越しの夜景もいいですが
雨に濡れる窓は、格別の風情があって好きです。
pouring rain篠突く雨が窓をぬらす
車のガラスごしに見える男の姿
雨に濡れたまま、こちらを見つめている。薄くなった髪を雨が濡らす姿は痛々しいほどだが
構わず男は立ち尽くす。
女も駆け寄りたい衝動を抑えているうちに、夫が車に戻ってくる。
男も自分のピックアップトラックに戻り交差点のところで止まる。
男は思い出のペンダントを後ろからくる彼女に見えるようにバックミラーにかける。
信号が青に変わっても男は走りださない。
メリル・ストリーブはさっきからドアをあけて外に飛び出そうとする。
夫がクラクションを鳴らす
クリント・イーストウッドのトラックのテールランプが点滅し、信号を左折する。
顔をもういちど見たい。しかし篠突く雨がカラスを濡らしてよくみえない。
込み上げるせつなさを上手に演出しています。
雨にぬれた窓ガラスがまるで涙でくもるヒロインの視野のようです。
マジソン群の橋
盲目の歌手 ホセ・フェリシアーノの歌を思い出します
病院の窓は、患者にとって、自由の象徴である、と他の回答者さんのお礼に書きました。
この場合、メリル・ストリープにとって、自動車の窓は、結界だったかも知れませんね。
1960年代で、アイオワ州で、しかも、メリル・ストリープはイタリア人の戦争花嫁。平凡な妻の座を手放せるわけがないのです。1980年代になると、アメリカ人の彼女は、夫と子供を捨てて、自分のキャリアを取り戻しに出かけます。(クレイマーvsクレイマー)
メリル・ストリープでなければ、こうした、自己中心的な選択をした女性に、一般人が感情移入することはなかなか難しいのです。また、意識して、そういう役柄を選んでいるのかもしれません。
また、Exhibisionistさんの表現が絶妙なので、臨場感がでます。私がメリルなら、絶対に知らん顔をしますが、メリル・ストリープはここで、女のもろさや弱さを表現したかったのでしょう。
ホセ・フェリシアーノの歌の歌詞は、”マザーグースの歌”からとられていて、何か象徴的です。大人の恋は、つらい結末になることが多いですね。いろいろ、ご経験のあることかと存じます。
実際にお住まいなのは、高層ビルのマンションの一角。。。その眺めは、子供たちがまだ小学生のときに泊まった、お台場の日航ホテルの窓からの眺めに似ています。東京湾の日の出、そして、朝の光が柔らかく、東京のビル街を照らし始めます。お好きな風景が毎日見られて、よろしいですね。
アァ、NYやLAにいらっしゃるなら、それぞれ大きなPremium Outlet Mallがあります。
NY (220店舗)大きいです。
http://www.premiumoutlets.com/outlets/store_list …
LA (160店舗)
http://www.premiumoutlets.com/outlets/store_list …
お時間がありましたら、ぜひどうぞ。
切ないご回答、どうもありがとうございました。
No.14
- 回答日時:
こんにちは。
こちらこそ、いつも丁寧なお礼を
ありがとうございます。
朝、時間がなくて書けなかったのですが、
窓辺で思い出したこと、もうひとつ・・
まだ実家にいた頃、
駅までの途中にあったお宅の窓に
いつも季節のちょっとした
飾りものがされていました。
クリスマス時期なら、
小さなツリーや
雪だるまの置物といった感じで、
道行く人に見えるように工夫されて・・。
朝、その飾りものを見るのが
なんとなく楽しかったものです。
ちなみにうちの窓は
レースのカーテンが破れて
そのままになってます!
買い替えなくては・・。
回答が二回になってしまって、
すみませんでした。
再びのご回答、ありがとうございます。
もうすぐ、クリスマスの季節になりますね。
私もクロゼットの奥のほうから、(しまったばかりのような気がしたら、もう一年がたちました。)クリスマス・ツリーを出して、飾り付ける季節です。ああ、面倒くさい、と思う私ですが、そんな風に、通りがかりの人たちのために、窓を飾り付ける心のゆとりを持ちたいものです。本当に豊かな暮らしをなさっていたのでしょう。(金銭的に豊か、という意味ではなく。)
レースのカーテンがそのままに?!
本当にお好きな色やパターンが見つかるとよろしいですね。家の中に飾るものは、毎日目にするものなので、なるべく、飽きの来ないもの、と思うと、つい平凡なものを選んでしまいます。でも、本当に好きなものが見つかったとき、思い切って手に入れると、長く使えるというのも経験済みなのです。予算とも相談しないといけないですしねぇ。。。
ご回答、ありがとうございました。
No.13
- 回答日時:
Ciaopolpoさん、こんにちは。
出遅れてしまった・・・。フェルメールも八月の鯨も最後の一葉ももう出ていますね。みなさんさすがだ。
『セレナーデ』
こんな感じかなあ
「ああ、プランタン、無理もない」
「シューベルトのセレナーデ」
http://www.youtube.com/watch?v=oaq-6U7ZJt8
お城のお方、こんにちは。
そう、そう。皆さんの窓から見える景色をいただいて、のんびり土曜の夜をすごしております。
セレナーデ、日本語では小夜曲。まったくタイプの違う二つの歌をご紹介いただきました。実は、他の方にもお礼にも書きましたが、私の古い、古いDellのコンピューターがトロージャンにやられまして、一応、お直しをお願いしましたが、音声が戻ってきませんで。。。
ああ、プランタン、無理もない(???)のほうは、サトーハチロー、中田義直,ダークダックス。。。たぶん、”雪の降る町を”風かしら、などと、想像をめぐらせながら、歌詞を楽しみました。
色鉛筆で描かれたイラストも淡い恋心にふさわしく、好ましいです。音声が戻ってきたら、ぜひ、歌声を聴いてみたいと思います。私の想像とは、ずいぶん違っているかも。
シューベルトは、そういえば、歌曲王と呼ばれていました。鱒や野ばらのようにセレナーデも、歌えないはずはないです。歌詞がまた、とびきりロマンチックです。思わず赤面。
ロマンチックな出来事に、なかなか出会えない私に、シューベルトのセレナーデを送ってくださいまして。ありがとうございました。
No.12
- 回答日時:
>窓、窓辺の。
。。と聞くと、ロマンチックなことを連想なさいますか。そうですね・・・
飛行機が駐機スペースを出て、ゆっくり誘導路を進む際、地上の整備士たちが手を振ってくれてますね。あくまで国内の話なんですが。
あの場面で、私も手を振って返します。その直後辺りを見回し、バツわるくそれを止めます。周りは皆無関心、視線はそれぞれの方向を向いています。
あれ、周りからじっと見つめられたりしたら、気まり悪いですよねきっと。いったい何やってるんだ?みたいな雰囲気で・・・・
何か、感動的でジーンとする瞬間です。でも周りの人は皆ビジネスライクだなぁ、無感動無関心。
まだ子供が小さい頃、家族旅行での同じシーンで、子供に「ほら、手を振ろうね」と教えた事を想い出します。今ならもう、大きくなった子供はやらないでしょうが。
もう一つ
あれはイラク戦争勃発のTV映像でした。インド洋上の米空母から艦載機が飛び立つ際、1番機の乗員が窓越しに手を振っている。
甲板サイドの乗組員たちも手を振っている。時間は現地時間深夜。
複雑な思いで、そのシーンを見つめていました。
かつての日本との戦争で、米軍による連日の深夜の猛爆。それが無条件降伏に繋がっていった訳で。
その成功体験をイラクで再現しようとしている米軍。とにかく米国は深夜の襲撃が得意なのです。
意味はなく、いや、意味はあるのかな、記憶に残る映像でした。
sqqrcxvxさん、始めまして。
飛行機の窓からの眺めは、また、格別です。
整備士さんたちが手を振って、旅の無事を祈ってくださるのは、心強いですね。私は、飛行機がタクシー状態に入ると、必ずしっかり目をつむりまして、”無事に離陸しますよう、無事に着陸しますよう”。。。離陸に成功するまでお祈りを捧げます。
お子さんが、sqqrcxvxさんのお気持ちを受け継がれますように。
アメリカの戦略ですか。。。WWIIで、ドイツに夜間攻撃をかけたのは、有名なようです。ノルマンディ作戦では、大変な戦死者を出したので、今でも、戦死した親兄弟を慕って、フランスの戦没者の墓を訪ねる人たちが後を絶ちません。
日本に対する一般市民に対する無差別爆撃は、現在であれば、アメリカ国内からも批判が出るでしょう。でも、パール・ハーバー、ミッド・ウェイ、硫黄島、と、過酷な戦いが続いて、まったくトンネルの向こうの光が見えない状態だった、対外国戦処女のアメリカとしては、一日でも早く戦争を終わらせたかった、それだけだったと思います。ソビエトも南下してきますし、中国国内も不穏でしたし。戦争が長引いていたら、韓国ではなく、日本が南北に分かれていても不思議ではない状況ではなかったでしょうか。悲惨な歴史です。
夜の爆撃は、より人間の恐怖をあおる、戦略なのか、レイダーの発達に伴って、ナイト・バマー(夜用の爆撃機)ができたのは知っているのです。第一次イラク戦争のときは、ピンポイントで、手際が大変良かったですね。夜ですと、一般人が外に出ていない、というのも、理由のひとつかもしれません。
オバマ大統領は、なるべくアメリカが表立たないように、シリアの爆撃についてもNATOやロシアと提携を心がけているようです。先週の中間選挙で、共和党が大勝しました。オバマさんの後釜が誰になるかわかりませんが、16年以降、共和党の大統領が選ばれるようだと、アメリカ主導でシリア・イラク国境を制圧する作戦に出るかもしれません。そんなことになりませんように。。。民主党に投票していますが、私の住むテキサスでは、圧倒的少数なのです。非力感が漂います。
最後は、愚痴になりまして、申し訳ありません。ロマンチックな窓のお話とは、遠く離れてしまいました。
思いがけない、飛行機の窓のご回答、ありがとうございました。
No.11
- 回答日時:
Ciaopolpo さん こんにちわ!
皆さん ドラマチックですね~ いいな~~。。
私は ピン!と、すぐに来ましたよ。
「窓」=「結露」です☆ 私の場合は ロマンの欠片もないです。
ワンルームマンションで暮らしていますが「結露が酷い!!」
冬場は 窓の横に 結露専用の タオルを置いておかないと
ポタポタ。。落ちるんです。 悲しすぎます。。。
Sumi2270さん、こんにちは。
あらら、結露、というのは、そういう意味もあるんですか???
室内の湿気が?それとも室外から湿気が窓の隙間を伝って入ってくるんでしょうか。
私は、現在、夫の単身赴任あるいは長期出張のため、一人で暮らしているようなものなので、簡単な家の修理はDIY. Do It Yourselfです。もし湿気が外から入ってくるようなら、窓ガラスと窓枠の間に、コーキングをしてみたら、どうでしょうね~。
http://www.daiyu8.com/cat/c-538_1_18.html
私が悲しかったのは、ガレージのドアの枠の足元を、ガリガリとかじる無礼者がいて、どうやらねずみだったらしいのですが、ものすごい勢いだったので、仕方なく、メッシュのメタル・シートを買ってきて、それを、ドライ・ウォールを修理する、漆喰で三重ぐらいに固めました。漆喰で固めるたびに、ガリガリかじられまして。。。あきらめるまでに、十日ぐらいかかりました!でも、もう、あきらめたみたいです。:)
一人暮らしは、驚きの連続ですが、元気を出してがんばりましょう。湿気に負けないように!
現実的ながらも、共鳴できるご回答、ありがとうございました。

No.10
- 回答日時:
こんにちは。
私はどちらかというとロマンチックなことや風景でしょうか。
ここの窓辺からは隣の公園の四季が見えます。
こちら18年ぶりの大雪でして、今はモノクロの風景、春は桜や新緑、秋は紅葉でしょうか。
子供の頃からずっと同じ風景を見てきていますので、その昔、一緒に遊んだ友人や一緒に歩いた彼女のことなども思い出すことが・・・・。
いつも、ご回答ありがとうございます。
ご自宅の窓が、公園に面していて、豊かな自然の移り変わりが見えるのは、ほぼ、理想的ではないでしょうか。
そして、まだ十一月の半ばだというのに、雪景色ですか。。。このまま根雪になってしまうのでしょうか。
夫の実家があるのは、アメリカの中西部、クリントン大統領の出た州です。親戚が多くて,家族で集まるとたいそうな数になります。そして、夫と私を除いては、みな、生まれた州にとどまるんですね。そうして、代々、続いていくようです。夫はたった一人、家族では、変り種です。
ですから、Yotaniさんが、子供の頃からの友人や、ガールフレンドが、その景色に浮かび上がるのは、よくわかります。
夫も、私を連れて実家に帰ると、”ここは、小さいときにはまだ舗装されていなくて、この橋は木の橋で、雨が降ると冠水して。。。。ここまで自転車で友達と遊びに来たけど、そこにあったこぶを飛び越えようとして、転んですりむいて。。。。”とか、同じところで、同じ話を毎回聞かされます。”はい、はい。。。”と、初めて聞く話のようにして、聞いています。でも、昔のガールフレンドの話はでません。
初めてデートをしたところ、とか、ファースト・キスの話とか。。。ちょっと妬けますので、そのほうがありがたいです。
生まれたところにすんで、子供たちをそこで育ててゆく、というのは、若いころの冒険心にとんだ私には理解できませんでしたが、この歳になりますと、たいそう、恵まれたことだと思うのです。
私は、おしゃべりで、話し始めると、とまらなくなるので、申し訳ありません。
ご回答、ありがとうございました。
No.9
- 回答日時:
窓と聞くとまずフェルメールを思い出しました。
絵の左側に窓のある絵が多いですよね。
代表作の「牛乳を注ぐ女」に始まり、「窓辺で手紙を読む女」、「紳士とワインを飲む女」、「天文学者」、「ヴァージナルの前に立つ女」など。
いずれも、オランダの柔らかな光が差しこんでいます。オランダの光は特別だと言います。運河が多く、光に水分を多く含んでいるから、きらめきが違うと言います。私もオランダを訪れましたが、光が色とりどりのチューリップ畑を照らす風景が、鮮烈に目に焼きついています。
フェルメールは、そんな光が、室内のパンや少女の耳飾りなどを照らす様子を、ポワンティエという技法で巧みに描いています。光が粒状に反射している様子が、写真以上に深みのある印象をもたらし、フェルメールの、オランダの光への愛情を感じます。
また、フェルメールの絵の窓によく描かれいるステンドガラスも素敵ですよね。フェルメール好きの知人は、家を新築する時、これと同じステンドガラスを作成し廊下にはめ込みました。
https://www.google.com/culturalinstitute/asset-v …
フェルメールがお好きなんですね。
オランダは鎖国の続いた江戸時代にも、西洋でたった一国、貿易を許された国ですから、日本とはご縁のある土地柄です。
私にとっては、オランダといえばレンブラントとゴッホになりますか。フェルメールは、彼らに比べると、格段に、女性を魅力的にえがきます。一般庶民の暮らしを愛情を持って描いた画家だと思うのです。何か、彼が美しいと感じたものは、日本人の心の琴線に触れるように思います。無理なく受け入れられる穏やかさがありますね。
オランダの光が違う、というハイジさんのご観察は、確かにそのとおりでしょう。日本も湿気が多いのですが、どういうわけかお隣のフランスや、海を隔てたイギリスと比べても、光の粒子がより黄色を帯びているように感じました。ゴッホの”跳ね橋”の色使いにも良く現れているようです。
ご存知のように、この頃、オランダでは、写真と見まごうような精密画がもてはやされます。影から光を分離させる技巧も、画家によっては、絵をより本物らしく仕上げるために使われたようですね。
フェルメールも、原始的なカメラを使って、ごく正確にデッサンを書き上げることが可能だったらしいですが、彼は、仕上げに近づくにしたがって、ほんの少しだけ焦点をぼかしてしまいます。そのぼかし方に、対象に対する、暖かい心。。。彼流の愛情を感じます。黄色い光がそれを可能にしているように、私には思われます。(まったくの私見です。)
その光がいつも画面向かって左側の窓から入ってくるのには、文献にはないようですが、何か意味があるように感じられます。
ステンド・グラスはとても素敵なアイディアですね。毎日の暮らしに、豊かな喜びが加わるように思います。
絵画の話は、きりがなくなります。でも、この辺で。
ご回答、ありがとうございました。
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