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バイオリン3ヶ月目の初心者です。
ボーイングをメインで自主練して、音楽教室で指導を受けてます。
開放弦での音は当然ながらボーイングの技術はともかく普通に綺麗な音はでますが
フィンガリングで指を押さえたときの音がどうもうまくいきません。
雑音交じりというか、音色としての質が例えば開放弦とは比べ物にならない聞くに堪えない音しか出せません。
特に音程の低くなるG、D線がひどいです。
指一本抑えるだけで相当ひどい音になります。
どうすればいいでしょうか?先生にも指導受けようと思ってますが、次回のレッスンまで結構間が空いているのでその間で少しでも上手くなりたいです。

あと、もうひとつ質問なのが
ボーイング時の弓の動きについてです。
上から下ろす時は手首を少し毛などの面を内側に向けて、下げるにつれて毛を全面、
最終的には外側へ向けるような感覚で合っていますでしょうか?
バイオリンのサイト等をみるとそういう風に動かしてますが
E線を引くときに木の部分にぶつからないでスムーズに弾けるからで合ってますか?

A 回答 (1件)

ヴァイオリン歴:17年です・・。


家庭の経済的理由で断念しましたが、一応、ソリストを目指してました。

まず、最初に申し上げたいのが、約3ヶ月で開放弦の音が出る。
とても素晴らしいと言うか、かなりの自主練習を積まれたかと。

まず、原因として考えられるのは、主に「5つ」です。

 (1)右手首が硬く、柔軟性が無い
 (2)指ポジションの角度が、ズレている
 (3)弓のボーイング角度が、ズレている
 (4)弓の「松ヤニ」の塗りが、足りていない
 ➄弓のボーイング時の圧力が、偏っている


〇右手首が硬く、柔軟性が無い

 ・弓を持つ際に重要なのが、親指・人差し指・小指だけです。
  この3点で、弓を支え持つ感覚が必要。(中指・薬指は、重要ではない)
  小指以外は、全て、指先が小指側に傾くのが理想的な持ち方です。
  小指だけが、指先が親指側に傾きます。
右手指先全部で、ガシっと力を入れて持っていませんか?。

 ・弓は、肩や腕で動かすのではなく、手首の柔軟性で動かす感覚です。
  まず、手首の柔軟性で着地後に、腕の重みで落とす感覚と言うか。
  アップ時も、まず、手首の柔軟性で弓を上に持ち上げる感覚。
  普段、時間が空いている時にボールペンなどを弓に見立てて。
  右肘を、脇にピッタリと固定して。
  90度に曲げた状態で、手首だけを動かして、斜め上下に動かす練習をする。

〇指ポジションの角度が、ズレている

 ・弦を押さえるのは、真上からでは無い。
  指先の角度を変化させる事で、綺麗な音になる。
  人差し指は、親指側(ネック側)に倒れる。(指先は、小指側)
  中指は、やや小指側に倒れる。(指先は、やや小指側)
  薬指は、親指側に倒れる。(指先は、小指側)
  小指は、小指側に倒れる。(指先は、人差し指側)

  押さえる圧力は、低音弦程、弦を沈ませる様に粘りつつ優しく。
  高音弦になる程、指の根本に力を入れて、鋭く強く押さえる感覚。

  ※正しい、左右の指使いを、長年に渡って行っていると・・。
   骨が、下記の様に変形して来る。これが正しい、指使いの証拠

   人差し指指先は、小指側に彎曲する。
   中指指先は、小指側に彎曲する。
   薬指指先は、親指側に彎曲する。
   小指指先は、親指側に彎曲する。

〇弓のボーイング角度が、ズレている
 弓のボーイング時の圧力が、偏っている

   ご質問者が取り組んでいるのは、どうやら、高音弦用のボーイングです。
   理論的には「正解」だけれども、これでは低音弦(G・D)は出ないです。
   低音弦程、接地面を大きく粘る様に弓を動かすと、音が響く。
   低音弦になる程、右肘が耳の上辺りまで上がっていますか?。
   E線の場合は、ほぼ、右肘は脇腹(右乳房下)に下がってますか?。

   初心者の場合は、以下の事に注意して下さい。
   ボーイングは、真っ直ぐに上下ではなく。
   やや、なだらかな小皿を伏せた様な「曲線」を描く様に、弓を動かす。


 >>E線を引くときに木の部分にぶつからないでスムーズに弾けるからで合ってますか?

この、ご質問の意味が解りません・・。
ボディー本体に、ぶつからないと言う事でしょうか?。
E線の場合は、弓本体がボディー上(駒よこ)を通過しますが。

後、綺麗な音を響かせるには、「左顎」の力が強くなければいけません。
国語辞典などを、左顎だけで、10分以上も挟み続ける位の力が有ってこそ。
ボディーが、弓の動きの影響を受けずに固定させる事が出来ます。
私は、左顎で、缶コーヒーの空き缶を潰せます。

ポージングは、なるべく、左右共に内側に寄せる様に。
胸が開き、ネックが左方向に。右腕が、右方向に流れない様に注意する。
やや、少しだけ、左足を前に出して左足に「重心」を載せる。
そうする事で、右腕の自由度が広がります。


解り難い説明で、申し訳ございません。
実際に、楽器を持ちつつ「解読」して下さい。
少しでも、お役に立てば幸いに想っております。

ヴァイオリンは、演奏者の演奏技術ではなく。
演奏者の心を「読んで」、音を響かせます。
演奏者の「感情表現」を豊かに、表現してくれる「生き物」です。
もう少しだけ、頑張って下さい。
「基礎」さえ身体が覚えれば、その先は。
無限に広がる、ご質問者の「音楽の世界」が待っています。
「石の上にも3年」です。


   





  
   





  
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この回答へのお礼

ありがとうございました
頑張ります。
大変親切なわかりやすいご回答でした

お礼日時:2014/11/19 20:54

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