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正しいサイコロを振った場合、偶数と奇数の出る確率はそれぞれ0.5、不正なサイコロを振った場合、偶数の出る確率が0.6、奇数の出る確率が0.4と定められていて、
あるサイコロを100回振った時、偶数が58回、奇数が42回出たとすれば、不正なサイコロである確率はいくらになるのか・・・ということをベイズの推定の方法を使って考えているのですが、ベイズの推定の方法を使って確率を求めることは可能なのでしょうか?

A 回答 (1件)

正しいサイコロを選ぶ事象をA


不正なサイコロを選ぶ事象をB
100回振って、偶数が58回・奇数が42回出る事象をC

とします。

求めたい確率はP(B|C)です。(事象Cが起こった、という条件で、その原因がBである確率)

P(B|C)
=P(B∩C)/P(C)
=P(B)P(C|B)/{P(B)P(C|B)+P(A)P(C|A)}

P(C|A)は正しいサイコロで事象Cが起こる確率なので、P(C|A)は求めることができます。P(C|B)も同様です。

P(A)、P(B)は事前確率と言って、サイコロを振る前における、正しい(不正な)サイコロである確率です。まぁ、予想みたいなもんです。
・・・上手く説明できませんが分かりますか?

例えば、サイコロを作る過程で、何らかの不具合で
1000個のサイコロのうち10個が不正なサイコロになってしまう。
という情報があれば、サイコロを振る前にP(A)=0.99,P(B)=0.01と、予想できますよね。

なので、P(A)、P(B)をどういう値にするかで、P(B|C)の値も変わってきます。


と、いう感じだったと思います。
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