プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

クライアントがアジャイル開発でやりたいと言ってプロジェクトがスタートしました。

・詳細仕様書、I/O仕様書は無し
・詳細な仕様はBacklog、メール、口頭など
・あらかじめ納期が決まっている(*ここがおかしいかと思う)

曖昧な仕様の中、案の定、要望通りのシステムにはならず、納期も守れず。
今は客先に詰めてのテスト&改修作業となっています。

*アジャイルなら、スケジュールや納期も流動的であるべきではないでしょうか?
これはアジャイル開発と言えるのでしょうか?

ご教授お願いします。

ちなみに、私は営業職です。

A 回答 (1件)

質問文では、詳細な契約内容などが不明ですから、一般的な回答しかできませんが、まず要求仕様自体が明確になっているのでしょうか?


アジャイル開発の主要な特徴としては、基本モジュールに対して、要求仕様を実現する為の短期開発出来る改良を繰り返していくプロセスを継続する事があります。
したがって、モジュールの改善の最終的な仕様は予測不可能となります。(改善により、さらなる改善事項が提示される可能性がある為)
モジュール改善は、短期工程でしか予測できません。(次の改善までは工程は確定しますが、その次は改善が終わらないとわからないです)
そういう意味では、要求仕様を満足できるかどうかの、最終予測はプロセスがある程度、要求仕様に近づくまでは、つかないと言う事になります。
そういう意味では、クリティカルな納期には不向きと言う事になります。(最終納期に要求仕様に適合する保障が無いと言う事です)
クライアントの意向が良くわかりませんが、単純にクライアントの要求仕様があいまいで、詳細発注仕様が確定出来ない為に、アジャイル開発と言っているような感じがします。
そうであれば、要求仕様書自体があいまいなわけですから、契約書にもそのように記載して、受け取り検査条件もゆるくする必要があります。
最終納期に納品出来ない事の責任分担も明示出来るならば、明示すべきです。
最終検査が、クライアントの担当者レベルならば、なんとかなりますが、実態がわからないクライアントの管理職が検査担当の場合は、受け入れ検査の段階で問題が起きる可能性もありますから、御社担当者と協議の上、契約条件をきちんと修正した方が良いと思いますよ。
問題は、納期が決まっている事では無く、納期に要求される性能があやふやな事です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ご推測の通り、クライアントの詳細仕様が出せないために為、単にアジャイル開発を出してきたのだと思います。
アジャイル開発のプロセスや定義について、とても勉強になりました。
今までウォーターフォール、工程作業ばかりやってきており、今回は認識不足、あまりに無謀過ぎたと思います。
とりあえず、プロジェクトを収束させ、反省会&フィードバックで次に繋げます。

ありがとうございました。

お礼日時:2015/02/02 12:30

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