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ハイサイおじさんの曲の季節を教えてください。

A 回答 (1件)

喜納昌吉のデビュー曲であり、喜納が中学生の時に創作された。

歌詞は実体験を元にしている。「ハイサイ」とは沖縄の言葉で「こんにちは」の意。1976年に沖縄の地元レコード会社マルフクレコードから発売され、30万枚の大ヒット。同年、ロックミュージシャンの久保田麻琴のアルバム『ハワイチャンプルー』でもカバーされた。

沖縄民謡のリズムや音階をベースにした非常に明るく踊りやすい楽曲であり、いわゆるウチナーポップの先駆者的な楽曲である。当初は「民謡ではない」との批判も多かったが、現在では創作民謡として定着し、カチャーシーの定番曲にも数えられる。 歌詞では、近所に住む「おじさん」(女性ヴォーカルが担当)と、そのおじさんに「ハイサイ、おじさん」から始まる挨拶で話しかける少年(喜納昌吉が担当)とのやりとりが明るくコミカルに描かれる。「おじさん」は、酒飲みで少年に屁理屈をこねる存在として描かれており、少年もまたおじさんの屁理屈に屁理屈で対抗するようなやりとりを見せる。
このおじさんのモデルは実在の人物であり、彼に語りかける少年は昌吉自身であるとされる。

喜納はこの曲の由来についてインタビューや自著で度々触れており、あっけらかんとした楽曲の背景にある沖縄戦の傷跡を生々しく語っている。この「おじさん」はかつて喜納家の隣人であったが、妻が精神に異常をきたして実の娘の首を切り落とし鍋で煮るという事件を起こしたために村八分同然の身となり、以前から交友のあった喜納家に酒を無心に来るようになったのだという。この孤独な「おじさん」との触れ合いの中で「おじさんに歌を作ってあげよう」と思い立った昌吉が生まれて初めて作詞作曲したのがこの「ハイサイおじさん」である。

NHJ Music Storeでは「ハイサイおじさんのモデルはもともと校長先生にまでなった優秀な人だったのだが、沖縄の戦乱の中でアル中になり狂ってしまった実在の人物である。そんな彼を、少年時代の昌吉は沖縄の伝統的共同体のやさしい眼差しで歌っている。」との解説がある。また、平成23年7月9日付朝日新聞朝刊土曜版beの「うたの旅人」において、二面に渡ってハイサイおじさんの詳細が掲載されているが、こちらでは校長だったというのは虚言で、戦前は遊郭で働く馬子であったことや、妻の狂気の原因が、おじさんの酒量が増え、戦災でホームレスとなった女性たちを家に連れ込むようになったことにあったなど、細かい事情が説明されている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4 …

1番.
こんにちはおじさん  こんにちはおじさん
夕べ飲んでいた酒は残っているかい
残っていたなら俺に分けてくれ
ーおいおい小僧、やい小僧
ー三合ビン程度の酒でこの俺に
ー残っているのかと聞いているのかい やい小僧
それならおじさん 三合ビンで不足というのなら
一升ビンを俺にくれるというのかい

2番.
こんにちはおじさん  こんにちはおじさん
俺もそろそろ年頃だから女房が欲しいんだけど
おじさんの娘をくれないかい
ーおいおい小僧、やい小僧
ーガキの癖に生意気言やがって
ー女房を捜そうってのか やい小僧
それならおじさん 二十を越えて三十過ぎて
白髪になってから女房を娶れってのかい

3番.
こんにちはおじさん  こんにちはおじさん
おじさんの頭のハゲは大きいねぇ
ミミズのようなハゲだけど 台湾ハゲって言うんだろう
ーおいおい小僧、やい小僧
ー禿てる奴は頭がいいんだよ
ーうちの先祖もみんな頭が良かったぞ
それならおじさん 俺も整形して
あっちこっちにハゲをこしらえてみようかな

4番.
こんにちはおじさん  こんにちはおじさん
おじさんの髭ってのはおかしいな
天井のネズミの髭みたいだぜ
ーおいおい小僧、やい小僧
ーお前は髭々と笑っているけど
ー髭がある方がもてるんだよ
それならおじさん 俺も負けちゃいられない
明日からネズミの髭でも生やしてみようかな

5番.
こんにちはおじさん  こんにちはおじさん
昨日の女郎はよかったよ
あんたも一度くらい女郎屋にでも行ってみたらどうだい
ーおいおい小僧、やい小僧
ーおじさんは辻、中島、渡地(いずれも遊郭地)の株主なんだよ
それはおじさん 毎日遊郭に籠もって
俺に貧乏しろと言っているのかい

女の子が毛布に包まれて横たわっていた。父親が『なぜこの子の足は冷たいの』と毛布を取ったら首が無い。父親は魂を落としたような顔で、しばらく言葉を失った。母親が自分の娘をまな板に乗せて斧で首を切り落としたのである。さらに母親はその頭を釜で煮て、「自分の娘を食べて何が悪い!」と叫んだ。「戦後、家を失ったり精神的におかしくなった女性がたくさんいた。事件の家の父親もそんな女性を家に連れ込むから夫婦げんかばかり」。後、その母親は自殺、父親は酒に溺れてゆく。

http://matome.naver.jp/odai/2142454779404917201

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