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よく知られた仏様にも、観音様、お地蔵様、普賢菩薩さま、お不動様などおりますが、
崇拝を5年、10年継続していると、特徴や得られるご加護などの違いはありますか?
例えば、〇〇さまは比較的直ぐ助けてくれるけど、○○様は直ぐにはしない。など。
それと、もう1つです。
お地蔵様はよく見かけますが、観音様は、お地蔵様ほど見かけませんが、どうして何でしょうか?

A 回答 (4件)

もう一つの方だけお答えします(笑)


いわゆる仏様にもヒエラルキーがあります。
トップが如来です。すべての悟りを開いた人(ブッダ)です。もちろん出家し、悟りを開いたいわゆるお釈迦様の姿です。
如来には釈迦如来、薬師如来、阿弥陀如来、毘盧遮那仏、阿閦如来、大日如来、弥勒如来などがあります。弥勒如来についてはまた後ほど。

次に如来になろうと修行努力しているグループ。これが菩薩です。
観音菩薩、普賢菩薩、文殊菩薩、地蔵菩薩(いわゆるお地蔵さん)、そして弥勒菩薩です。さきほど弥勒如来とも紹介しましたが、弥勒菩薩は菩薩界のエリートで、釈迦が入滅後56億7千万年後に如来になると約束されている菩薩様です。なので、お寺によって弥勒如来や弥勒菩薩と表記が違います。如来はすでに悟っているので衣服は衣一枚、派手な装飾はありません。例外的に大日如来はド派手です。

菩薩は基本的には修行中のお釈迦様の姿です、お釈迦様は王族なので派手な衣装に派手な宝飾が施されています。
菩薩の中でも観音菩薩と地蔵菩薩が特に我々一般庶民に愛されているのは、私の考えですが、現在の人間の世界でもそうですが、何か相談、商談、等の場合、いきなりTOPには話を持って行きません。No2に話を持って行くと思います。菩薩は仏様業界のNO2ってことです。

中でも観音菩薩は、我々のニーズに応じでいろいろな姿をしています。
一番ポピュラーな聖観音に始まって千手観音、十一面観音、如意輪観音、馬頭観音、准胝観音、不空羂索観音などです。関西では古くから「西国三十三箇所巡礼」が盛んですが、この三十三箇所の観音菩薩を対象にしている巡礼です。

さて、地蔵菩薩ですが、あまりにも我々の身近にあり、いにしえから村の出入り口などにも六地蔵が置かれたりしているのでめちゃ親しみやすいのですが、先ほど書いたように、如来の次に偉い菩薩のグループにいます。
その地蔵様はこどもの守り神と信じられています。どうしてそうなったかというと、三途の川の賽の河原で「一つ積んでは父のため、二つ積んでは母のため」と親よりも先に亡くなってしまった子どもたちが石を積んでいると、鬼が出てきて崩すわけですが、それを守ってくれるのが地蔵菩薩です。そういう言い伝えや仏画から地蔵様は子どもの守り神とされているわけです。

京都を中心とした関西地方では地蔵盆と呼ばれるお祭りが今でも盛んです。8月24日頃に町内のお地蔵様に綺麗に衣装を着せ、町内の子どもたちがお地蔵様の前で数珠回しをします。帰りにはお地蔵様のお下がりとしてお菓子などをもらってかえる行事です。

また先ほど六地蔵と書きましたが、村の出入り口に村の守り神、道行く人の守り神として置かれています。現代でも交通事故で死者が出た現場にはお地蔵様が置かれたりしています。

仏様のヒエラルキーの続きも書きますが。第三グループは明王です。
不動明王、降三世明王、軍荼利明王などの五大明王、ほかには愛染明王、大元帥明王などです。彼らは怒りと愛(飴と鞭?)で仏教を信じようかどうしようか悩む我々を救ってくれます。

第四グループが天部で、多聞天、広目天などの四天王、金剛力士などの仁王、毘沙門天や梵天、十二神将、阿修羅などもこのグループです。
彼らはもともとインドの神様でお釈迦様に帰依して仏教徒として、お釈迦様などを守るグループです。

めちゃ長くなりました。お地蔵様と観音様のことを説明するために仏様とはなんぞや?ってことを簡単に書かせてもらいました。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2016/03/10 21:19

私は仏さまも信心しますが、それらの方をお守りする


四天王が力感にあふれて頼もしく思っています。
特に東大寺戒壇院の四天王を勝手に頼っています。
他は皆様のご回答通りです。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2016/03/10 22:34

観音様:観世音菩薩。

(菩薩は如来になるための修行中の仏様)
慈悲の心で、救いを求めている人の傍へすぐに行って救済します。

お地蔵様:地蔵菩薩。
今この世で苦しんでいる人々を救済します。
本来は、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上という六道で苦しむ者を救済します。

普賢菩薩さま:あらゆるところに現れ、命ある物を救います。(普賢:全てに渡って賢い)

お不動様:不動明王。
悪魔を降伏し、全ての障害を打ち砕き、仏の道へ導き救済します。

身近なのは観音様とお地蔵様でしょうか。
どちらも姿を変えて救済することができますから。

お地蔵様をよく見かけるのは、現世のご利益と深く結びついた仏様だからですね。

お地蔵様は10の誓いを立てています。
1.土地が豊穣で作物に恵まれる
2.家内が安全である
3.亡くなったら天国に生まれかわる
4.現世ではできるだけ長生きできる
5.願いごとがよくかなう
6.水火の災難がない
7.過ちやさわりを除く
8.悪い夢を見ることがない
9.旅行しても無事である
10.仏にめぐり会うことができる
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2016/03/10 21:18

まず、仏さまには「地位」というものがあります。


如来が最高位で、次が菩薩、その次に明王、その次に天部、最後に羅漢など、となっています。
お釈迦さまは如来ですから釈迦如来です。
観音様には様々な種類がありますが、観音菩薩、または観世音菩薩と言います。
お地蔵さまは、地蔵菩薩です。
お釈迦さまが入滅して、次に56億7千万年後に弥勒菩薩が現れるまでの間の(つまり今もそう)中継ぎピッチャーという感じで、人々を救済して回っています。
そういった意味では衆生救済という意味では、一番身近で頼れる存在ということになりますか。
普賢菩薩は…そうですね「金八先生」みたいな方ですか(汗)。
教えを説くことで、人々を救う役割をしています。
不動明王は明王…言ってみれば「実行部隊隊長」みたいな方ですね。
県警本部長という感じでしょうか。
悪行を行っている人を、実力行使で戒めたりします。

加護というか、役割と立場が違うんですね。
国会議員とか、警視総監や県警本部長とか…それで、天部、羅漢となってくると、刑事課の警察官だったり、と、徐々に規模が小さくなっていきます。

お地蔵さまは現在この世を担任されている仏さまだし、フットワークが軽いわりに偉いお方なので、信仰対象になりやすいのかと。
それに観音様は、衆生救済オーラを出して救いの手を差し伸べてはくれますが、基本「現世利益」ではありません。
太陽のような存在で、人々に命を与え続けてはいるけれど、人間は欲張りなので、そういうのを忘れたがるんですね。
「現世で修業しないと、道を外すぞ!」なんて言いますしね。
畏怖と尊敬はあるけど、親しみやすさという点ではお地蔵様の方がなぁ…などと人々は勝手なものですな。
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この回答へのお礼

そうなんですか
ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2016/03/10 21:11

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