アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

理想論を語る人のことをよく「お花畑」と揶揄します。
確かに口だけの人もいまして、これは馬鹿にされても仕方がありませんし、
やたらと語るものではないでしょうが、これはまったく頓珍漢な評価だと思
います。

理想を語ること自体が、現在はほぼ確実に反発を受ける「時代」といってい
いと思います。それを覚悟で語り、その道の困難さも覚悟で語っていると思
うのです。ですから、内心は「お花畑」ではなく、北風が吹き荒れる荒野だ
ろうと思います。

本当のお花畑は、現在の消費文明が何事もなく続くと思っていたり、人類が
他の天体に移住して現在と同じように暮らせると思っていたり、おいしいも
ののこと、不倫のことしか頭になかったり、理論の積み木細工をして悦に入
っているとか、そんなのをいうのではないでしょうか?

まるで、頭のてっぺんにお子様ランチの旗を立て、お花畑を蝶々とともに舞う
ハタ坊のよう。
そのように感じていますが、いかがでしょうか?

A 回答 (28件中11~20件)

#12へのお礼関連で。



>公務員ではなく、民間が、自主的にその役割を果たしてゆくという意味で
「アナーキズム」とは言えないと思うのですが、まあ、何イズムでもいい
んです。

大変危険なイズムですね。ニャンポコリンさんも、民主主義の重要な砦の一つが法治国家であることはお認めになると思います。そして、法治国家では公務員は民間人と比べて桁違いに情報公開の義務が法的に定められている。だから、民間人のように企業上の秘密という理由で情報開示を拒否できないようになっております。また、民間人では、企業同士の接待や便宜の施し合いが認められていますが、公務員ではそれを、収賄贈賄の犯罪として法的に禁止されています。ですから、いくら効率が良いからと言って公務員のやるべき仕事を民間人にやらせてしまうと、汚職を犯罪として取り締まれなくなってしまう。

その具体的な例が第2次湾岸戦争で息子ブッシュのときに起こっております。このとき副大統領だったディック・チィエイニーは、父ブッシュの第1次湾岸戦争の時には国務長官(日本の外務大臣)でした。第1次湾岸戦争の後、チェイニーは世界最大の石油掘削機の販売会社であるハリバートン社の最高責任者で、且つこの会社の最大の個人株主になりました。そしてその間、彼の政治的手腕を発揮して米国の軍隊の兵站部(兵隊の住居や食料調達や兵隊の輸送などの後方支援)をどんどん民営化しました。

第2次湾岸戦争ではそのハリバートン社が兵站部を請け負うことになる。そして、兵隊たちに不必要とも思える食料が配布されました。もちろんのの費用はハリバートン社が政府に請求し、税金から賄われる。余りにも贅沢な食事だったので、国会議員だったか一般国民だったが、その食料の内訳とハリバートン社の金額の取り分の公表を求めました。しかし、ハリバートン社はそれを企業上の秘密として公表を拒否しました。その結果、法的に公表を命令することが出来ませんでした。もちろん、これが公務員による事業だったら、法的に開示義務があり、国民はその内訳を簡単に知ることができたのです。

別な例は、現在アメリカの監獄の多くが民間経営になっています。民間に任せることで効率を上げ、各州の予算を減らそうと言うのが、その正当化です。その結果、次のような現象が実際に起こりました。以前、公が監獄を管理していたときは、メキシコからの不法移民は拘束施設に2週間ほど止め置かれ、その後、裁判所の決定によって、国外に強制退去されていました。ところが、監獄が民営化された以降、裁判所で1年ほどの監獄送りの判決が頻繁に出るようになりました。

アメリカでは、日本と違って、裁判官は選挙で選ばれます。だから、アメリカの裁判官は、共和党系の裁判官と民主党系の裁判官にはっきり別れています。そして、裁判官の選挙運動には選挙用の献金が合法化されている。そこで、民間の監獄経営会社が、共和党系、民主党系によらず、その裁判官候補者に多大な選挙資金を献金し始めたのです。もちろん、犯罪の軽重に関係なく、囚人が長い間監獄に入っていれば、税金から監獄経営会社へ支払われる金額が増える。だから、判決をより重く出してくれる裁判官に対して、監獄経営会社から、より多くの選挙資金献金が流れることが道理となります。その結果、メキシコからの不法移民に対する判決が重くなって来たのです。そのことを余りに露骨にやった裁判官を流石に政府も放って置けず、どのような法的根拠を使ったのか知りませんが、その裁判官が逮捕されたとのニュースがありました。

ね、確かに民間企業は公の事業より効率が良いのですが、このように何もかも民間に任せてしまうと、民主主義が崩壊し、人権が侵されてしまうのです。

どうやら日本人だけが世界で例外的に性善説を信じているらしいと言うのが私の印象です。ですから日本人にはお花畑が異様に多いように見えます。日本人以外の人々は、性悪説でやっているようです。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

余計なことを言ってしまったなという感は否めないですが、私は
これは十年、二十年でできる代物とは思っていません。
警察、司法、軍隊にも及ぶ問題ですから、社会の成熟、段階的実施
十分な法整備等が必要であり、現状からみれば遥かかなたの山の頂
という感じです。つまり、まさに理想郷です。

そう考えれば、やるべきことが山のようにある訳で、私には宝の山
に見えます。そこが、真のお花畑といっていいかなあ。

また、「性善説」「性悪説」ともに偏頗な思想と考えます。
私は「性善と悪が裏表でくっついてはなれなくてどう転ぶか全く分
からない説」を支持します。

お礼日時:2016/04/24 20:19

#15に刺激されて。



山のあなたの空遠く 幸い住むと人のいふ、、、

花壇に植えられる綺麗な花の大変多くの種類の原産地はアルプスなどの高山なんですね。日本の高山のお花畑も夢のように綺麗です。アメリカで野生の花が綺麗なのはアラスカだそうです。何でお花畑は山のあなたにあるんでしょう。実は寒い(北)風が吹く過酷な場所なんですね。そして夏が短い。植物はそんな短い夏の間に受粉して種を残さなければ死に絶えてしまう。だから昆虫を引きつけるために思い切って綺麗にして一気に咲いて生き残りを目指しているんですね。そう、理想郷は北風の強い過酷な場所にある。だから、

  山のあなたになお遠く

に理想郷があるんですね。

んで、理想郷なるものの都々逸を、

 あきらめましたよどう諦めた あきらめられぬとあきらめた


叶わぬ夢も、

 雨の降るほど噂はあれど ただの一度も濡れはせぬ
    • good
    • 2
この回答へのお礼

都都逸、知らないですねえ。
でも、庶民のうたっぽい。

三千世界のカラスを殺し 主と朝寝がしてみたい

これが理想だったりして。

お礼日時:2016/04/24 19:12

#9関連で。



あほなさんの、

>成る世界観では、人は未来に向かって開かれています。
 在る世界観では、人は止まっています。

の言葉に関連して、私の先生だったプリゴジン教授の素敵な言葉を紹介しましょう。曰く、

  成る世界のみが、我々が未来の構築に参加できる世界だ。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

納得です。

お礼日時:2016/04/24 19:00

こんばんは、ねこりんさん。



わたしはお花畑が大好きです。その美しさにわたしがいちいち感動するからです。今ならレンゲソウやチュウリップやツツジやクローヴァーやマーガレットやムスカリや牡丹やシャクヤクやアヤメやハナミヅキや藤がそこらかしこに咲いていて、わたしは庶民の中の庶民ですのでそのお花畑に会釈して酔っぱらうのが趣味です。ゲームセンターや遊園地や旅行先のホテルで大金を費やすことは残念ながらできません、庶民の中の庶民ですので。でもお花畑を眺めて【わたしのために咲いてくれてありがとう】と勝手に感謝することぐらいはできます。庶民ですので。


>理想を語ること自体が、現在はほぼ確実に反発を受ける「時代」
:気のせいだと思います。いつの時代でもひとりひとりがそれぞれの理想を持っているのが当たり前です。ところであなたの理想は何なのですか?あなたがそれを話しているのを見たことがないのですが。

>北風が吹き荒れる荒野だろう
:これも人間全員がそうでしょう。もしかしてあなたは例外なのですか?

>理論の積み木細工をして悦に入っている
:あなたは彼らとどこがどのように異なるのですか?バカ丸出しと異なることにエクスタシーを感じるのですか?ちなみにあなたは【はっきりした理想】を持っているのですか?そのために何か行動を起こしているのですか?さらに胸倉をつかんで問い詰めますが、あなたは【理想】のために【今】を生きているのですか?


>そのように感じていますが、いかがでしょうか?
:そうですか。あなたに見下された庶民としては大変残念に思います。せめて放っておいてください。庶民には庶民のやり方がありますから。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

例えば、私の母は、ろくに学校を出ていなくて結構おバカです。
「来年から火星に住めるようになったよ」といえば、「ああそう
かい」と信じてしまうような人です。でも、コツコツと真面目に
生きて、私たち兄妹を育ててくれました。

また、私は商売で東北の田舎の高齢の女性とよく話をするのです
が(東北の田舎でも真面目さが消えてきていることは悲しいことで
す)、七十代後半以降の世代では、古き良き日本人の生真面目さが
残っていて、「私たちはたいしたことはできないけれど、時代が
悪いからできることをしたいねえ」と言います。

こんな愛すべき庶民を馬鹿になどできません。

また、例えば女手一つで子供を育てている人は、離婚率が高くなっ
ているから多いはずです。精神的疾患を患う人も増えていて、そう
いった人たちは、社会問題どころではないです。だから、そういう
人たちを馬鹿にする気にもまったくなれません。

「リア充」ですよ。
立派な大学を出て、社会の立場をゲットし、安定した収入と評価を
得ているのに、きれいごとばかり言って内心危機感のない連中です
よ。
けっこういますよ、私の周りにも!そういう人たちは馬鹿にされる
ことはまずないですよね。それが理不尽だと思うわけです。
だから、たまに馬鹿にしてやるんです。

私の理想は、プロフィールにも簡単に書いてあります。
残りの人生は全部それに使いたいと思ってます。

お礼日時:2016/04/24 18:55

いろんなお花畑さんも、ずーっと同じことばかり考えてはいないと思うのですが…


あと、受けた側がどう捉えるかであるんじゃないかなぁと思いました
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

その通りですね。
だから、人間にレッテルを貼ってはいけないということでしょう。
でも、貼ってしまっていることが、よくあります。
気を付けなければいけません。

お礼日時:2016/04/24 18:28

人間には神という理想がありました。

共産主義も理想でした。実現すれば全てが上手く行くと思っていたのです。

しかし武力革命は暴力を呼び 多くの死者を出し けして人を幸せにしなかった

それは承知で理想を持たなければなりません

人権も科学技術も文明・文化も理想があったから生まれてきたのです

お花畑をもっともっと議論しなければなりません。夢も希望もない弱肉強食の世界ではいけません

私のお花畑は「存在主義」「存在性理論」「存在性思想」です。

このお花畑はそのままですからかなり有望な話だと思っています

問題はそれを摘み取ろうと荒らしのような人間が五月蝿いという事です。

理想を持たなければ人間は退化するでしょう。今は夢も希望もない 理想も理論も無い時代だと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ハルさん久しぶりです。

>今は夢も希望もない、理想も理論もない時代

かなりそうなっていると思います。
私はよく思うのですが、キリスト教社会もイスラム教社会もまた、
共産主義社会も、権力者が本当に民のこと子供たちの未来のことを
考えていたのなら、もう少しマシな結果になっていただろうと。

権力には魔性があり、思想にも魔性があり、人間の心を狂わせてゆ
くものであることはもはや疑う余地はないでしょう。

だから、庶民だと思います。

ここで、私の「庶民」の定義をしたい。
⦅各々の考えに従い自他共の利益のために働こうとする人間達⦆

本能的なものに基づく社会的良心、と言い換えてもいいかも知れま
せん。立場は庶民でも、何のやる気もない人は庶民とは呼びたくな
いし逆も言えるでしょう。

この庶民の力で、いくら戦争をしても、大災害が起きても、国の
機能は回復するわけです。

この庶民が自律的に生活をするようになるということが、私の理想
像です。強力でより正しい世論で為政者のあるいは企業のコントロ
ールをしてゆく形が、民主主義の更なる進歩でしょう。

そのためにも、よき哲学を拡散すべきだというのは同感ですが、庶
民は「理論」があまり好きでなく、経験を踏まえた話でないと理解
しようとしません。

「存在性理論」も難しいです。ですから、「経験用語」に翻訳して
議論というか対話を重ねてゆくにはどうしたらいいかということを
改めて考えてみるべきかと思います。
そうしなければ、お互いに「お花畑のハタ坊」で終わってしまいち
ょっと切ないですものね

お礼日時:2016/04/24 18:24

ご質問を読んで、オバマ大統領の八年間が思いやられたので、回答してみます。



オバマさんはそもそもすこぶる優秀な人権保護の弁護士で、奥さんのミシェルさんよりも収入が低かったと聞いています。そんな彼が、戦地からのアメリカ兵の撤退・移民法改正・国民皆医療保険加入の旗印を掲げて、大統領選に勝利してから、八年が経ちます。石油会社に公平な税金を払わせる、というのも、よく聞きました。

トップ1パーセントに富が偏っている、その再分配を考えていたのでしょう。

石油関連の仕事をしている夫などは、オバマ大統領が勝ったら、アメリカはお終いだ。。。と、恐慌を起こしておりました。保守の人たちに共通した意見だったと思います。

彼の思い描く理想の国家に、”小さな政府=少ない税金”が一番であると唱える保守陣営=石油関係のお金持ちは、ニャンポコリンさんの示唆されたような、アレルギー反応を起こして、オイル・マネーが大量に流れ込んできている議会が、オバマ大統領の政策に反対すべく、全く機能しなくなってから久しいのです。

私などは無責任にも、大統領にえらばれたオバマさんの思い描くアメリカに、チャンスを与えてあげたらよいのに。。。と思いますが、それは、夢のまた夢、でした。

老獪な実務家には、歯が立たなかったような印象です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

久しぶりのご回答嬉しく思います。

オバマ大統領が誕生した時に、私としては珍しく心から期待したことを
覚えています。
しかし、彼のイメージは手垢にまみれて、人相まで変わってしまったよ
うに思えてガッカリしたものでした。

民主主義が進み、社会が複雑になるほどに、トップが社会を変えるとい
うことが、もう現実にはあり得ないのではないかと思っています。

社会の構造が、自由競争になっていますし、民衆の心も自分の利益第一
ですから。

私も「小さな政府、少ない税金」そして、その先の「無税国家」が理想と
考えています。
つまり、国家の介入をすべての面で段階的に排してゆくべきだということ
です。
公務員ではなく、民間が、自主的にその役割を果たしてゆくという意味で
「アナーキズム」とは言えないと思うのですが、まあ、何イズムでもいい
んです。

民衆の自由な意思で、感覚で現状を変えてゆくわけですから、どうなって
ゆくか全く分からないと思うのです。だから、設計図などは、とらわれて
しまうので、ないほうがいいと思います。

お礼日時:2016/04/23 16:35

理想というのは現実にしなければ意味がないものです。

仕事は結果がすべてです。
理想をどう現実化するかという具体的なアイデアをお持ちであれば、さらにそのアイデアが実現性が高く成功可能性が高いのであれば、お花畑とは呼ばれないはずです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>仕事は結果がすべてです

仰る通りです。
結果が出ず、言い訳を考える自分にだけは
なりたくないですね。

お礼日時:2016/04/23 09:15

こんにちは。



わたしも「哲学」には門外漢です。(形だけは「哲学科卒」ですが、笑っちゃいます)

基本的な考え方には共感しつつ、

>理想を語ること自体が、現在はほぼ確実に反発を受ける「時代」といっていいと思います。それを覚悟で語り、その道の困難さも覚悟で語っていると思うのです。ですから、内心は「お花畑」ではなく、北風が吹き荒れる荒野だろうと思います。

理想を語ることが困難な時代という認識はありません。
例えば政治家たちは選挙前には口々にそれぞれの「理想」を口にします。

アメリカ大統領選でも、トランプはトランプの理想を、ヒラリーはヒラリーの描く理想の米国像を、サンダースはまた彼の目指す理想を・・・何処の国でも同じではないでしょうか?
理想を語ることは敵を作ることではないと思います。

寧ろ「現実」」を暴くことの方がずっと危険を伴います。「現実はこうだ」「王様は裸だ!」ということは勇気のいることです。
現実・・・わたしも、あなたも、彼も、その上で行き、生活している場所の歪みを指摘されることは誰にとっても心地よいことではありません。できれば「全て世は事もなし」と思っていたいでしょう。
楽観と鈍感と無思慮によって維持・継続される日常の安寧。

>北風が吹き荒れる荒野

に立つのは、熱く理想を語るものではなく、「今、ここにある危機」を指さす者ではないかと思うのです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

選挙前の政治家のスピーチを聞いている時というものは、特殊な
心理状態であって、庶民が政治というものを「信ずる」数少ない
ケースだと思います。
オバマ大統領のことを語っている方がいらっしゃいますが、実務
に入った時に、「反撃」をくらうというのが常なのでしょう。

言い方を少し変えれば、「理想を語り、既得権を得た人間のマイナ
スになると認識されたときに反発を受ける」となりましょうか。
それは、経済的利益だけでなく、社会的立場、その人のプライドな
ども含まれると考えます。

理想というものは、仰る通り「今ここにある危機」を回避すること
から始まると考えます。
つまり、「今が悪い」ということです。「革命」(これ以上の適切な
言葉はまだみつかりません)です。
もちろん武力とは無縁ですし、テロリズムであるわけでもなく、アナ
ーキズムでもなく、あくまで民主主義です。
民主的な「言論戦」に徹するべきで、しかも対立は極力避けねばなら
ない。そのためには、民主主義の上位に「人間主義」を置くべきであ
る。

大まかに言ってしまいましたが、こんなことを考えている次第です。
そして、思想を体系だてる能力はあまりありません。

お礼日時:2016/04/23 09:09

理想を掲げて生きる事自体もまた、変化し続ける世の中に参加する事であると私は思います。

猪突さんの言を、私は、可能な限りの主体性をもって、変化の中で希望や道筋を見出しつつ生きると言うこと、そんな風に捉えました。

ニャンポコさんも私も、頭ごなしな、人とはかくあるべきである、という決定論的な理想を思い描いている訳ではありませんから、猪突さんのご意見とは相反する事ではないでしょう。猪突さんも、理想が語られないと言うのではないとおっしゃっていますし。在る世界観ではなく成る世界観へ、というフレーズが、事の本質を言い表しているのではないかと。成る世界観とは、自身で選ぶことが出来ると言うことです。在る世界観は、(自分も含めて)発見すると言うことです。
成る世界観では、人は未来に向かって開かれています。
在る世界観では、人は止まっています。

理想にもまた、未来を拓いて行くものと、止まっているものとがあるでしょう。



このような事が、猪突さんが繰り返し述べられている事ではないかと。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

解説していただきありがとうございます。

概ね、腑に落ちました。

「ある世界観」と「成る世界観」は二極ですね。
確かに「成る世界観」を語る人は増えているように思いますが、
「ある世界観」に固執する人も増えている気がします。

かのシュワルツェネッガー氏は、「どうなりたいのかを探し出せ」
と言っています。同様の意見は多く、私もこれです。
一方、学歴偏重、世襲的世界観なども相変わらず根強い、というか
私はこれが優勢ではないかと見ています。

つまり、「保身」と「建設」あるいは「老人」と「青年」(もちろん
精神的意味です)の対立軸、対立です、妥協はできないし、してはな
らないと思います。
そして、それは人にレッテルを貼ってはならなくて、そういう「思想」
と対立すべきだという風に思います。

お礼日時:2016/04/23 08:28

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!