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35mmフイルムから暗室作業でモノクロプリントをする際、完成プリントの粒状感を部分的にコントロールする方法はあるでしょうか?

例えば、 白いシャツは柔らかく表現したいため、粒子はきめ細やかに、 背景の壁は粒子は荒くコントラスト高めにするなど。

部分的に粒子の大きさをコントロールする方法はありますか?

A 回答 (4件)

粒状性はフィルム現像によるものですからコントロールできません。


一般的に高感度フィルムほど粒子は荒れるし、増感現像でも荒れます。
昔はネオパンFにミクロファインで超微粒子現像を遣ったものです。

で、質問のケースでは、印画紙は1~5号まであり、1号は超軟調、5号が超硬調。
汎用な諧調は3号ですから、まずは印画紙の選択。
次に覆い焼きや焼き込みです。
覆い焼きは、円形の紙を棒の先に付けたものなど、使い易い小道具を自作します。
焼き込みは、両手を部分的に覆い、特定の部分に露光を多く掛けます。

何れにしても、高度な事を遣ろうとすれば、フィルムのデジタルデータ化(TIFFなど)し、レタッチ作業に頼る事になります。
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私の過去の限られた経験の範囲内での回答になりますので、話半分程度に読んで下さい。



>部分的に粒子の大きさをコントロールする方法はありますか?

No.3の回答者さんが書かれている通り、部分的に「粒子の大きさ」をコントロールする方法はありません。そのかわり、部分的に「見た目の荒っぽさ」をコントロールする方法ならあります。

私が使っていた方法を簡単に説明します。まず、意図的に荒れた感じにしたい部分を、お玉杓子を使って覆い焼きしながら印画紙露光します(意図的に露光不足の状態にします)。その印画紙を現像液に浸して画像が出てくるタイミングで、その部分に二次露光で適量の光を当てます。

そして印画紙現像が終了するまで、現像液に手を浸けて指でその部分をセッセセッセとこすり続けます。こうすることで、他の部分よりも露光量は少ないかわりに、他の部分より現像を促進して、濃度は同程度に仕上げるのです。

どのタイミングで二次露光を与えるか、どの程度露光するか、どの程度指でこするか、これらは決まった方式はありません。印画紙を十何枚も無駄にしながら、翌朝までかけて色々とやってみるしかありません。

こうして出来たプリントは、素人さんが見てもその部分だけ他の部分とは違う仕上がりになっていることが一目でわかります。ただし、質問者さんが書かれているような、「粒子は荒くコントラスト高め」というものではありません。強いて言うならば、「その部分だけ他の部分より汚く見える」といった感じになります。

>例えば、 白いシャツは柔らかく表現したいため、粒子はきめ細やかに、 背景の壁は粒子は荒くコントラスト高めにするなど。

挙げられている条件でしたら、部分的にソラリゼーションを発生させるか、あるいはそもそも撮影の時点でライティングに神経を使った方が良い結果を出せるのではないかという気がしますが、どうでしょうか。
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覆い焼きして露光時間や絞りを変えれば売る程度は可能でしょう。


具体的な手法はネガの状態や印画紙、現像液で変わりますからカットアンドトライでやってみるより無いでしょう。


暗室作業にこだわらないならスキャナーで取り込んでデジタル処理する方が簡単確実でしょう。
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筆で温めた現像液を塗ってというかグルグル筆でなぞって、部分的に粒状を上げる方法はあります。



あとは、焼きの時にマスクを足すとか
他にもあります。^^
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