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映画『シン・ゴジラ』についてですが、庵野秀明が「総監督」ということになっていて、別の方(樋口真嗣)が「監督」ということになっています。
「総監督」というのは、どのような位置づけで、実際、どのような役割をはたしているのでしょうか。
これは、この映画を庵野秀明が監督した作品と見ていいのでしょうか。
どちらかというと、それとも樋口真嗣の作品とみるべきなのでしょうか。
それとも両氏の共同作品ということなのでしょうか。
実質、作品についての演出の割合とか、現場での指揮監督の割合というのはどの程度の比率で行われているのかがわかりません。

A 回答 (1件)

推測ですが、



元々東宝特撮映画は、おもに人間ドラマ(本編)を撮る監督と、
特撮部分を撮る監督(特殊技術監督、略して特技監督)の二人体制でした。
例えば初代『ゴジラ』では、「監督:本多猪四郎、特技監督:円谷英二」です。
最終的な編集は、両者共同でやっていたみたいですが。

今回は、庵野秀明氏と樋口真嗣氏が二人とも素人時代から同人特撮映画を作っていた事もあり、
両者とも少しづつ両方に関わっていたのでしょう。 その中で、他の映画でも特技監督を
多数経験している樋口真嗣氏が特撮部分を、本編は脚本を書いた庵野秀明氏がメインに担当、
最終的にそのバランスを取ってまとめた事が「総監督」の肩書なのでしょう。

他の作品でも、作品にある人物のカラーを強く押し出したい時、その人物を「総監督」
という立場におき、シリーズ構成+演出のような仕事をさせている事が多いです。
特に「サンライズ」社製のTVアニメでは、その方法を使う事が多いです。
(各話の監督は別の人にまかせています)
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