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学習者の持つ、誤った認識の例。皆さんはこのような誤解を持ったことはありますか。
出典:放送大学 授業研究と学習過程(10)

意外な話なのですが、地球の形に関しての知識(地球は丸い形をしている)を得、その正しい情報と先入観とが矛盾すると辻褄を合わせるために、別の誤ったモデルを作る子どもがいるそうです。例えば四角い地球または、円板の地球が初期モデルです。辻褄合わせのモデルとして、地球が二つあるというモデル(平らな地球と球体の地球が存在する)や、中空の球体モデル(地球が球体をしているが、中が空洞になっており、中では平らな地面が存在する。その地面に人が立っている)や押しつぶされた球体モデル(球体が押しつぶされた形をしており、そのならされた天辺に人が立っている)を作るそうです。
画像は、三角形の高さはどれかという問題です。三角形の高さにおいて、教科書では三角形の内側に垂線を引いた事例で示すため、垂線が図形の外側に来ると、三角形の高さが分からなくなる児童がいることが報告されているそうです。成人でも、答えを忘れてしまいどれが正しいのだったかなと迷うことは多そうですね。
数学的に正しいのは5,6です。(理由付けの内容の括弧内は小学校の学年)
他に誤った認識の例として、次の例が挙げられています。
物体にはそれ自体が色を持っていて目がそれを捉える(小5)、物理的特性や効用が価格を規定している(本は時計より重いから高い、自動車は行きたいところへ連れて行ってくれるから高い)(幼児~小5)、生後に獲得した形態も遺伝する(小1~中2)、動詞は動作を表す単語である(「マラソン」「懸垂」は動詞だが、「休む」「怠ける」は動詞では無い)(小6)、江戸時代の日本は中央集権的な国家(大学生)、電球が付くと電流は消費される(小6,中2)

「学習者の持つ、誤った認識の例。皆さんはこ」の質問画像

A 回答 (1件)

誤った認識といえるかどうかわかりませんが、「原子では、惑星が太陽を中心にして回っているように、電子が原子核の周りを回っている」。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。電子がぐるぐる回っている・・・は一種のイメージですからね。

お礼日時:2017/05/09 21:57

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